サッカー百鬼夜行

コンサドーレ札幌とは?
コンサドーレ誕生の経緯
 人口自体は割といるくせにプロサッカーチームはもとよりプロ野球団すらなく、身も蓋もない言い方をすれば娯楽といえばススキノだけだったプロスポーツ不毛の地・札幌市。「ススキノだけで充分じゃん?」とか「力士はプロじゃねぇのか」とか、「ゴーバンズのでかい人も札幌出身」とかの意見もあるかと思いますが、まぁそれはさておいてJリーグが発足してからも蚊帳の外だった札幌市、「おらが街にもJリーグチームを!」という動きが、なぜかバブルが陰りを見せ始めた頃合いを見計らってわき起こりました(いや、ホントはもっと前からやっていたそうですけど)。
 そしていろいろ省略して1996年、札幌とはおおむねなんの関係もない東芝サッカー部の誘致に成功、北海道初のプロスポーツチームが誕生したのでした。

 …しかしまぁいろいろ好き放題書いてますけど、冗談抜きで立ち上げに尽力なさった方々には本当に感謝してもしきれません。是非Project Xで取り上げていただきたいものです。


「コンサドーレ」の由来
 「コンサドーレ」とはロシア語で「雪の大地」という意味です。

 嘘です。

 実際はホントにそうだったらいいなぁなんて妄想してしまうくらいビックリな由来でして、「道産子」を逆さ読みした「コンサド」に「オーレ」をつけてラテン語っぽくしたというものです。
 逆さ読みするだけならまだしも、ラテン語という暴挙に出るとはビックリです。ちなみに発案者は当時38歳の主婦だそうです。このセンス、誰にもマネできません。もう、山田くん全部持ってけ! ってな感じです。
 「冬のオペラグラス」で死んでも「恋のロープをほどかないで」ではもう平気だったこのオレを以てしても、この名前を受け入れられるまでは3年という月日を要しました。しかし慣れとは恐ろしいもので、今は全然平気でスタジアムでもコールできます。慣れればメコン川の水だって飲めるんですよ! 飲まないけど。


チームカラー
 チームカラーは赤と黒です。イタリア語で言えばロッソネロ、というとセリエAの強豪ACミランを思い出しますけど、思い出さないでください。あと黄色と黒ではないんで、たぶん24時間戦えないと思います(柏レイソルに譲ります)。
 さて赤と黒の意味を説明いたしますと、「赤は北海道の県花(?)ハマナスの花の色を表し、黒はかつて開拓時代に北海道を支えた石炭の色を表し」ています。なんて書くとなんかものすごくもっともらしいですけど、嘘ですからね。そもそもハマナス赤くねぇし。
 実際のところは別に赤黒のチームカラーは北海道とはなんの関係もなく、前述した東芝のユニフォームが赤黒(東芝の企業カラー)だったんで、それを受け継いでるだけです。いや、なんかそれなりの意味合いもあるにはあるらしいんですけど、どうしても後付けとしか思えないんで略します。喰いタン後付ルールはつまんないですしね。喰い發のみで親流された日にはもう! この蛭子能一!

クラブマスコット
 コンサドーレ札幌のクラブマスコットは、北海道に生息する世界最大級のフクロウであるシマフクロウをモチーフにデザインされた「ドーレくん」です。かつてアイヌの民から「神」と呼ばれていたこのフクロウとは対照的に、スタジアムでは愛嬌のある姿で華麗なダンスを見せるドーレくん、至近距離で見ると意外と目が怖かったりするのですが、オレ個人は割と気に入っています。キタキツネとか熊とか鮭とかカニとかウニじゃなくてよかったと、心の底からそう思います。
 あ、でも意外といいかもしれませんね。ウニ。「モチーフとなったウニのトゲが猛々しさを表しています」とか。ウニのマスコットがたたずむホームゲーム。

 やっぱいいや。


ダンスチーム
 ドーレくんに触れたならこちらにも言及しなければいけないでしょう。コンサドーレ札幌は、ホームゲームでキックオフ前やハーフタイム、試合に勝ったあとなどに出てきて試合を盛り上げる女性ダンスチームを持っています。その名も「コンサドールズ」。ダンスチームを持っているJリーグクラブはコンサドーレ札幌だけ(※)というのが自慢らしいです。ダンスチームなんて、フットボールはフットボールでもアメリカンなほうのフットボールじゃないかと思うんですけど。
 さてこのコンサドールズ、結成に当たって厳しいオーディションをくぐり抜けたメンバーで構成されているだけあって、ダンスは一流です。しかしまぁ何となくどこかいまいちあか抜けないという、いろんな意味で北海道らしいダンスチームです。

 (※)…最近(2000年10月現在)、大分トリニータのホームゲームに「豊後ドールズ(仮称)」なるダンスチームが出現したらしいです。あと川崎フロンターレは、対札幌戦のホームゲームの時だけ「フロンタールズ」というダンスチームを結成してました。

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