サッカー百鬼夜行

第10節 対ジュビロ磐田(テレビ観戦)
2001.10.20(SAT) 札幌厚別公園競技場

コンサドーレ札幌 1-2 ジュビロ磐田
ビジュ【89分】 0-1
1-1
中山【44分】
金沢【76分】
スターティングメンバー
洋平 GK 大神

先生
健作
DF 秀人
マコリン
大岩
タブチ
三平
アダウト
板長
ゴンザレス
MF 西
福西
服部

俊哉
岳也
俺王
FW ジロー
ゴン
タブチ→山瀬【52分】
岳也→深川【64分】
ゴンザレス→野々村【72分】
交代 奥→金沢【45分】
福西→河村【61分】
ジロー→ノブヲ【80分】

試合の感想
 今季厚別最終戦は、前期王者・ジュビロ磐田を迎えてのホームゲームです。1stステージはライバルである鹿島の不調も相まってぶっちぎりで優勝。普通1stで優勝したチームは2ndで気合いが失せるのが通例なのですが、今季の磐田は昨季無冠だったことや世界と戦う貴重な機会なはずだった世界クラブ選手権の延期(実質中止)の悔しさもあるのか、ならばとばかりにJリーグ初となる完全優勝があると余計なことを思いついたらしく、2ndステージになっても気合い充分で勝ちを重ねています。
 個人的な希望としては磐田に完全優勝をしてもらって、あくまで「チャンピオンシップ」にこだわり続ける川淵チェアマンの目論見を覆してもらいたい、というのはあるのですが、さすがに札幌の相手となると話は別。1stステージのアウェイ戦で悔しい負けを喫しているのもありますから、今節は是非その三倍返し、つまりロスタイムに追いついて延長Vゴールで3点差をつけて勝ちたいものです(←3ラン?)。

 その磐田は中心である名波が右膝の故障で今季ほぼ絶望と、道内在住のナナギャル的にはガッカリな事態に加え、ヴァンズワムが前節でケガをしたため欠場とこちらは札幌サポーター的には残念な事態。とはいえ候補を含めるとそのほとんどが日本代表という豪華なスタメンは健在で、前節ハットトリックをかまして一気にブレイクしたジローこと清水が札幌で村八分にされて泣いていた恨みを晴らそうとスタメンを張ります。…アレ? ドサクサ紛れに代表候補に入ってるあの王子がベンチにもいませんが、ドサクサ紛れにトルシエに拉致されましたか?
 札幌は前回の対戦ではケガで欠場した俺王様が満を持して登場となったものの、前節の広島戦で左足首を痛めた山瀬がベンチスタート、バンバンが同じく広島戦で痛めた左脇腹が思わしくないため欠場。ここのところ俺王様を含めた3人のトライアングルが熟成されてきていただけに残念な事態となってしまいました。岡ちゃんは山瀬のポジションに「山瀬くらいの犬となれば彼しかいない」という半袖板長を入れ、板長のポジションには今野を、バンバンの代役には岳也を投入します。

 試合は序盤からホームの札幌が王者磐田を向こうにして堂々の内容を見せます。もはやお家芸となったといってもいい素早いプレスは今日も健在で、磐田はボールを持ってもなかなか決定的なチャンスを作れません。特に田渕はここのところの好調そのままに、日本代表の奥を蹂躙し続けるという非常に見応えがある(札幌サポーター的に)痛快な攻防を見せてくれました。しかし肝心の攻撃はというとやはりバンバンと山瀬の2人が不在というのは大きいようで、岳也も持ち味を充分に発揮しているのですが、さすがに磐田の3バックは強固です。惜しいヘディングシュートもありましたがなかなかいい形でボールをもらうことが出来ません。
 それでも中盤は板長を中心にワンワン言いながらボールを奪い続け、札幌ペースで試合は進みます。しかし後半44分、中山が頭で落としたボールをクリアしようとした健作が痛恨のクリアミス、中山へのポストプレイ返しとなってしまい、コレを決められ1点のビハインドを負ったまま前半が終了。

 さて後半、磐田は田渕に負けまくっていた奥が金沢と交代。さすが鈴木監督、影が薄いが打つ手は早い。追いつきたい岡ちゃんはそれを見て山瀬を投入して勝負をかけました。しかし、俺王様が厳しいマークに合いながらも随所に俺的プレイを見せるなど奮闘していましたが、いくら倒されても片山主審はほとんど笛を吹いてくれません。俺王様の日頃の行いがよっぽど悪いのか、それとも実は前日にたまたまラーメン屋で会った俺王様にチャーシューを奪われたという恨みでもあったのでしょうか。ともかくチャンスは作るものの決めることが出来ず、時間は刻一刻と過ぎていきました。
 後半15分過ぎに途中から消えていた福西が河村に交代すると、じわじわと磐田にボールを支配される時間が長くなってきました。そして後半31分、金沢に洋平のニアを抜くシュートを決められ追加点を許してしまいました。それにしても、このゴールに至るまでのダイレクトパスでの崩しはさすが磐田といった感じでしたね。さりげなく森くんが絡んでいたような気もしますけど。

 後半ロスタイムに珍しく俺フリーキックからのビジュのヘディングシュートが決まり、遅まきながら1点を返しました。直接ゴールを狙う時は恐ろしい精度を誇っているのに他人に合わせる時はてんでダメな俺王様のフリーキックが珍しく点に結びついたことも驚きですが、それよりも超人的な「その場ジャンプ力」を誇るビジュなのに滅多に決まらないヘディングでのゴールに驚きました。なんだよ、舞空術が使えるなら最初から使ってくれよ!
 この後、俺王様のゴール右隅を狙ったちょこざいな俺シュートを大神が大神のくせにかろうじてセーブしやがったり、それで得たコーナーキックで洋平まで上がるなど意地を見せましたが、ゴールすることはかなわず札幌の連勝は4でストップ。残留決定はひとまずお預けとなってしまったのでした。

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