サッカー百鬼夜行

アウミール退団によせて
2001/08/28
 我々は1人の英雄を失った。しかし、これは降格を意味するのか? 否! 始まりなのだ! 他チームに比べ、我が札幌の財力は2分の1以下である。にもかかわらず今日まで戦い抜いてこられたのは何故か? 諸君! 我がコンサドーレの最終目的が残留だからだ。これは諸君らが一番知っている。

 我々は1部を追われ、2部移民者にさせられた。そして、一握りのエリートらが日本中にまで膨れ上がったリーグを支配して10余年、2部に住む我々が昇格を要求して何度踏みにじられたか。コンサドーレの掲げるサッカーファン一人一人の自由のための戦いを神が見捨てるはずはない! 我々の10番、諸君らが愛してくれたアウミール長作は去った! 何故だ!?

 新しい時代の覇権を選ばれた道民が得るは、歴史の必然である。ならば、我らは襟を正し、この戦局を打開しなければならぬ。我々は過酷な2部リーグを生活の場としながらも共に苦悩し、錬磨して今日の文化を築き上げてきた。
 かつて、ウーゴ・フェルナンデスはサッカーファンの革新は北海道の民たる我々から始まると言った。しかしながら他チームのモグラ共は、自分たちがサッカーファンの支配権を有すると増長し我々に抗戦する。諸君の父も、子もその他チームの無思慮な抵抗の前に死んでいったのだ! この悲しみも怒りも忘れてはならない! それを長作は、クビをもって我々に示してくれた!
 我々は今、この怒りを結集し、他チームに叩きつけて、初めて真の勝利を得ることができる。この勝利こそ、クビになった者全てへの最大の慰めとなる。道民よ立て! 悲しみを怒りに変えて、立てよ道民! 我ら北海道民こそ選ばれた民であることを忘れないでほしいのだ。優良種である我らこそ人類を救い得るのである!

 ジーク・俺王!

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