<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<rss version="2.0">
   <channel>
      <title>コンサドーレ札幌サポーターズサイト：サッカー百鬼夜行</title>
      <link>http://www.kingofsapporo.com/</link>
      <description>何はともあれコンサドーレ札幌を応援しているのかも知れません。</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2010</copyright>
      <lastBuildDate>Fri, 03 Sep 2010 23:59:59 +0900</lastBuildDate>
      <generator>http://www.sixapart.com/movabletype/?v=4.261</generator>
      <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 

      
      <item>
         <title>そろそろいつもの年の流れ</title>
         <description>2010年Jリーグディビジョン2第24節
愛媛FC 2-1 コンサドーレ札幌
得点者：札幌／古田（札幌ユース）
　　　　　愛媛／石井（札幌ユース）、内田（広島ユース）

　とりとめのない会話というのはいつの間にやら脱線に脱線を重ねているもので、飲み会なんかでも散々盛り上がった後に「そういえば最初何の話してたっけ？」と振り返ったら、今話してる話題とは全然何の繋がりもない話だったってことはよくあります。でも、どういう会話の流れでそうなったかというのを思い返してみたりすると、ここでああなってこうなってそうなった、ってのが納得できたりするんですが、話してる本人たちは繋がっていても、端から聞いてると全然繋がっていなかったりするんでしょうね。まぁ会社の会議なんかと違って他愛のない会話ってのは別に何らかの結論を出す必要もないわけですし、たいていその場のノリで会話してたりしますから、そんなもんなんでしょうね。
　厳しい残暑が続く8月最後の日曜日に行われた愛媛FCとの第24節。見事に逆転負けを喫したコンサドーレが繰り広げた流れも繋がりも統率もあったもんじゃないサッカーを、「雑談サッカー」と呼ぼうと思います。来週には忘れてると思いますけど。

　対戦時点で6勝7敗9分勝点27で12位、ここ5試合で1勝しかしていない札幌と、5勝9敗8分勝点23で14位、ここ9試合勝ち星のない愛媛。お互い同じような成績で同じような状況にあって、サッカーとしてはいまいちパッとしない内容でしたけど、それでもどっちがより強く勝とうとしていたか、どっちがサッカーをやろうとしていたかは一目瞭然でしたね。札幌にとってはあまり相性の良くないニンジニアスタジアムでのアウェイ戦、キックオフ時点で気温29.5度・湿度63％と厳しいコンディションだったこと、そしてひいきチームはそのぶんだけ厳しい目線で見てしまうことを差し引いたとしても、ひどいとしか言えない試合でした。古田のゴールで先制したとはいえ、あれも相手DFのミスからボールをかっさらってのもので、まぁ相手のミスを見逃さずにものにすることは大事ですけど、それ以外にチャンスらしいチャンスもほとんどなかったですし。藤山の退場についてはちょっと厳しすぎるような気もしましたが、90分を11人で戦えたとしても点を取ることは難しかったと思います。負けるべくして負けたと言えるでしょう。忙しくてあまり文章を書く時間を取れないってのは単なる自分の都合ですが、後半戦6試合で既に4敗目、しかも内容もおしなべてしょぼい試合が続いているとなると、さらに書く気も失せてなんだか本当にショボーンな感じです。
　ホントになんなんでしょうね。確かに選手層としてはリーグトップクラスなんて言えるわけではないですけど、それでも上位3チームあたりはともかく、ロアッソ熊本やアビスパ福岡あたりと比べて明白に劣っているわけでもないですし、やってるサッカーも（少なくとも方向性としては）間違っているわけでもない、以前も書きましたがさすがに昇格争いをバリバリできるほどじゃなくても、5〜6位くらいにはいてもおかしくないくらいの力は持ってると思うんですよね。少なくとも中位以下をちょろちょろしてるようなチームではないはずなのに、後半戦に入って成績は上がるどころかむしろ下がる一方。やっぱりメンタルの問題なんでしょうかね。やる気がないとか勝とうとしてないというわけじゃなく、やっぱ全体的におとなしいですよね。そのあたりは選手が替わって監督が替わっても全然変わらないのはなぜなんでしょうねぇ。若い選手が中心のチームなのだから、もっとこう中学生男子のような、些細なこともすぐにエロい方向に結びつけてしまう妄想力のような、あるいは辞典で一生懸命エッチな単語を探す本能に嘘をつかない情熱のような、みなぎるエネルギーみたいなのがあってもいいと思うんですけど。

　どっかの総理や財務相みたいに悪くなっていく様を注意深く見守っていくだけってのは困るので、なんとかして欲しいものです。どうにかなるかはわかりませんけど。</description>
         <link>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/09/post_926.html</link>
         <guid>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/09/post_926.html</guid>
         <category>サッカー</category>
         <pubDate>Fri, 03 Sep 2010 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>コンサと栃木のラブゲーム</title>
         <description><![CDATA[2010年Jリーグディビジョン2第23節
コンサドーレ札幌 0-0 栃木SC
得点者：札幌／
　　　　　栃木／

　アウェイでヴェルディに逆転負けを喫し、早くも後半戦3敗目を喫した札幌。前半戦の成績は5勝4敗8分の10位、この4敗というのは前半戦終了時点で3位につけていたジェフユナイテッド市原千葉と同じ数であり、つまり札幌がこの順位に低迷しているのはひとえに引き分けの多さ、イコール勝ちきれないことが多いという現れだったのですが、後半戦がスタートしてから4試合で既に3敗。前半戦ラストで千葉に勝って勢いに乗るどころかむしろ積極的に退却している始末。残り16試合3位との差は既に13。勝点差が残り試合数を上回ると逆転が事実上不可能な法則、名付けて「勝点差が残り試合数を上回ると逆転が事実上不可能な法則」まであと一歩というところまで来てしまいました。
　まぁ毎年言ってることですけど昇格争いしてようがしてまいがとにかく目の前の試合に勝つことを目指して欲しいわけで、勝てば海路の日和あり、とも言いますし（言いません）。しかしながら札幌は相変わらずの怪我人三昧。この試合は前節途中交代した石川が欠場、宮澤も屈腱炎…じゃなくて長母指屈筋で欠場。まぁ宮澤は怪我がなくてもどっちみち出場停止だったんですけど、スタメンはGK高原、DF藤田、藤山、吉弘、西嶋、MFに高木、芳賀、上里、砂川、岡本、ワントップに内村という布陣。靱帯を痛めていた岩沼が久しぶりにベンチに復帰したものの、メンバーのやりくりには厳しい状態と言わざるを得ません。しかしそれでもホームゲーム、ら負けるわけにはいきませんよね。

　そんなわけで試合。

　以下略。

　終了。

　<strong>猫のうんこ踏め！</strong>

　開始早々こそペースを握り、惜しくもオフサイドの判定ながらセットプレイから内村がゴールネットを揺らしたものの、その後はいつもの通りパスミスでチャンスを潰す、せっかくいい形を作ってもシュートに精度を欠くという拙攻の繰り返しでした。見方であるはずのホームグラウンド・厚別の芝は荒れ放題。2週間前の北九州戦ではここまでひどい状態になってなかったと思いますし、その後の日程を見ても先週末に女子リーグと札幌リーグの試合があったくらいでピッチを酷使したというわけでもなさそうですが北海道にしては暑い日が続いていたことと関係あるのかテレビ画面からでもハゲハゲなのがはっきり見て取れる状態で、たぶん見た目以上にひどかったんでしょう。その痛んだピッチと、この日もキックオフ時点で28.5度、湿度64％と北海道にしてはかなり蒸し暑い中での試合。どこのチームも試合は昼間にやったほうが照明代がかからないぶん助かるのですが、この時期昼間に試合ができるのは北海道くらいですからそのあたりはメリットとも言えるのですけど、たまにはこういうこともあるわけで、そういう意味ではあまりホームのアドバンテージというのは薄かったのかもしれません。
　前半岡本が惜しいシュートを2本外した時点で、あ、こりゃ今日は点が入りそうもねぇなってのが何となくわかってしまうような体たらくで、こういう予想だけは当たってしまうのは勘弁して欲しいと思います。

　相手がこれまで対戦成績4戦4勝の栃木SCだけに、勝って当然というふうに思いたくもなりますけど、よくよく考えなくても栃木の成績は9勝7敗5分で勝点32の6位。札幌よりも上ですし、シーズンはじめならまだしも、対戦が1周りしてこの位置をキープしているというのは、Jリーグ2年生、昨季は最下位ファジアーノ岡山と勝点差わずかに1のブービー賞だったチームとしては大健闘以上の成績と言っていいでしょう。逆に言えばJリーグ14シーズン目、J1も3度経験しているはずのチームとして今の成績はどうなんだと思わないでもありませんが、哀しいかなその栃木とホームゲームで引き分けるのが精一杯ってのが現実なんだと受け止めるほかないですよね。
　まぁ栃木も栃木でパスミスは多かったですし、大したチャンスもなかったんですけど、状況的には栃木にとっては是が非でも勝点3を取らなければいけない必要はないわけですからね。スコアは引き分けでも、実質的には栃木の勝ちに近い結果だったと思います。3位の千葉がFC岐阜に敗れたため勝点差はちょいとだけ縮まりましたけど、さりとてこれからどうやって浮上するんだと考えると、あまりプラスの材料がなさすぎて、ここまで来ると逆に愉快でたまらないですね。今年の楽しみはもう12月18日発売の涼宮ハルヒの消失のブルーレイくらいしかありません。]]></description>
         <link>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/08/post_925.html</link>
         <guid>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/08/post_925.html</guid>
         <category>サッカー</category>
         <pubDate>Fri, 27 Aug 2010 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>世界征服の基礎はまず練馬から</title>
         <description><![CDATA[2010年Jリーグディビジョン2第22節
東京ヴェルディ 2-1 コンサドーレ札幌
得点者：札幌／内村
　　　　　ヴェルディ／菊岡、平本

　前節ようやく後半初勝利を挙げた札幌は、今節はアウェイでの東京ヴェルディ戦。札幌のトップチームにとっては2002年7月28日のFC東京戦以来、ほぼ8年ぶりとなる国立霞ヶ丘競技場での試合です。この試合は「練馬区サンクスマッチ」。そろそろ札幌で暮らした年数を練馬区で暮らした年数が追い越してしまいそうな練馬区民のオレから見ると、普段生活していて<strong>ヴェルディの存在を意識することは一切ない</strong>のですが、国立競技場は練馬駅から大江戸線で30分くらいで行けることもあり、練馬区とのタイアップとして去年から行われています。
　そして今回はこのコンサドーレ札幌が練馬区民サンクスマッチ。練馬区産の夏野菜のプレゼントや、小さな女の子と大きなお友達に大人気な「プリキュア」シリーズから「フレッシュプリキュア！」のメンバー来場など、練馬区にちなんだイベントが行われます。ご存じの方はご存じかと思いますが、練馬にはその「プリキュアシリーズ」や「ワンピース」などを手がける東映アニメーションや、「おじゃる丸」や「遊戯王」などを手がけるスタジオぎゃろっぷなど、大小のアニメ制作会社が数多く存在しており、練馬区の基幹産業のひとつ。「空飛ぶパンツアニメ」として名を馳せた「そらのおとしもの」や、最近では「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」の二期など、よくよく空とパンツに縁のあるアニメを制作しているAICは、うちから歩いてすぐのところにあります。そんな練馬区のライバルは「ガンダム」シリーズのサンライズや「化物語」や「ひだまりスケッチ」シリーズなどを制作するシャフトなどのある杉並区で、両区在住のアニヲタ同士で心底どうでもいい覇権争いを繰り広げていたりいなかったりします。そんなアニメの街・練馬にちなんでのプリキュア登場。練馬区民でありコンサドーレサポーターであり、なおかつアニヲタであるオレは、そんなわけで明治神宮外苑にある国立競技場にやってきたのだ。

　まぁプリキュアが来ると言ってもどのみち着ぐるみなんだろうなぁと思いつつ、ひょっとしたら昔FC東京が「キャプテン翼」の三杉くんでやったような感じのこと（その試合の相手はヴェルディでした）があるかもという希望を持って行ったのですが、実際世の中そんなにうまくできてるはずもなく、思った通りの着ぐるみさんたちだったばかりか、キュアパッションがいません。この試合に来たのが現行シリーズの「ハートキャッチプリキュア！」ではなく1つ前の「フレッシュ」だったのは、たぶん「ハートキャッチ」の着ぐるみは今サンシャインシティにて開催中のプリキュアイベントに行ってるからだと思うんですけど、パッションはどこへ行ってしまったのでしょうか。サンクスマッチのチラシにもピーチ、ベリー、パインの3人しか書かれてなかったので確かに広告に偽りないのですけど、何となく納得がいきません。
　つーか今更ですけどそもそもどうしてプリキュアなんでしょうね。東映がらみなら、一般的な知名度ではおそらくワンピースのほうが圧倒的に上だと思うんですけど。集英社へのロイヤリティも高そうですけどね。ちなみに去年のサンクスマッチ（カターレ富山戦）には「<a href="http://www.toei-anim.co.jp/tv/negibozu/" target="_blank">ねぎぼうずのあさたろう</a>」がやってきたそうです。知名度的にもキャラ的にもちょっと微妙な感じですね。普段サッカーを見に来ない女児を狙い撃つ目的なんでしょうか。まぁ、プリキュアを従えて挨拶をする「俺たちのとしろう」こと志村豊志郎練馬区長というのもなかなかにシュールな絵でしたが。

　なんか試合について書くのがどうでもよくなってきましたが、しかたないので書くことにする。

　　札幌は前節かわいそうな退場を食らった高木が出場停止。その代わりにスタメンに名を連ねるのはベテラン砂川誠で、それ以外は前節と同じメンバーで臨みます。ヴェルディは一時期の不調を脱し、ここ7試合は負けなし。直近の2試合はヴァンフォーレ甲府と柏レイソルという昇格争いを繰り広げている2チームを連破、特に前節はそれまで無敗を誇っていた柏レイソルに初めて土をつけるなど、勢いに乗っています。
　中断前までは似たような順位にいたのに、方やヴェルディは3位まで勝点6差にまでこぎ着け、方や札幌はついに勝点差が2桁まで開いてしまっている状況。ここいらあたりで踏ん張らないと日付通りの終戦記念日になりかねないため、ここで勝って再びヴェルディをお仲間として迎え入れたいところ。
　しかし、とにかく暑いの一言。札幌でもここのところ30度を超える日も多かったようですが、それでも日が落ちれば過ごしやすくなる北海道と違って、19:30という普段よりも遅いキックオフ時間にもかかわらず、気温は全然下がりません。風もほとんどなく、スタンドで観戦しているだけで汗が止まりません。有明方面でやっていたお祭りの熱気がヒートアイランド現象を起こしているに違いないですね。そんな暑さだけに札幌の選手たちにとってはたいそうつらかろうと思っていたら、前半10分に砂川のスルーパスに抜け出した内村が飛び出してきたGKの上をふわりと浮かせる技ありシュートで先制。
　なんだ、やればできるじゃんと思っていたのも束の間、というか良かったのはここまででした。つまり10分で電池切れ。先制からわずか3分後には高木次男のシュートのこぼれ球を菊岡に決められあっという間に同点に追いつかれると、あとは防戦一方。さすがにヴェルディもこの暑さの中ではあまり無理をしてこなかったとはいえ、止める・蹴るといった基本技術がしっかりしているヴェルディの選手たちはパス回しに翻弄されなかなかボールを奪うことができません。前半あまり攻撃的にいかなかったのは、おそらくこういう暑い中でなるべく体力を温存する作戦もあったと思いますし、当初のプランでは「前半は0-0で」という目論見があったはず。そういう意味では追いつかれたとしても1-1という前半の結果は想定の範囲内だったでしょうし、藤山や石川、高原のファインプレイがなければ1失点どころでは済んでいなかったことを考えると、「1点とっておいて良かった」というのが正直なところだったと思います。

　ただノブリンにとって誤算だったのは、前半だけで思った以上に走らされたこと、そして負傷で石川を前半のみで代えざるを得なかったことでしょうか。前のほうのメンバーははっきり言って誰を代えてもおかしくない感じでしたけど、戦術的な意味合いとしてもプレイ的な意味合いとしても、石川を代える理由は怪我以外にあり得ませんでしたから、おそらく怪我なんだろうとは思っていましたが、石川の交代はかなりチームにとって痛かったと思います。ノブリンは苦肉の策で吉弘を入れて3バックにし、前線には岡本に代えて近藤を入れてきました。とにかく前でまったくボールをキープできない状態でしたからこれも致し方ないところでしょう。しかし開始早々は多少攻め込むシーンも見られたものの、やっぱりそれも最初だけ。時間とともにやっぱりヴェルディにボールを支配されるようになり、絶体絶命のピンチを何度も迎えます。ただヴェルディも決定力に関してはあまり良くはないようで、シュートが全然入りません。実際前節までのチーム得点数は20得点で、札幌（22得点）よりも少ないですし、第13節のファジアーノ岡山戦以降は「9試合連続で1点ずつ」というすごいのかすごくないのかよくわからない記録を続けており、得点力が上がらないのもこのあたりが原因なのかな、と思う次第。
　まぁ札幌にとってはずいぶん助けられたわけで、都合4回目くらいの決定的なシーンを外した時には「もしかしたらうっかり勝てるかも」などと思ったのですが、そうは問屋が下ろしませんでした。後半39分、左サイドを崩されマークがズレ、フリーの吉田にあげられたクロスを平本に押し込まれて逆転を許してしまいました。
　既に追いつく体力すら残っていなかった札幌は、試合終了間際の2度のチャンスもサイドのユース出身コンビが肝心なところでトンチキクロスを上げてしまいジ・エンド。結局90分で放ったシュートは得点に結びついた内村のゴール以外はたったの2本と内容的にも完敗。シュート3本のチームに負けることができるのなんてコンサドーレ札幌くらいしかないですよね。都合10回目の観賞となった「涼宮ハルヒの消失」を朝倉さんが襲ってくる前に切り上げてまで駆けつけた国立は、やっぱり今日も勝てませんでした。]]></description>
         <link>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/08/post_924.html</link>
         <guid>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/08/post_924.html</guid>
         <category>Ｊリーグ</category>
         <pubDate>Thu, 19 Aug 2010 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>火の国魂</title>
         <description>2010年Jリーグディビジョン2第21節
コンサドーレ札幌 2-0 ギラヴァンツ北九州
得点者：札幌／岡本、高木
　　　　　北九州／なし

　後半戦の巻き返しに向けるつもりが2連敗と、巻き返しどころかむしろ差し戻しといった感じになっているコンサドーレ札幌は、今節はホームに戻ってギラヴァンツ北九州との対戦を迎えます。今季から新規参入しJリーグの壁に苦しんでいる北九州は、ここまで勝利はわずか1試合のみという成績で最下位。札幌とは第12節で対戦して一応札幌が勝利していますが、開始早々の出会い頭に桐乃（そろそろ世間の潮流的に変更）のゴールで先制しながら、その後決め手を欠いて追加点を挙げられないどころか、試合の多くの時間で北九州にペースを握られるという、内容的にはお粗末な試合でした。最下位のチーム相手のホームゲームとなれば格好の「連敗ストッパー」、と言いたいところですが、何しろ強きをくじき弱きを助ける心優しき札幌だけに、あまり余裕をかますことも出来ないのが正直なところ。心に愛がなければスーパーヒーローじゃないというのはもう嘉永元年から言い尽くされていることではありますが、別にスーパーヒーローでなくてもいいのでしっかり勝点3取ってくださいというのがサポーターの正直な心情。
　そんな札幌のスタメンですが、前回の対戦で北九州DFの手を焼かせてたような感じの桐乃が怪我で欠場、近藤も累積警告で出場停止とFWが足りず、ワントップとしてはあまり向いてなさそうな内村がワントップ。トップ下に岡本、左サイドに高木、右サイドに古田、ボランチに芳賀と宮澤、最終ラインは前節出場停止だった西嶋と石川が戻ってきて、左から西嶋、石川、藤山、藤田と久しぶりに見慣れたメンツが揃いました。
　ちなみに桐乃はグロインペイン症候群だそうで、「愚露陰兵員」とか書くとどっかの暴走族みたいに見えるってのはどうでもいいとして、けっこう長引きそうですね。趙は怪我で今季出場なしで既に退団、李漢宰も2試合のみの出場で怪我で長期離脱中、朴ジンスも厳密に言えば助っ人として獲ったわけではないにしても、漢宰もいない、上里も波が激しいという状況でありながらここまでわずか1試合の出場に留まっており、外国籍枠は全滅状態ですね。これならダニルソン1人だけ残すって選択肢でもよかったんじゃないでしょうか。まぁしょせんは結果論ですし実際シーズン前にチーム全体の頭数も足りないところでそんな選択肢はあり得ないですけど。

　石川と藤山が久しぶりにコンビを組んだことで、多少守備に関しては計算が出来る布陣なような気がしましたが、試合開始直後にいきなり大島に決定的な形を作られる不安な立ち上がり。その後もどっちかというと北九州ペースで試合は進みますが、それでも10分を過ぎたあたりからようやく札幌も盛り返せるようになります。しかし相変わらず攻撃に工夫がありません。もともとゴール前を固める相手にパスで崩せるようなスキルがあるわけでもない上に、この試合のスタメンは前線にまったく高さがないのですから、1人ニアで潰れた上でファーサイドにサイドバックが突っ込んでくるとか、ダイレクトのワンツーパスを織り交ぜてみるとか、相手の裏をかくような動きをしてみてもいいように思うんですけどね。ずいぶん前からそうなんですけど、なんかね、やっぱりJ2といえどもプロなんですから、もっとこう、素人をうならせるようなプレイを見たいのですよ。それは世界的な名選手レベルの超絶プレイなんかを要求してるわけではもちろんなくて、サッカーとしていい意味でこっちを裏切るプレイ、要するに「そこでそっちに出すか！」なプレイとか「そこに走ってるのかよ！」なプレイとか、はたまた「海より広いあたしの心も、ここらが我慢の限界よ！」みたいな感じのプレイを見たいわけですよ。具体的に言えば、今でも忘れられないのが2001年5月19日の対ジュビロ磐田戦の和波智広のゴールみたいな。あれだって身も蓋もない言い方をすれば単なるカウンターなんですけど、クロスを上げた田渕にロングパスを出したアウミールがボールを持った時点ではまだ自陣にいたはずの和波が、いつの間にかゴール前に出現して決めたシーンですね。まぁあれも快足を誇った和波ならではという意味では個人依存かもしれませんが、同じくらい足の速い選手なら今のコンサドーレにだっているわけで。まぁ要するに藤田くんはもっとゴール前に顔を出して欲しいということなんですけどね。ベガルタ仙台の菅井さんはいつもゴール前まですっ飛んで来ますからね。個人的にはああいうサイドバックが好きだったりします。
　まぁそんなわけで相手ゴール前まで攻め込むシーン自体はけっこうあったものの、シュートにまで持って行けないことが多く、たまにシュートを打てたとしても、お約束に違わず君がいた夏の打ち上げ花火のように空へ消えていって0-0で前半終了。

　最近、というか最近に限ったことじゃなくて今年初めからのような気もしますけど、「前半ダメダメ、後半ちょっと持ち直す」というパターンを見せることが多い札幌。尻上がりに調子を上げると言うとなんかすごいかっこいいですけど、実際はそのダメダメな前半にぽっかりと失点し、後半持ち直してもたいていは時既に遅しか、せいぜい引き分けに持ち込むのが精一杯という感じがほとんど。そういう意味では前半に失点しなかったのは後半に向けては好材料じゃないか、とプラスに考えられなくもありません。なんだか「アイドルマスターゼノグラシアはアイマスとして見なければ面白い」くらいの後ろ向きなプラス思考ですけど。
　と言ったところで期待の後半ですが、やっぱり何となくピリッとしない感じ。まぁ今まで我らが札幌がピリッとしてたことなんてあったんですかと言われると、確かにピリッともプリッともしてなかった気もしますけどね。なんか「得点ってどこにいけば買えるんでしたっけ？」などとでも言うような感じのプレイだなぁと思っていた矢先の後半8分、相手のバックパスを読んでいた岡本が鋭く反応、慌てて前に出てきたGKをあざ笑うかのようなループシュートを決めて先制点を挙げます。
　先制して気をよくした札幌はようやく本来の、かどうかはわかりませんがペースを取り戻し、パスも人も良く回るようになります。25分には左サイドを細かいパスで引っかき回し、ペナルティエリアに突っ込んできたフリーの高木に内村からのパスが通り、これを高木が冷静に決めて追加点をゲット。まさしく相手の裏をかく理想的な攻撃パターン。なんでこれを最初から出来ないのかとも思うんですけどね。岡本の先制点で硬さが取れたからかもしれませんが、そうすると点を獲るためにはこういうプレイが必要なのに、こういうプレイをするためには先に点を獲らなければいけない、なんてニワトリとたまごみたいな理論になっちゃうわけですね。
　その後も札幌が押し気味に試合を進めますが、追加点を奪うことができないまま試合はアディショナルタイムへ。サッカーでは一番怖い点差と言われる2-0ではあるものの、まぁ試合の内容からは紛れも起きまいと割と安心して試合を観ていたら、最後の最後でアホなオチが待っていました。アディショナルタイムにノブリンは横野の投入を準備します。代えるのは疲れが少し見えていた上に1枚既にカードを受けている高木…だったのですが、ゆっくりと歩いてピッチを後にする高木に対し、吉田哲朗主審は遅延行為としてイエローカードを提示。これで2枚目となった高木はこの時点で退場となり、交代も認められなくなってしまいました。
　時間帯を考えれば明らかに時間稼ぎのための交代。であれば当然高木は急いでピッチを出るようなことはしないわけで、勝っているチームの選手としてはごく当たり前のプレイ。とはいえルール上それが明確に認められているわけでもないですし、あからさまな時間稼ぎというのもいいか悪いかと訊かれれば俺も「まぁ、あんま推奨されるプレイじゃないよね」と言わざるを得ないですから、主審が遅延行為だと判断すればそうなのかもしれないんですが…。どうなんですかね。高木に対して「まだ試合あるんだから早く出て」と促したのに従わなかった、というのならまだわかりますけど、そうじゃなくてチンタラしてたからカード、というのでしたら、やっぱり間違ってる気がしますね。以前から言っていることですけど、主審は選手を裁くために存在するのではなく、試合をコントロールするためにいるのですから。もちろん著しいラフプレイとか、看過できないルール違反に対してのカードは必要ですが、コントロールするための手段としてのカードであってはいけないと思うんですよね。

　まぁそんなわけで多少後味の悪い結果になってしまいましたが、とりあえず連敗をストップすることに成功。出場給をもらい損ねた横野くんは元気を出してください。</description>
         <link>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/08/post_923.html</link>
         <guid>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/08/post_923.html</guid>
         <category>サッカー</category>
         <pubDate>Wed, 11 Aug 2010 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>雉も鳴かずば</title>
         <description>2010年Jリーグディビジョン2第20節
ファジアーノ岡山 1-0 コンサドーレ札幌
得点者：札幌／おりません
　　　　　岡山／田所

　むしろ打たれちゃいました。

　昇格候補の一角・ジェフユナイテッド市原千葉に完勝を果たして前半戦をいい形で締めくくった札幌でしたが、勢いに乗って後半戦いいスタートを切るつもりがホームで横浜FCに敗戦とけつまずいてしまいました。今節はファジアーノ岡山とのアウェイ戦で仕切り直し…といきたいところですが、日本は現在夏真っ盛り。今年の夏は特に暑く、熱中症と見られる症状で病院に搬送される人も急増しているほどです。今年は冷夏だって誰か言ってませんでしたっけ。まぁそんな外を歩いているだけでいつやられるかというまさしく緊張の夏ではありますが、夏はサッカー以外のスポーツも目白押しな季節でもあり、土日はスタジアムがふさがっているためでしょうか、今節の岡山対札幌は金曜日の夜、しかも19:30キックオフという変則日程。しかしそれでもキックオフ時点で気温30.0℃、湿度68%という煉獄っぷりです。
　さて、試合会場となる岡山のホームスタジアム・岡山県総合グラウンド陸上競技場は、去年までは「桃太郎スタジアム」と呼ばれていましたが、今年になって「カンコー」ブランドを手がける学生服大手の尾崎商事（本社・岡山市）がネーミングライツを取得、3月から「カンコースタジアム」という名称になりました。ネーミングライツって別に企業名じゃなくてもいいんですね。つーか、カンコー学生服ってカンコーという会社が作ってるモンだと思ったのは自分だけじゃないでしょうから、確かに「尾崎商事」より「カンコー」のほうが通りはいいでしょう。だとすると「ベンクーガースタジアム」とか「ジョンカータースタジアム」とかもあったっていいじゃないですか。ちなみにベンクーガーもジョンカーターもジョニーケイも作ってるのは岡山県の企業です。まぁ、繊維業の盛んな地域ですしね。

　まぁそんな感じで我々世代以上しかわからないネタはどうでもいいとして、岡山戦。前節出場停止だった藤山は戻ってきたものの、その試合で退場した石川に加え、累積4枚目の警告を受けた西嶋も出場停止。センターバックは藤山と吉弘とこれまた初めてのコンビとなります。週中にセンターバックの趙晟桓が韓国Kリーグの全北現代に移籍、まぁずっと怪我で出てなかったのであまり影響はないでしょうけど、ついにベンチからDF登録の選手が消えてしまう事態に。
　そんなギリギリの状況ですが、試合が始まってみると問題はそれ以前のものであったことが発覚。とにかく動けないし、どこか集中力に欠けたプレイばかり。中断期間中走り込んできたという話ですが、涼しい北海道で走るのと、高温多湿の内地で走るのはわけが違うってことかもしれませんけど、元気なのはついこの間まで清水にいた高木くらい。特に上里のダメっぷりは目を覆うばかりで、開始早々、自陣ペナルティエリアやや手前でクリアボールを拾った後、何を思ったかその場でいきなりドリブルを開始。ボランチの選手があそこでドリブルをすること自体セオリーからはあり得ないんですが（去年のダニルソンも結構やってましたけど）、コントロールが妙にでかくなったところを岡山MF田所に奪われ、そのままミドルシュートを決められ失点。なぜあり得ないかと言えばあそこでボールを失うと一気に失点に結びつくから、というのを身を以て証明してくれやがりました。
　まぁそれはそれとしてこの田所のシュートは素晴らしかったんですけどね。この田所選手は昨季大体大から岡山に加入した生え抜き選手だそうですが、なかなかいい選手です。志村けんが東村山音頭で「狭山田所情けが厚い」って歌ってましたから、てっきり埼玉出身かと思っていましたが大阪の人でした。
　その後も上里は持ちすぎては奪われ、その次は持ちすぎを意識するあまりにパスの精度を欠き、そしてまた持ちすぎて奪われの繰り返しで前半35分で岡本と交代。前半途中で膝を痛めたためのようですけど、ケガがなくても前半で替えられてた出来でしたね。彼は定期的にこういう状態になるというか、むしろこれが基本でたまにいいプレイをする日もあるといったほうがいいのか、とにかくその辺もっとコンスタントにプレイのレベルを維持できるようにならないと、ボランチとしては使いにくいですよ。少なくともあの状況であの場所でドリブルをしちゃダメゼッタイ。ガソリンスタンドで給油してるときにタバコに火を着けるようなもんです。わかっててやるのはドリフくらいです。まぁひどいのは上里だけじゃなてチーム全体ほとんどいいところがなかったんですけどね。そんなわけで前半は1点ビハインドで終了。

　後半、いい加減ケツに火が付いたか札幌がペースを奪います。しかし攻め手に工夫がなく岡山の守備陣を崩すまでには至らず。いくら下位チームといえど単純なクロスを上げるだけではよっぽど精度の高いボールを入れなければ決まりませんし、もともと岡山は順位こそ札幌よりも下ですが、前節までの総失点数は札幌より少ない20。そんなに守備の弱いチームではありません。結果、ゴール前の相手を崩すまでに至らずペナルティエリアの外からシュートを「打たされる」か、それらをくぐり抜けた数少ないチャンスも、フィニッシュの精度を欠いて決められず。カイジの「沼」を見てるようです。カイジは最終的に難攻不落の沼をあの手この手で攻略しましたけど、こっちはもうなんというかあの手もこの手もない感じ。ネコの手でも借りたい心境ですよね。手を使っちゃダメですけど。
　結局最後まで札幌はゴールを決めることが出来ず0-1のまま試合終了。この出来を見る限りではおそらくあの失点がなかったとしてもスコアレスドローが関の山だったでしょうけど、それだけに不用意な失点が悔やまれますね。

　ちなみに数ある記録の中でも難易度の高い「Jリーグ全チームから敗戦」記録は、現在横浜FCが達成に一番近いところにいますが、後を追うコンサドーレ札幌も、この試合で岡山に負けたことにより、残りは栃木SCとカターレ富山とFC岐阜とギラヴァンツ北九州の4チームに倒されればいいというところまできました。ただ横浜FCは確か北九州と岡山の2チームで達成なので、若干不利かもしれません。</description>
         <link>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/08/post_921.html</link>
         <guid>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/08/post_921.html</guid>
         <category>試合の感想</category>
         <pubDate>Tue, 03 Aug 2010 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ある意味レジェンド</title>
         <description><![CDATA[2010年Jリーグディビジョン2第19節
コンサドーレ札幌 1-2 横浜FC
得点者：札幌／藤田
　　　　　横浜FC／西田、高地

　前節、ジェフユナイテッド市原千葉を相手に望外の勝点3をゲットできた札幌は、今節は札幌ドームでのホームゲームで後半戦の開始を迎えます。勝ちに不思議の勝ちありとは野村克也監督の言葉であり、「勝目有」という名前に聞き覚えのある人はごく限定された同窓生だと思いますが、どんな内容でも勝ちは勝ち。現在10位と昇格を目指すにはちょっと厳しい順位に留まっていますが、後半戦を盛り上げるためにも、前節の勝利での自信をきっかけに再浮上したいところです。
　一方、札幌と勝点3差で12位につける横浜FCは、得点ランキングトップを走ってきたエースFW大黒将志のレンタル期限が切れ、FC東京へ移籍するという痛手はあったものの、前節は首位柏レイソルに2度突き放されて2度とも追いつく粘り強さを見せドロー。この試合では大黒の穴埋めとして獲得した魁皇…いやカイオがスタメンで出場。187cmの長身に加え懐の深いボールキープを得意としており、高さがあまりない上、同タイプのネット（千葉）にも手を焼いていた札幌はセンターバックにとっては、要注意選手の1人です。

　さて、この試合で対戦する札幌と横浜FCには、方やワールドカップ日本人初ゴールを挙げたゴン中山、方や日本人初のセリエAプレイヤーとなったカズという、Jリーグ黎明期から日本サッカー界を牽引し続けた2人が所属しています。両雄が久方ぶりに相まみえることになったこの試合は「レジェンドマッチ」と銘打たれ、（札幌にしては）大々的なPRのもと、目標3万人という動員がかけられました。個人的には例えるなら「うしろ指さされ組再結成」くらいの今更感なんですけど、それでもさすがにビッグネーム2人の知名度は高く、折しも日本代表がベスト16という結果を残した先のワールドカップによるサッカーブーム再燃も手伝ってか、観客は目標値には届かなかったものの、26,875人という今季最高入場者数を記録しました。
　とはいえ、そんな2人も既に42歳と43歳と肉体的なピークはとうに過ぎています。「使う」前提で考えた場合、スターティングメンバーとしてはもちろん、局面を変える場合の交代要員としてもなかなか使いどころの難しい選手ではあります。もちろん彼らが入ることでのチームのメンタルの部分への影響度は大きいでしょうが、後半残りわずかな時間での投入というのが現実的なところ。しかしそれでも消化試合ならまだしもバリバリのレギュラーシーズンですから、その時点で負けてるほうはもちろんのこと、勝ってるほうも1点差くらいではなかなか使いづらいでしょうね。要するに「レジェンドマッチ」を実現させるには、札幌のノブリンと横浜FCの岸野監督の両方が空気を読んでくれるかどうかにかかっています。
　で、結果から言えば<strong>1番空気を読めなかったのが大西主審</strong>だったわけですけど。試合開始早々、ペナルティエリア内で西田の突破を止めた石川のプレイをファウルと判定、横浜FCにPKを与えます。ここまでわずか52秒。さらに大西主審は石川にはレッドカードを与えて退場させます。ちなみにJリーグでの最速退場は東京ヴェルディの菅原智選手で、2009年年4月15日の対サガン鳥栖戦で6秒という記録が残っています（公式記録では0分）が、石川の退場は公式記録上は2分となっています。試合を始めたら2分でレッドなんて、サトウのご飯みたいですね。この試合、これまで抜群の読みで守備を支えてきた藤山が出場停止で代わりにスタメン出場したのは吉弘。本職のCBである吉弘の怪我が治り、そして高さ面での不利であってもノブリンがこだわってきた石川と藤山のコンビに対して、吉弘がどういうプレイをするかもひとつの注目でしたが、確認するヒマすらありませんでした。

　VTRで見る限りは石川はボールに行ってましたんで、PKの判定も相当怪しかったですけど、それ自体についてはまぁいいんですよ。これまで逆に札幌にとって儲けもんのPKをもらったことだってありましたから。でも、開始2分で退場させるってのはどうかと思うんですよね。もちろん故意にボールを手で止めたり、真後ろから足を狙ってタックルしたり、なんか侮辱的なことを言ったのであればいつであっても退場して然るべきですし、実際カードを出すタイミングや状況から石川がなんか言ったに違いないと思ったんですよ。でも公式記録見ると、S6（侮辱）じゃなくてS5（得点機会阻止）になってるんですよね…。GKの高原まで抜かれてゴールが無人だったり、最初から倒すつもりで手を使ったのならS5ってのもわかりますけど、そういう状況でもなかったですし。わけが分からないです。好意的な見方をするのであれば、実際石川は言っちゃいけないことを言ったけど、そうすると間違いなく出場停止試合数が上乗せされますから、微妙な判定だったのもあってせめてもの情けでS5にしたとか。逆刃刀でタコ殴りにするようなもんですけど。
　何度も書いていますけど「俺がルールだ」みたいな試合のコントロールをするレフェリーには困ったものです。開始2分で1人減ってしまえばその時点で「レジェンドマッチ」もクソもなくなることがほぼ確定ですし、そうでなくても試合としても完全にぶちこわしですよね。レフェリーだって興行の一部なんですから、「いい試合にするためのコントロール」をする義務があると思うのですよ。もちろん迎合した笛を吹けと言いたいわけではないですし、レフェリーにドラマを作り出されても困るんですけどね。いずれににしても判定が覆るはずもなく、このPKを決められて札幌はビハインドを背負ったまま試合の大半を10人で戦わなければならなくなりました。
　10人になったことで、ノブリンは内村に代えて高木を投入。内村はあまり守備が得意ではないですからこの交代は仕方がないですけど、結局1度もボールに触ることなくピッチを後にします。先制された後はさすがに受け身になりながらも、うーえーさーとーがミドルシュートを放ったり、高木の突破から何度かいい形のチャンスは作っていたのですが、34分に高地にクリアボールを拾われ、見事なミドルシュートを決められて突き放されてしまいました。　1人少ない状況で負けている以上、多少のリスクは覚悟の上でしたし、まぁあのシュートは高地を褒めるしかないと思うのですが、結局はこの1点が最後まで重くのしかかってしまいましたね。
　後半、前節勝利の立役者だった古田に代えて近藤を投入したノブリン。しかしストライカーを1人増やしたところで、数的優位で2点のリードを得ている横浜FCの守備陣は、無理をせずに人数をかけて守り、隙を付いてカウンターを仕掛けるだけでいいわけで、なおかつ札幌の選手は横浜FCではなく大西主審と戦ってしまっており、なかなか反撃の糸口を掴めません。気持ちはわかりますけどね。よくイエロー2枚（両チーム合計では4枚）で済んだと思います。
　それでも紀梨乃の単独突破で何度かチャンスを演出、15分には藤田征也が「さっきの石川がPKなら今のもPKじゃない？」という倒され方をしますが、ハーフタイムで基準が変わったようで大西主審はスルー。まぁ普通ならあれじゃPKはもらえないですけどね。普通なら。そして20分、宮澤からのクロスボールに征也が反応、新婚らしい突破（関係なし）で相手の裏を取り、頭でねじ込んでゴールをもぎ取りました。
　1点を返し俄然意気の上がった札幌は、ようやくレフェリーと戦うのをやめて試合に集中できるようになりましたが、残念ながら反撃もここまで。ほぼ1試合を10人で戦った割にはよくやったほうでしょうか。まぁ11人いてもこういう試合することは今までもあったのですけどね。

　さて、ゴン中山は86分に紀梨乃との交代で出場したものの、カズは出場なしで結局レジェンドマッチも実現せず。まぁそれに関しては岸野監督の考えですからどうこう言うつもりもないですし、仮に2人が同時にピッチに立ったからといって話のひとつのネタくらいにしかならないのですけど、試合の結果もこれでは「何か」を期待して集まったお客さんにとっては「予告編だけが面白かった映画」みたいな感じかもしれませんね。]]></description>
         <link>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/07/post_920.html</link>
         <guid>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/07/post_920.html</guid>
         <category>サッカー</category>
         <pubDate>Thu, 29 Jul 2010 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>俺たちのフクアリ</title>
         <description><![CDATA[2010年Jリーグディビジョン2第18節
ジェフユナイテッド市原千葉 0-3 コンサドーレ札幌
得点者：札幌／古田x2、岡本
　　　　　千葉／いなかった

　日本代表ベスト16進出、スペインの優勝という結果となったワールドカップも終了し、Jリーグもめでたく再開となりました。J1は既に7月14日にAFCチャンピオンズリーグによって未消化だった4試合が行われていますが、今週末からJ1、J2ともに本格的にリーグ戦が再開されています。1ヶ月以上も期間が空いたのでなんか中途半端な感じはしますが、J2はこの試合が前半戦の最終戦。中断時点で12位のコンサドーレ札幌は、現在3位につけるジェフユナイテッド市原千葉との試合に臨みました。

　昨季J1で最下位となりJ2降格となった千葉。あの参入決定戦を含めれば既に3回も降格を経験している札幌にとっては、J2は落ちるところではなく帰るところと言ってもいいレベルなのですが、千葉にとってはチーム史上初めての降格となるだけに、さぞ無念だったでしょう。J1で5勝しか挙げられなかったチームが1年でJ1返り咲くためには戦力補強は必須ですが、そうでなくともJ1では運営予算の少ないことで有名だった千葉。J2降格によってスポンサー料も減額があったでしょうから、大きな補強も難しい状況だったに違いありません。そんな千葉のピンチに颯爽とやってきたのが、オシム監督時代の千葉躍進期を支えた佐藤勇人や村井慎二、茶野隆行、林丈統といったメンバーたち。キン肉マンや男塾で言えば「お、おまえたち、生きていたのかーーーー！！」といった感じでしょうか。そんな感じで千葉はJ2降格初年度チームにありがちな「上から目線サッカー」の罠に陥ることもなく、未だ無敗で首位を独走する柏レイソルには若干差をつけられたものの、2位のヴァンフォーレ甲府とは勝点3差で昇格圏内をキープしています。
　札幌のメンバーは、前節怪我で欠場した藤田征也が右サイドバックとして復活。前節右サイドバックを務めていた芳賀がボランチに戻り、前節ボランチの宮澤をトップ下に、前節トップ下の古田を右サイドに持ってきました。そして中断期間中に清水エスパルスから期限付きで加入したばかりのDF高木純平もベンチ入り。高木琢也、高木貴弘に続くチーム史上3人目の高木さん…と思っていたら、実は「たか"ぎ"」ではなく「たか"き"」さんだったんですね。ユニフォーム見て初めて気づきました。でも、砂さんが毎回「すな"が"わ」と呼ばれちゃうのと同じように、どこへ行っても必ず「たかぎさん」と呼ばれちゃうんでしょうね。茨城県民は「いばらぎ」と言われると怒ります（ネタじゃなくて本当に怒る人が多い）けど、高木の場合たぶんもう毎回説明するのが面倒だからそのままスルーしてるでしょうね。素直に読んでもらえない名前を持つと苦労しますよね。
　そんな感じで中断前よりは状況は多少良くなってきたことで、後半戦に向けて巻き返しを図りたい札幌ですが、それでももともとの戦力に差のある千葉はやはり厳しい相手であることは間違いありません。つけいるスキがあるとすれば、試合会場であるフクダ電子アリーナです。球技専用スタジアムでの成績はあまりよくない中で、フクダ電子アリーナでの成績だけは異常なほど良く、2006年の第86回天皇杯ではここで行われた千葉戦とアルビレックス新潟戦に勝利（新潟戦はPK勝利）し、場違いなほどの弱さで降格を果たした2008年ですら、ナビスコカップでは1-1の引き分け、リーグ戦でも3-0で勝利と、ここでの試合は1度も負けていないという相性のいいスタジアム。
　とはいえ、実際問題スタジアムの相性なんてあるんでしょうかね。プロスポーツの世界では「ホームスタジアムではホームチームが有利」というのは定説なんですけど、それはスタジアムでのファンの数や声援の多さ、スタジアムへの慣れ、移動に伴う疲労の少なさなど複合的な要因があってのことですし、それが試合の行方に多少影響を及ぼすことはあっても、それそのものが試合の結果を左右するなんてことはない…ハズなんですけど。どうもこの試合を観てたらなんかそういうオカルト的な何かがあるような気がしてきます。

　試合の立ち上がりこそどちらペースともつかない静かな立ち上がり。しかしそう思ったのも束の間、開始5分に早々と新たな「フクアリ伝説」の幕が開きます。コーナーキックを得た札幌がショートコーナーからのクロスのこぼれ球に詰めた古田が右足でミドルシュートを決め、大方の予想に反して札幌が先制点を挙げます。
　札幌にとっては喉から触手が出るほど欲しかった先制点ですが、この先制点が千葉の選手に火を着けてしまいます。先制以降の札幌はほぼ完全に防戦一方。セカンドボールも拾われまくりで押し込まれまくり、札幌はどういう方向性のコンセプトなのか、頭に海苔をくっつけたような近未来なヘアスタイルで試合に出てきた1トップの紀梨乃まで守備に戻らざるを得なくなるシーンも多々ある有様。それでもたまに前がかりになっている千葉の守備の裏を突いてカウンターを繰り出しますが、前がかかってるくせにしっかり戻ってくる千葉の運動量と集中力はさすがに伊達ではありません。最初のうちはなんとかついて行けていた札幌も徐々についていけなくなり、ピンチを招くシーンが増え始めてきました。それでも高原のファインセーブやDF陣の頑張りで前半をリードのまま終了します。
　後半も内容は変わらずほぼ一方的な千葉ペース。追いつかれるのも時間の問題かと覚悟を決めつつ試合の行方を見守っていましたが、ここからが不思議空間の恐るべき本領発揮となります。千葉に何度も崩され、そして何度もシュートを打たれているのに、これが全然入りません。もちろん選手たちが身体を張って守ったことも大きいのですけど、普通だったら決められていてもおかしくないところでもボールは枠の外へ飛ぶばかり。かといって札幌もセットプレイ以外ではほとんどチャンスも作れていなかったので、ノブリンも途中から追加点をあきらめたのか、後半15分には守備と体力に不安のある内村を下げて高木を投入。この選手をじっくり見たのは初めてだと思いますが、なるほど、久しぶりのワンワンディフェンスが持ち味の選手っぽいですね。けっこう危なっかしい気もしますけど。
　とはいえほころびは既にあっちこっちに見受けられる札幌、体力稼ぎのために少しでもドリブルでキープしてもらおうという目論見か、上里を下げて岡本を入れたりしますが千葉を押し戻すほどの流れには持って行けるはずもなく、それでもなぜかゴールに結びつかない千葉の攻撃をかわし続けて試合はあと数分を残すのみ、というところで思わぬ形で2点目が入りました。後半44分、右サイドでボールを受けた古田がドリブルでアレックスをかわし中に切れ込み得意の左足を振り抜くと、ボールは美しい軌道を描き逆サイドのゴールネットに突き刺さりました。古田のプロ入り初の1試合2得点で札幌が突き放しに成功します。
　この時間での2点差、普通のチームならほぼ試合の結果は決まりということになりますが、どっこい我々の応援しているチームは「普通のチーム」ではなくコンサドーレ札幌です。ロスタイムで3失点できる希有な才能を持ったチームです。つまり2点はとても安心できる点差ではないのです。しかしここでもフクアリはやはりフクアリでした。失点するどころか逆にロスタイムには千葉の守備陣の緩慢なプレイからボールをかっさらった岡本がゴールを決めて完全にダメ押しに成功。意外や意外の3対0という大差で札幌が勝利したのでした。

　試合を支配していたチームが必ずしも勝つわけではない、というのはサッカーでは常識ではありますから、勝ったことについてはまぁ特に不思議ではないのですけど、それでも不可解なのは、この内容で失点をしなかったことですよね。これでフクアリでは5試合やって失点はわずかに1。統計の母体数が少ないとはいえ、ここで対戦してきた相手との力関係を考えれば、単に負けてないだけじゃなく5試合のうち勝利が4つ（そのうち1つはPK戦ですが、蹴った人全員が決めた）、そして依然として<strong>優也のチョンボでしか失点してない</strong>というのは本当に謎レベルです。今後は札幌戦だけ臨海競技場にさせられるかもしれません。
　ちなみにどうでもいい話ですが、フクダ電子アリーナの冠スポンサーであるフクダ電子の本社と、千葉の胸スポンサーである富士電機グループのひとつ富士エレクトロニクスの本社は徒歩5分程度の距離にあります。本当にどうでもいい話ですね。]]></description>
         <link>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/07/post_919.html</link>
         <guid>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/07/post_919.html</guid>
         <category>サッカー</category>
         <pubDate>Thu, 22 Jul 2010 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>ごぶたさしてます</title>
         <description>　生きてます。たぶん（挨拶）。

　なんだか妙に忙しくて更新もままならない状況が続いているのですが、そんなこととは関係なくJリーグ再開までの時間も刻一刻と近づいています。我らがコンサドーレ札幌も再開後の巻き返しを図るべく日々トレーニングを積んでおり、相変わらず怪我人は多いものの、チーム作りの遅れを取り戻すべく実戦練習にも力を入れています。6月26日にはJ1の川崎フロンターレと、6月30日には札大GPと、そして7月4日には北海道教育大学岩見沢校などとテストマッチを行いました。
　代表組を欠いているとはいえJ1で5位につけている川崎フロンターレに3-0で完勝したかと思えば大学生チームに苦戦したりと相変わらず不安定といいますか、「相手が強くなきゃ実力以上のもんは出ない」を地で行ってるチームですが、懸案事項だったサイドバックの片山の獲得はどうやら見送りのようです。今の時点でサイドバック1人を変えたところで劇的な効果があるとは思えませんし、劇的な効果を生むほどのサイドバックだったらそもそも最初から札幌の練習に来てないでしょうから、仕方がないのかもしれません。もともと昨季は横浜FCでバリバリのレギュラーだった片山が今季試合に全然出ていないのは、腰を痛めたことが大きかったそうで、これ以上腰痛持ちが増えたらクラブハウスを定山渓に持っていかないといけなくなりますし。いずれにしても再開に向けて戦力補強はないということは、あとは怪我人の復帰に期待するしかなさそうです。

　その怪我人のうちの1人ですが、ユースからの生え抜き選手今やチームの中心選手に成長したMF藤田征也がめでたく入籍したとのことです。お相手は高校時代の同級生。高校1年生からおつきあいを始めて7年間温め続けてきた交際を成就させたそうです。そうするってーと何か？　もしかしなくても高校1年生で既に彼女がいたってか。学生の頃ってサッカーとかギターとかうまいヤツはモテるよね。その上イケメンつーかさわやかだとMMKだよね。運動はできないし楽器はできるけどオーケストラみたいな地味なことやっててツラだって別段たいしたことのないオレなんて会話してくれる女子すら少なかったですもんね。そりゃ二次元にも走るってもんだよね。ふんだ。
　さて、心の傷を自らえぐるようなマネはここまでにして、新聞によるとそのお相手は…一般の方のはずなのに新聞にも思いっきり名前出ちゃってますけどいいんでしょうか。未来さんというお名前だそうで。何とお読みするんでしょうね。普通に読めば「みき」さんなんでしょうけど、ひょっとしたら征也くんは「ミクは俺の嫁」とリアルに言える立場になったということなんでしょうか。あるいはもう少しひねって「みくるは俺の嫁」だとしたら、まったくもって許し難いほどの充実っぷりです。まぁ俺の嫁は長門ですけど。ひとまずスタジアムで「果報者！」とヤジを飛ばしたいので、早く怪我を治して欲しいと思います。

　あと最後に悪いニュース。かつて札幌に在籍した「俺たちの三原さん」こと三原廣樹が酒気帯び運転で逮捕されたそうで。2007年シーズンを以て現役を引退してから、故郷の佐賀に戻り実家のとうふ屋さんを継いでいたのは皆さんもご存じのことかと思いますが、久しぶりにその名前を聞いたと思ったらこんな話。現役時代に酒気帯び運転で接触事故おこして解雇された選手を間近で見ていたでしょうに…。とうふ屋として道交法違反で捕まるのなら、せめて走り屋として速度超過であるべきではないかと思いました。</description>
         <link>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/07/post_918.html</link>
         <guid>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/07/post_918.html</guid>
         <category>サッカー</category>
         <pubDate>Wed, 07 Jul 2010 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>なぜか奨典</title>
         <description>　ブブゼラ食うていきなはれ（挨拶）。

　世間ではワールドカップ真っ盛り。サッカーに興味がある人はもちろん、普段あまりサッカーを見ないという人でも、試合がそれなりに視聴しやすい時間にやってることが多い（真夜中の試合もありますが）ので、なんとなしにでも見て、メッシやカカやC・ロナウドや中山元気といったワールドクラスの選手のプレイを見ているという人が多いと思います。
　そんな世間の喧噪とはまったく関係なく、コンサドーレ札幌の選手たちは来るべきリーグ再開に向けてトレーニング中。とはいえ怪我人が多いのは相変わらずで、近藤も右足関節遊離体、いわゆる「ネズミ」の除去手術を受けて全治6週間とのこと。だましだましやるよりは手術したほうがいい、文字通り「思い切った」と思いますが、再開初戦のジェフユナイテッド市原千葉戦に間に合うかどうかは微妙なところです。まぁ前回も書いたとおり、この中断期間は怪我人の多い札幌にとってはめぐみの時間と言えるわけですが、さりとて怪我人が戻るまではメンバーが揃わないわけですから、チームを固め直すことは難しいのもまた正直なところ。特に吉弘が復帰したとはいえDF陣のメンツ不足は深刻です。そんな中、横浜FCのDF片山奨典選手の練習参加が発表されました。

　片山選手は1983年9月8日生まれの26歳。国見高校から国士舘大学を経て2006年に名古屋グランパスエイト（当時）に加入。2008年までの3シーズンで35試合に出場し、2009年に横浜FCに移籍、このシーズンは左サイドバックとしてチームトップの46試合、3,909分出場を果たし不動のレギュラーとして活躍しています。今季は腰痛もあってあまり試合に出ていないようですが…また腰痛持ちですか。自分も最近腰が痛いですけどたぶんそれはトシのせいですね。ハタチなのに。
　左サイドバックは今季からレギュラーに定着していた岩沼が12節のギラヴァンツ北九州戦で靱帯を負傷し長期離脱を余儀なくされ、ぽっかりと穴があいたまま。一応左サイドバックの本職は藤山もいますけど、今となっては直樹とのセンターバックコンビは崩したくないでしょうし、西嶋もこなせますがけど彼が左に回ると今度は右サイドバックがいなくなります。征也はできれば前で使いたいですし（その征也もケガがち）、芳賀もボランチでワンワン言っててもらいたい選手。漢宰がいれば彼を真ん中で使って芳賀をサイドバックで使えるのでしょうが、その漢宰も怪我で離脱中と、やりくりするにも限界が来ていましたからね。三上部長としても本音を言えばセンターバックが欲しいのかもしれませんが、多少時間の猶予があるとはいえよっぽどの選手じゃなければせっかく良くなってきた藤山と直樹のコンビを崩すのはデメリットにしかなりませんし、そんなよっぽどクラスのセンターバックはどのチームも手放すはずもないですからね。補強ポイントとしては間違ってはいないと思います。
　それにしても今回は「獲得」ではなく、現チームとの契約期間が残っている中での練習参加。チームからの発表では「本人の意思と両チームの合意のもと」ということになっていましたが、横浜FCもよく認めたもんですね。そりゃある程度力量のわかっている選手でもチームにフィットするかどうかは実際にプレイしてみないとわからないですから、札幌にとっては「お試し期間」があったほうがいいに決まってますけど、「効果がなければ返品OK！」なんて健康グッズみたいな話は初めてです。中断期間だからという理由もあるのでしょうが、普通こんな条件は飲まないですよね。札幌でいえばたとえば西大伍が今アルビレックス新潟に期限付き移籍中ですけど、仮に新潟がこの時期に「おたくの西選手を試しにうちの練習に参加させてみない？　ダメだったら返すけど」とか言ってきたら、「舐めたこと言ってんでねえ、新潟に泊原発持ってくぞゴルァ！」と言いたくなるに違いありませんよね。横浜FCはこの片山だけでなくDF伊藤竜司もFC琉球へ期限付き移籍、現在リーグ得点王の大黒将志も期限付き移籍終了に伴い退団（東京ヴェルディからFC東京に期限付き移籍）していますので、そんな条件を飲まないといけないほど苦しいのでしょうかね、いろいろと。
　まぁそれはともかく、片山選手はどういうタイプなんでしょうね。去年も対戦しているハズなんですが、いまいち印象に残ってないんですよね。右サイドバックの田中輝和はよく憶えてるんですけど。個人的な好みを言えばサイドバックは後顧の憂いなくすっ飛んでいくタイプ（具体的には仙台の菅井さん）が好きなんで、そういうタイプならうれしいのですけど。「成らない香車」と言われていたベルマーレ時代の和波さんも好きでした。</description>
         <link>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/06/post_917.html</link>
         <guid>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/06/post_917.html</guid>
         <category>サッカー</category>
         <pubDate>Tue, 22 Jun 2010 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>道産みかん</title>
         <description><![CDATA[2010年Jリーグディビジョン2第17節
コンサドーレ札幌 2-2 愛媛FC
得点者：札幌／西嶋、内村
　　　　　愛媛／赤井（道産子）、石井（道産子）

　ワールドカップによる中断期間前の最後の試合は、函館でのホームゲームとなります。室蘭と同様年に1度の開催地ですが、あまり函館との相性は良くなくて、昨季までの通算成績は2勝7敗1分と大きく負け越しています。そして今のところ唯一の引き分け試合の相手は愛媛FCでした。2007年の9月2日（第38節）、池内が先制して池内がさっくり抜かれて失点した池内劇場だったんですけど、2007年といえば三浦監督のもとでJ2優勝を果たした年。つまり近年ではもっとも成績の良かったシーズンだったのですが、ちょうどこの時は33試合でたった4試合しか負けてなかった札幌が予想外の絶不調にはまっていて、その試合の前の水戸ホーリーホック戦（1-2で敗戦）から第44節のセレッソ大阪戦まで、第28節徳島戦の代替開催を含む8試合で1勝1分6敗という泥沼にはまった頃合いでした。そして再び愛媛FCとの対戦となった函館開催、一時期の絶不調からは脱したように見えるので泥沼というわけではありませんが、むしろドロー沼に絶賛はまり中です。
　その勝ちきれない理由のひとつが怪我人の多さ。開幕から全試合でスタメン出場を続けてきた藤田征也までもが怪我で欠場、近藤もかかとの骨折を抱えたまま。まぁサッカー選手である以上どの選手も大なり小なり怪我を抱えているものでしょうけど、李漢宰とか趙晟桓とか箕輪義信とか<strong>既に存在が都市伝説</strong>になりつつある今日この頃では、満足にスタメンを組むことすらできない有様です。仲間達が次々と傷つき倒れていくというのは、少年ジャンプ的なパターンであれば、残ったメンバーが突然秘められた能力に目覚めたり、見えない敵と戦い始めたりするもんなんですが、コンサドーレの選手はもちろん少年ジャンプのヒーローではありません。ジャンプヒーローとの共通点は「私は（ドジで）強い（つもり）」「チープなスリルに身を任せる」くらいなものです。
　まぁそもそもジャンプで言えば主人公クラスから先に倒れて行ってるようなもんなので、そもそもその公式自体が成り立たないのですけどね。幸い、この試合の後は7月18日のジェフユナイテッド市原千葉戦まで中断されます。札幌にとっては再会までの約1ヶ月はありがたい時間となるでしょうが、ひとまずはこの愛媛戦にすっきり勝っていい気分で中断を迎えたいところ。特に愛媛は同じ勝点19で並んでおり、得失点差で下回る札幌はここで勝てば愛媛をまくることができますし、同じ勝点で並んでいる横浜FCが試合なし、大分トリニータの試合の結果如何では一気に一桁順位にまでジャンプアップすることができますから、是が非でも勝ちたい試合です。

　まぁそう思っているのは相手も同じであって、こういうことを書いて実際にすっきりできたことはあんまり記憶にないですし、実際この試合もやっぱりすっきりはできなかったんですけど、2度リードされて2度追いついたことで是とするのか、それともそもそも2度もリードされたことで非とするのか、微妙なところです。個人的には、<strong>シュート2本で2点も取られてるんじゃねぇ</strong>ってことを含めて7:3で非ですけどね。
　まぁそんな中でも古巣相手に2ゴールを叩き込んだ内村の復調は好材料でしょうかね。つっても1点目は限りなく西嶋の得点に近かったような気もするんですが（※公式記録は西嶋の得点でした。訂正してごめんなさい）、古巣ご祝儀ということで。自ら強引に取りに行って取った2点目は文句なしのゴール。やっぱり彼の場合、プレイのウェイトを攻撃に置いたほうがいいんじゃないでしょうかね。彼の真骨頂である裏を取るうまさは相手の守備ライン近くにいてこそ発揮されるものだと思いますし。愛媛で18ゴールを挙げた昨季も、チームの方針として点を取ることに専念していたという話ですからね。もっとも、今の時代のサッカーは守るにもチームとしてのバランスもありますから、1人が守備をサボると全体に影響が出てくるので難しいところではあるんでしょうけど。とりあえず今は一応全員守備でやってるのに2点くらい平気で取られる状況では、守備免除されたアタッカーが2点取ってくる間に3点くらい取られてそうな気もしないでもないですね。

　あとそうですね。同じく古巣相手にゴールを決めた元札幌の石井謙伍。謙伍に限らず元札幌の選手と対戦するときは、やはり札幌以外のユニフォームは見慣れないものなんですが、愛媛の胸スポンサーである大王製紙の主力商品「エリエール」のロゴが、札幌の胸スポンサーである石屋製菓の主力商品「白い恋人」のロゴと色使いが同じなので、白いアウェイユニフォームだと札幌のアウェイユニフォームとパッと見あんまり区別が付かないので、あんまり違和感なかったですね。オレンジ色のホームユニフォーム姿ならまた違うんでしょうけど。今季15試合目での初ゴールと、量産型柳沢っぷりはあんまり変わってないみたいですけど、とにかく元気そうで良かったです。

　というわけで、実際大分トリニータが負けたので、この試合で勝てていれば一気に9位に上がり、徳島ヴォルティスとも勝点1差に迫り、さらに6〜7位に並ぶロアッソ熊本と栃木SCの2チームを射程圏内に捉えることができたんですけどね。こぼれたミルクを嘆いても仕方がないとはいえ、もったいない試合だったと思います。引き分けたことで札幌の順位は前節と変わらず12位。まだ前半戦あと1試合残っていますけど、折り返し時点でこの順位は思った以上の不振ですね。この中断期間でどこまで調子を上げることができるか、シーズンが深まってくると「目の前の1試合を精一杯戦っていくだけ」というセリフが必ず出てくるものですが、サポーターも目の前の試合を精一杯生暖かく見守るべきなのかもしれません。]]></description>
         <link>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/06/post_916.html</link>
         <guid>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/06/post_916.html</guid>
         <category>サッカー</category>
         <pubDate>Thu, 17 Jun 2010 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>草津良いとこ</title>
         <description><![CDATA[2010年Jリーグディビジョン2第16節
ザスパ草津 1-1 コンサドーレ札幌
得点者：札幌／近藤
　　　　　草津／高田

　厚別開幕戦を勝利で飾り、何となく流れを変えることが出来そうな札幌は、今節はザスパ草津とのアウェイ戦です。昨季は18チーム中10位とクラブ史上最高順位（2008年に9位になっていますが、その時は15チーム）を挙げた草津ですが、今季は開幕から連敗街道を邁進。第7節まで勝利がない状態が続き、第8節で初勝利を挙げると連勝を果たしてようやく波に乗るかと思われましたが、その後は再び勝てない試合が続き、2勝10敗2分で現在最下位に沈んでいます。その原因のひとつが14試合で11得点という得点力不足。やはり昨季リーグ2位の23得点を挙げたエースストライカーの都倉賢がヴィッセル神戸へ移籍してしまった穴はやはり大きいのでしょうか。
　Jリーグでも移籍金条項が撤廃された関係で、草津とは単年契約だった都倉の移籍金はなかったようで、草津としては残念だったでしょうね。ただこれは他人事じゃないですよね。以前なら所属選手にオファーが来たら、「中途半端にレンタルなんぞせずに出来る限り高く売れ！」なんてことも言えたんですけど、今は契約満了の場合だと移籍金を取れません。逆に移籍金を払わずに選手を獲得できるメリットもあるのですけど（そうじゃなきゃ内村も獲れなかったわけで）、選手の移籍に対して金銭的な補償を求めるのであれば、海外と同じように複数年契約を結んで「違約金」という形にするしかありません。ただそれも買い手がいてこその話ですから、大伍やダニルソンみたいに期限付きでもレンタル料が入るだけよしとしないといけないのかも知れませんね。
　まぁそれはひとまず置いとくとして、都倉に代わるストライカーとして草津が獲得したのがブラジル人のラフィーニャという選手。以前「ハファエル」という名前でアビスパ福岡にいた選手なんですが、C契約でしたからなかなか出番には恵まれなかったようで、全然記憶にありません。調べてみたら出場したのは2試合だけ、しかも出場時間はそれぞれ6分と1分、計7分しか出ていません。そりゃあ見たことがあるはずもないや、と思ったらその2試合のうち1試合（6分のほう）は博多の森でのコンサドーレ札幌戦じゃないですか。石井謙伍（現愛媛FC）がロスタイムに決めた逆転ゴールで勝った試合ですけど、そのイメージが強すぎるのかハファエルという名前の選手が出てたことすら憶えてません。
　つーかこれってわずか3年前の出来事なんですけど、あの試合のスタメンでこの試合にも出た選手って征也と西嶋しかいないんですね。ベンチを含めても砂さんくらい（出なかった選手まで入れれば優也もいますが）。当時のメンバーはベテラン選手が多かったですから無理もないかもしれませんけど、いくら何でも回転早すぎな気がします。

　さて、話を戻してこのラフィーニャ。失礼ながらいくらC契約だったとしてもイタカレですら3試合で192分も出たのに2試合で7分というのはそのくらいの選手なのかと思ってたんですが、これが意外といい選手。懐が深くてボールが収まりますし、かといって足もとだけでなく裏への意識も結構あって、マークしていた直樹もかなり手を焼いています。この選手がいて、廣山や熊林など彼にパスを出す選手もいるのに、どうして草津が最下位なんでしょうかね。
　しかし前節と同じスタメンで臨んだ札幌はそれでも若さ溢れたかどうかは知りませんがとにかく勢いはまだあったようで、前半21分に西嶋からのクロスを近藤がうまく合わせて先制ゴールを挙げます。目論見通りの先制点を挙げた札幌ですが、しかしキックオフ時点で26.4度という気温が災いしたか、この後札幌の勢いはぴったりと止まってしまいます。前回の富山戦で「時には割り切って引いて守るのもいいんじゃない？』などと書いたのを実践してるのかと思ったのですけど、当たり前の話ですがそんなことあるはずもなく、どうやら意図的なものではなさそうです。前節の厚別で17.6度ですからね。そりゃきついだろうて。そんなわけで札幌はなかなかボールを奪えず、それでも何とか無失点で前半を終了。

　後半、札幌は巻き返しを図るどころか後半から前田を投入してきた草津に翻弄されっぱなし。そして後半11分、右サイドからフリーで上げられたクロスをその前田が逸らし、ほとんどフリー状態だった高田の元へ。カバーに入った征也も間に合わずゴールを決められついに同点に追いつかれてしまいました。
　勢いに乗る草津は、チーム史上最高の9,382人から札幌サポーターを抜いた382人のサポーターの声援を受け札幌陣内に攻め込みます。出足の鈍い札幌はバイタルエリアをほぼ制圧され、アウェイとはいえどっちが最下位なのかわからないような試合内容で草津の攻撃に晒され続けます。高原のファインセーブがなければ負けていたかもしれません。
　それにしてもまぁ、こんなことをいうとアレなんですが、<strong>高原が頼もしく見える日が来るとは思いませんでした</strong>。ちゃんと努力をすればお天道様は見ているということでしょうかね。もっとも、弱いチームだとGKの出番は多くなりますから、実戦で鍛わさる（北海道弁）ことも多いのかもしれません。特に札幌の場合は、<strong>敵だけじゃなく味方にも注意を払わなければいけない</strong>わけですからね。ボールキープのできるチームに比べればボールが飛んでくる機会が段違いに多いのでしょう。実際、全盛期のジュビロ磐田の正GKだったヴァンズワムなんて、あんまりにもボールが来ないから試合中座ってましたからね（トラウマ）。まぁ高原はその黄金期のジュビロに入団し、そのヴァンズワムが退場したせいでいきなり出番が回ってきて、ボールに触ることなく失点したのが苦労人生の始まりだったのですけど。
　大学ナンバーワンGKと呼ばれていた選手でしたから遅咲きとはちょっと違う気もしますけど、まだ29歳。GKとしてはまだまだこれからです。自信もかなり付いてきたのか不安げなオーラはすっかりなりを潜めながらも、セットプレイで飛び出した挙げ句に空振りという札幌のGKらしさは失ってはいないので、これからも末永く活躍して欲しいと思います。

　まぁそんなこんなで試合は引き分け。再びドロー地獄にはまりつつある札幌ですけど、負けなかっただけよかったような気がしますね。]]></description>
         <link>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/06/post_915.html</link>
         <guid>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/06/post_915.html</guid>
         <category>サッカー</category>
         <pubDate>Thu, 10 Jun 2010 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>厚別開幕</title>
         <description><![CDATA[2010年Jリーグディビジョン2第15節
コンサドーレ札幌 3-1 カターレ富山
得点者：札幌／大ヒロ、ミヤヒロ、小ヒロ
　　　　　富山／苔ロ

　既に毎年の定例句となっていますが、札幌に遅い春を告げる厚別開幕戦がやって参りました。北の大地を長い間閉ざしていた有希…じゃなくて雪もすっかり融け、だいぶ温かくなってきた今日この頃、とはいえ成績のほうはと言えばあまり温かくはなく、現在19チーム中15位というコンサドーレ札幌。確かに昇格を狙うにしてはちょっと物足りないものの、かといってここまでしょぼい順位に甘んじるほどの戦力ではないはずなんですが、怪我人が多いことも相まってこんな成績。ここのところ藤山と直樹のセンターバックも仲良くなってきたようで、だいぶ安定してきてはいるんですけど、ようやくという感も否めません。やっぱ開幕前のテストマッチ、足りなかったんじゃないでしょうかね。まぁそんなことを今更いっても仕方がないので、とにかく今は一つでも上の順位へ行かなければいけません。厚別開幕というイベントは気分を一新するにはいい頃合いかもしれません。

　そんなわけで厚別での開幕戦の相手はカターレ富山。J2参入初年度の昨季は15勝20敗16分、勝点61の13位と、昨季の新規参入組3チームの中ではもっとも上の成績を上げていたのですが、今季はあまり積極的な補強を行わなかったためか昨季ほどの勢いに欠け、前節の段階で3勝9敗1分の17位と低迷。特に失点数は26とリーグワーストで、勝点を伸ばせない要因となっています。とはいえ得点数こそ札幌よりも多い14得点と元日本代表黒部光昭や元U-22代表苔口卓也らを補強した効果が出ており、この試合では黒部は欠場ですが、その名前にそぐわずポジションは右寄りというMF朝日大輔を中心に、スピード豊かな苔口と石田の2トップは厄介な存在です。
　そして相変わらず怪我人が多くメンバーのやりくりにも苦労している札幌は、ユース所属のMF三上陽輔をスタメンに大抜擢。彼については今季の熊本キャンプに帯同していますからノブリンもどんな選手かは知っているでしょうが、今トップで活躍している征也や古田らの同時期と比べれば、さほど注目されていた存在というわけでもなかったですし、キャンプで見たときも確かに光るものはありましたがそこまでの存在感があったわけでもなく（ゴンにFWとしての心得を自分から仰ぎに行ってたそうですが）、GK松原修平くん、MF菅原康介くんらとともに3月19日付で二種登録された時も、そうでなくても人数の足りないトップチームの保険的な意味合いのほうが強いのだろうと思ってましたからね。ベンチ入りを飛び越してまさかスタメンで出してくるとは思いませんでした。
　若いチームだけに戦い振りの不安定さが指摘されている札幌ですが、かといってベテランの砂川を入れてもあまり変わらなかったことで、ノブリンは<strong>だったらもっと若くしてやろう</strong>と思ったのかもしれません。

　まぁいずれにしても高校生にすら頼らなければいけないこの状況で、周囲のプロ選手たちの奮起に期待したいところですが、やはりというか何というか試合は富山ペースで進みます。富山の動きだしがいいのでプレスが後手後手に回り、ディフェンスラインが下がってしまい、ラインが間延びしてさらに中盤の主導権を握られる悪循環。何とか最後のところではじき返すもののセカンドボールはほとんど拾われる始末で、前半13分には右サイドの角度のないところから苔口にシュートを叩き込まれて先制を許してしまいます。確かに見事なシュートではありましたけど、守備の人数は揃ってたのに付ききれていなかったのは困ったもの。今週アントニオ猪木が来道してノブリンと対談していましたけど、ついでに選手に片っ端からビンタを入れてもらうべきだったかもしれません。
　追いつきたい札幌ですがやはり攻撃はちぐはぐで、ボールを持っても相手の密集地帯で強引にパスで崩そうとしたりドリブルで行こうとして潰されるか、とりあえずロングボールを蹴って紀梨乃を走らせて何とかしてもらおうという攻撃ばかり。何とかしようと気ばっかりせいている感じ。流れが悪いときは割り切って引いてしまって、相手のラインを引き込んで紀梨乃の走るスペースを作るってのも手だと思うんですけどね。それでも三上が左右に開いてボールを引き出そうとした近藤や紀梨乃に目もくれず迷わずシュートを打ったり、紀梨乃の突破から古田がシュートを打ったり（シュートは行方不明になりましたが）とそれなりにチャンスは作っていたのですが、それがやっと実を結んだのが前半42分。左サイドでボールを受けた西嶋が中に切れ込んでペナルティエリアの外から思い切り右足を振り抜くと、これがゴール右隅に決まり同点に追いつきます。とりあえず23日に長女が生まれたばかりの近藤のためにチームみんなでゆりかごダンス。

　試合を振り出しに戻した札幌は、後半風下に立ちながらもペースを取り戻します。そして後半5分、コーナーキックからのクリアボールを三上がヘディングで競り勝ち、ゴール前に戻したボールを宮澤がうまくトラップして反転しつつシュート、これが決まって逆転に成功します。そして本日2回目のゆりかごダンス。
　こうなると気分的にずいぶん楽になった札幌は遅まきながらホームらしいところを見せるようになります。25分には奮闘する後輩に先輩らしいところを見せたい古田がペナルティエリアやや手前で相手を交わし、フリーになったところですかさず左足を振り抜くと、シュートは一直線にゴール右隅に突き刺さり3点目。高校生Jリーガーとして期待されながらゴールには恵まれなかった古田がようやく挙げたプロ初ゴール。本日3回目のゆりかごダンスかと思いきや、チームメイトみんなによる「芳賀ラッシュ」で停滞祝福を受けていました。ちなみにどさくさ紛れに三上君もラッシュしてたかどうかは確認できませんでしたがどうだったんでしょうか。
　そんなわけでヒロのヒロによるヒロってちょうだい今日もまた、という感じのヒロ3連発で厚別開幕を飾りました。あと岳也の解説っぷりは声の感じもしゃべり方も内容もノノっぽくて良かったです。]]></description>
         <link>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/05/post_914.html</link>
         <guid>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/05/post_914.html</guid>
         <category>試合の感想</category>
         <pubDate>Mon, 31 May 2010 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>鳴門はドローが基本</title>
         <description>2010年Jリーグディビジョン2第14節
徳島ヴォルティス 0-0 コンサドーレ札幌
得点者：札幌／いない
　　　　　徳島／いない

　5月26日をもちまして、ハタチになりました（挨拶）。

　2005年のJリーグ参入以来、今季で6シーズン目、美濃部監督体制で3シーズン目を迎える徳島は、9位に食い込んだ昨季の主力選手の多くを残留させることに成功。さらには津田知宏や島田裕介らを獲得するなど積極的な補強策が奏功し、開幕から4連勝とスタートダッシュに成功。その後は大量得点で勝ったり大量失点で負けたりと出入りの激しい試合が続いていますが、前節までの成績は6勝5敗1分の7位とまずまずの順位につけています。
　対する札幌はここ4試合は負けていないものの、そのうち3試合がスコアレスドロー2つを含む引き分けと、対照的に出入りの全然ないサッカーを続けています。塵も積もれば大和撫子とは言いますが、地道に勝点1を積み重ねる各駅停車っぷりはいつまで続くのか、たまには素直に喜べるような試合を見せて欲しいところですが、ここにきて鳴門での徳島戦というのは何とも言い難いアレな感じにさいなまれます。なぜならここポカリスエットスタジアムは引き分けが基本の地。ここまで昨シーズンまでの通算で8試合を戦って1勝2敗5分と決着がつかなかった試合が半分以上となっています。0-3で敗戦した昨季の最後の対戦を除けば得失点差もプラマイゼロと全くの五分という、予定調和というかプロレスライクというか、そんな感じの両チームの対戦成績だけに、昨季のつじつま合わせが来て3-0で勝つような気もちょっとだけしてたんですけどね。結果はスコアレスドローでした。

　ただまぁ、試合の流れとしてはただでさえ怪我人ばっかりで満足に選手が揃わず、案の定ろくすっぽ攻撃の形も作れない、唯一こういう時に流れ関係なく一発でゴールをぶち込んでくれる可能性のある上里も怪我でいない、選手交代で流れを変えるべき交代選手たちも怪我人ばかりというそんな状況で、ほぼ一方的に攻められまくって決定的な形を作られたのも1度や2度ではなかったにもかかわらず、あと少しのところで最強のディフェンダーであるところのクロス・バー選手が降臨してくれて何とか引き分けに持ち込んだ、という見方のほうが強いですから、今回に限っては引き分けワールドが逆に作用したと言ってもいいのかもしれません。　よく考えれば、今までの試合でも劣勢の中で池内のインチキフリーキックが決まったりとか、ダヴィのオモシロゴールが決まったりとか起こりえないことが起こるのが鳴門の試合ですから、そんなもんだと考えるのが良さそうです。
　チーム発足当初にヴォルティスにクラブ事務所を提供するなどしてきたジャストシステムは、「ATOK」という評判の高い日本語変換ソフトを作っている会社として有名で、かくいうオレも15年ほど前からATOKを使い続けており、ほぼ毎年のように最新版のATOK欲しさに一太郎のバージョンアップ（バージョンアップ版の一太郎だとATOK単体で買うのとほとんど変わらない値段なので）を行い、一度も一太郎を起動しないまま次のバージョンアップを迎えるのですけど、そのATOKですら何も考えずに「とくしません」を変換すると、「徳島戦」ではなく「得しません」と変換されるのは有名な話…かどうかは知りませんが、とりあえず鳴門での徳島戦は、得はしませんが損もしません、そんな感じですね。まぁ今のところは3点ほど損していますけど。

　それにしてもスコアレスドローって書くことないなぁ。あえて触れるとしたら、この試合で初スタメンとなったパクジンスですが、U-19韓国代表、ユニバーシアード韓国代表という経歴の持ち主ながらも、プロのキャリアはコンサドーレが最初のチーム。外国籍ではあっても立場上はいわゆる大卒ルーキーと同じですから、デビュー戦ということを考えればまずまずといったところでしょうかね。これから経験を積んでくればよくなってきそうな感じはありますが、狙い澄ましたかのように横パスを相手にプレゼントするあたり、スタンダードなコンサドーレ型MFの系譜を踏襲していると言えるかもしれません。まぁ、ボールを受けても周囲の動きもまったくもってないに等しかったので、パスの出しどころが全然なくて困ったという面もなきにしもあらずですけど。現状では「飛び道具のない上里」って感じですね。</description>
         <link>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/05/post_913.html</link>
         <guid>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/05/post_913.html</guid>
         <category>サッカー</category>
         <pubDate>Thu, 27 May 2010 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>魅惑のあの人登場</title>
         <description>2010年Jリーグディビジョン2第13節
コンサドーレ札幌 2-2 大分トリニータ
得点者：札幌／魅惑の助っ人紀梨乃、魅惑の助っ人オウン・ゴール
　　　　　大分／森島、崔

　年に1度の室蘭開催は、8位につける大分トリニータとの対戦。2003年にJ1昇格を果たして以来昨季まで上のカテゴリで戦い、その間2008年にはナビスコカップを制覇。Jリーグが誕生してから、日本の三大サッカータイトル（リーグ、ナビスコカップ、天皇杯）で九州勢が優勝するのは初めてで、リーグ戦でも4位という好成績を残したことで当時はもてはやされたものですが、決して安定しているわけではなかった経営基盤はこの頃には既に病魔のようにチームを蝕んでおり、ナビスコ制覇の翌年には主要スポンサーであったマルハンが撤退、大きな収入源を失ったチームは成績の低迷とともに財政事情の悪化も表面化し、チームは11億円を超える債務超過を抱えてJ2に降格しました。大分はこの債務超過分の半額以上にあたる6億円をJリーグからの融資で充当しており、この融資の完済及び債務超過の解消を果たすまで、J1昇格は認められません。つまり、その間大分が仮にJ2で3位以内に入ったとしても昇格ができないことになります（その場合、大分を除く3位までの2チームがJ1昇格となる）。
　再建のために圧縮を余儀なくされたとはいえ、それでもその運営費は9億円と言われ、J2では豊富な部類に入ります。ジェフ千葉や柏レイソルあたりとは比べようもないですが、それでも札幌も含めた他のクラブよりは強化費も多いわけなのに、戦い振りは安定せず、ここ3試合は3連敗。どんなに頑張っても上へは行けない、というのは多少なりとも影響があるのでしょうか。前節もエースFWチェジョンハンがハットトリックの活躍を見せながらもサガン鳥栖に逆転負け、5勝5敗1分の8位に留まっています。確かに長いシーズンを勝ち抜いたとしても、その先にあるはずの栄光がないことがわかってしまっている上でモチベーションを保つというのは、人間心理として難しいのは無理もないことなのかもしれません。オレだって今からファイナルファンタジーXIIIをクリアしろって言われたらイヤですもの。

　そんな大分とは今季リーグ戦では初顔合わせですが、プレシーズンマッチで既に対戦していまして、この時は2-2の引き分けでした。この試合では石川のゴールで先制したものの、チェジョンハンのゴールで逆転され、近藤のゴールで追いつくという流れで、攻撃面ではまずまずながらも守備面の不安定さが浮き彫りとなった試合でした。あれから約3ヶ月が経ち、その課題はあんまり解消されていないような気もしますが、それでも一応ここ3試合は無失点に抑えている守備陣が、チーム総得点でリーグ4位につける大分攻撃陣をいかに抑えるかが鍵となります。その中心となっている現在得点ランキング2位のキムボギョンは、韓国代表の合宿に参加するため欠場。しかし同じく得点ランキング2位につけるチェジョンハンと、その相棒であるデカモリシこと森島康仁には当然細心の注意が必要です。
　そして札幌は近藤が怪我で欠場。腰痛で欠場していた内村がようやく復帰したもののまだ頭から行けるほどではなく、ノブリンはここ2試合採用してきた3バックではなく最初から4バックに戻してきました。おそらく岩沼が前節で靱帯を痛めて長期離脱となり、左のウィングバックを務められる選手がいなくなったことが主な理由だと思いますが、メンバー表では4-4-2となっていたものの実質は札幌のシステムは去年主に使用していた紀梨乃を1トップとする4-5-1。ただしこれまで右サイドバックを務めていた西嶋が岩沼の代わりとして左に回り、かといって李漢宰がいない以上、芳賀をボランチから動かすと悲惨なことになりかねないため、右サイドバックは藤田征也が入ることになりました。ボランチは芳賀と上里、トップ下に宮澤、左右のサイドハーフには右に古田、左に岡本となりました。3ヶ月前からどう成長したかを試されるかと思ったら、藤山以外は去年までのメンツだったでござる。

　さて、前述の通り大分はチーム総得点はリーグ4位であるものの、チームの総失点はリーグワースト4位。11試合で17と札幌（14失点）よりも多く、守備力に関しては実は札幌以上に深刻のようです。その守備陣のテコ入れのためか、この試合で大分は3バックの布陣を敷いてきました。「4失点を食らうと3バックを試してみる法則」があるのかはわかりませんが、結果としてはこれは裏目に出た形となります。前半4分、右サイドで古田が何となく前に送ったボールを菊地がトラップした瞬間、前節ようやく初ゴールを挙げて調子に乗ってきた紀梨乃が猛然と襲いかかりボールを奪取。そのままGKとの1対1を冷静に決めて先制点をゲットします。　2試合続けて早い時間に点を取った札幌はその後も札幌は3バックの弱点であるサイドのスペースを突いて大分を攻め立てます。前半24分まで大分にシュートを許さない試合運びでしたが、31分、チェが落としたロングボールを東が拾ってすかさずデカモリシにスルーパス。札幌DFは彼らのボケとツッコミが逆だったせいで一瞬対応が遅れ、デカモリシに決められて同点に追いつかれてます。
　その後札幌は4バックに戻してきた大分に盛り返され、それまでのようにセカンドボールを拾えなくなりますが、それでも紀梨乃を裏に走らせ相手のラインを下げさせる攻撃が功を奏したのが41分。中盤でボールを拾った宮澤が、紀梨乃にマークを集中していると見るやがら空きのサイドにふわりと浮かせたスルーパスを送ります。このボールに猛然と突っ込んできたヤスが思い切りシュート。決まったかに思われたシュートはカバーに入った小林宏之がはじき返しますが、おそらくシュートを決められたと思ったらしいGK清水が自分のところに跳ね返ってきたボールを見てびっくり、慌てて抑えようとしてボールを自分のゴールに押し込んでしまいました。まさかのオウン・ゴール選手降臨です。
　ちなみに、2005年の第16回高円宮杯全日本ユースサッカー選手権U-18の準決勝において、藤田征也とアルビレックス新潟に出稼ぎに行っている西大伍を擁するコンサドーレ札幌ユースU-18が、デカモリシがいた滝川二高と対戦しているのは以前も書いた通りです。そしてこの試合でトップ下として初のスタメン出場したルーキー内田昂輔も、その試合でデカモリシとともに出場していたんですけど、そしてその時滝川二高のゴールマウスを守っていたのが、この清水圭介でした。
　そんな彼にとってはほろ苦いデビュー戦となってしまいましたが、入った途端にボールに触るヒマなく失点というデビュー戦を経験したトイメンのGKに比べれば、ボールに触って失点しただけマシかもしれません。そんな高原もすっかり頼れるキーパーになりました。

　いい時間帯に追加点が入った札幌は、2-1で折り返した後半になってもペースを握ります。細かいパスを少ないタッチで繋いで相手の守備を切り裂いていくという札幌らしくない攻撃まで見られたのですが、やはりというかなんというかフィニッシュの精度が甘く追加点を奪えません。3点目が取れていればおそらく試合は決まっていたと思うのですが、そこでとどめを刺せないのが札幌の順位が上がらない要因のひとつなんですよね。結局32分に懸念のセットプレイからこぼれ球をチェに押し込まれて同点とされてしまいます。
　結果としては「注意が必要な2人」にゴールを決められてしまったんですけどね。札幌もおそらくデカモリシとチェジョンハンに入るボールのケア、彼らにいい形でボールを入れさせないことを念頭に置いた守備プランだったと思いますが、まぁチェが気をつけていりゃなんとかできる程度の選手なら得点ランク2位にはつけてないわけで、こぼれ球にいち早く反応して押し込んだのはさすがというべきでしょうかね。
　追いつかれた札幌、追いついた大分、勝敗はどっちにも転びそうな中で、両チームとも攻撃の選手を次々と投入し、めまぐるしく攻守が入れ替わるスリリングな展開となりました。今村主審のジャッジがダメすぎて後味の悪い試合になりかねなかったのですが、判定が両チームにとって平等にダメだったのが救いだったのか、互いにあと1点を獲りに行くスリリングな試合展開となりましたが、両チームともゴール前まで迫りながらも守備陣が集中力を切らさず、2-2の引き分けで終了。勝てなかったのは残念ですし、ガッカリなプレイもありましたが、まぁ全体的には悪くない試合だったと思います。上原以外は。
　まったく何をしに出てきたのでしょうか。点を取ることを期待されてピッチに出てきたのに、まったくゴールに向かおうとしないのはどういうつもりなんですか。結果論ですけど、あれならゴンを出してたほうが遙かにマシでしたよね。それでもFWですか！　軟弱者！

　そんなわけでまたしても引き分けに終わってしまった札幌は、順位を一つ挙げたものの依然として下位グループのまま。今の私はJ2で14位だ。それ以上でも、それ以下でもない。</description>
         <link>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/05/post_912.html</link>
         <guid>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/05/post_912.html</guid>
         <category>試合の感想</category>
         <pubDate>Tue, 18 May 2010 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>勝てた</title>
         <description>2010年Jリーグディビジョン2第12節
ギラヴァンツ北九州 0-1 コンサドーレ札幌
得点者：札幌／紀梨乃
　　　　　北九州／いない

　まさかの2日連続更新。明日はホムーランだ。

　人口約98万人と九州で2番目に多い人口を誇る政令指定都市ながら、なぜか地味な印象の拭えない北九州市。同じ県にある九州最大都市・福岡市の陰に隠れてしまっているためか、それとも福岡県のスケールに収まらない「九州の北の市」というおおざっぱすぎる名前がいまいちピンと来ないからなのかはわかりませんが、競馬ファンには小倉競馬場のあるところ、アニヲタ的には中原麻衣や佐藤利奈の出身地として有名です。ちなみに鹿児島県には南九州市があります。人口4万人の小さな市ですが、高田みづえさんの出身地だとさっき知りました。
　そんな北九州市に生まれたJリーグチームが今回初対戦となるギラヴァンツ北九州。前身は北九州市にあった三菱化成黒崎サッカー部で、2001年にJリーグ入りを目ざし「ニューウェーブ北九州」が誕生。ここ数年の新規参入組と違ってトントン拍子というわけにはいきませんでしたが、2008年のJFL昇格に合わせてJリーグの準加盟チームとなり、翌2009年にJFLで4位に食い込むと同時に平均観客数3000人をクリア、正式にJリーグへの加盟が承認され晴れて今季からJリーグ37番目のチームとなりました。これにより、全国に19ある政令指定都市の中でJリーグチームのない都市は、大阪府堺市と今年4月から指定都市入りを果たしたばかりの神奈川県相模原市のみとなりました。ちなみにアニメイトがない政令指定都市も堺と相模原だけだったりします（堺には以前店舗があったんですけど、昨年閉店）。
　ちなみに全然話は関係ないですけど、この「Jリーグクラブを持つ政令指定都市」のうち、「プロ野球チームもある」都市は札幌、仙台、千葉、横浜、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡。その中でさらに「プロオーケストラのある都市」は札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡となります。このうちくもじいを見られるのは札幌、横浜、名古屋、大阪、福岡。フットサルチームまであるとなると札幌と名古屋と大阪しか残りません。そして驚くべきことに、この残った3都市のうち、食パンを角食と呼ぶのは札幌市だけです。なんだよ！ソリをボブスレーって言っちゃダメか！　浜辺にテント葉ってキャンプしちゃ悪いか！　道民なめんなよ！

　で、何の話でしたっけ。ああ、北九州戦ですね。

　2試合続けてスコアレスドローという何ともファジィな結果に終わり、思ったように順位を上げられないコンサドーレ札幌にとって、新加入チームが相手のこの試合は負けられない試合。ノブリンはヴェルディ戦でそこそこ安定していた3バックをこの試合でも採用してきましたが、そのヴェルディ戦でトップ下に入っていた宮澤が怪我で離脱。そういえば宮澤ってけっこう体質はスペランカーでしたっけね。グアムキャンプで腓骨筋断裂の怪我を負い戦線離脱していたDF吉弘充志がようやくこの試合でベンチ入り出来るまで回復したものの、相変わらずの怪我人の多さです。まぁ怪我はしょうがない部分もありますが、このあたりがいまいち波に乗りきれない原因のひとつでもあるのでしょうかね。そんなわけで3-5-2のトップ下には岡本ヤスが起用されました。砂さんじゃなかったのはあくまでジョーカーとして使いたいのか、それとも甲府戦でスタメン出場して1失点目の起点となったヤスの自信を回復させようとしたのでしょうか。そうだとしたら、結果としてはそれはちょっと裏目った感じでしたね。
　試合開始から北九州DFが復調気配を見せる紀梨乃を捕まえきれず、3分にその紀梨乃がサイドを突破、自らペナルティエリアに切れ込んでキーパーの股間を抜くシュートを決めて早々と札幌が先制。北九州の守備組織が混乱する隙を付いた形の得点でしたし、ようやく1点取ったことで紀梨乃が波に乗ってこのまま大量得点もあるかなと思ったのですが、ところがその後札幌の攻撃陣は沈黙。中でもヤスが大ブレーキとなってしまいます。トップ下は確かにプレッシャーの一番きついポジションですが、かつて札幌で3-5-2システムを採用していた時にトップ下を務めていた山瀬（現横浜F・マリノス）や砂川は、プレイスタイルとしてはヤスと同じようなドリブラータイプですが、彼らはドリブル以上に相手DFの裏を取ってボールを引き出す動きがうまいのに対し、ヤスはそういう動きがあまりないんですね。与えられたポジションにこだわりすぎてるのかもしれませんが、そのあたりは課題だと思います。
　それにしても普段のヤスから考えると信じられないほどの不調っぷりにたまらずノブリンもヤスを前半37分には砂さんに交代させてしまいます。まぁヤスだけじゃなく、ほかのメンバーの動きも今市であったことは確かなんですけどね。ゴールデンウィークシリーズの札幌は最寄りの空港からだいぶ距離のある甲府での試合後、札幌に戻らずそのまま熊本へ直行、そこから札幌に戻って中2日で試合をした後に再び中3日九州まで遠征という強行日程で疲労はピークでしょうし、初めてのスタジアムでピッチの感触も掴みにくかったこと、いろいろな要因はあるでしょうけど、アウェイとはいえJリーグ1年生の北九州にむしろ押される展開。先制点以降はろくすっぽシュートすら打てず、「ひょっとしてわざと打たずにシュート1本での勝利というJリーグ記録を目指しているのでは？」などと無理矢理いい方向に考えてしまうほどの有様です。まぁ結局交代で入ってきた砂さんがシュートを打ってしまいその夢は潰えたのですが、とりあえず前半は1-0で終了します。

　後半は攻めに出てきた北九州に対して何度かカウンターでいい形を作るシーンが出てきましたが、ペースとしては依然として北九州。それでも札幌守備陣の奮闘でゴールを割らせず、そうこうしているうちに徐々に北九州にも疲れが見え始め、後半27分に中盤でいいアクセントになっていたウェリントンが交代するとようやく札幌もボールを持つことができるようになってきます。ただそれでもペースを五分五分に持っていくのが精一杯。既に前半で1枚交代枠を使っており、33分にこんどッチを下げて古田を投入したノブリンとしても、あと1枚の交代枠を追加点を獲りに行くために使うか、それとも1点を守りきるために使うか迷いどころだったでしょう。しかし、42分に相手のシュートを文字通り身体を張って防いだ岩沼が負傷。復帰したばかりの吉弘を入れざるを得なくなり、これでほぼ守りきるしか道はなくなった札幌は、倒れてすぐさま×が出るほどの怪我を負った岩沼の心意気に応えて逃げ切り、第4節ファジアーノ岡山戦以来の勝利を収めました。

　とはいえ、この状況ではとりあえず内容よりも結果というのもわかるんですが、せっかく早い時間に点が取れたんですから、-7という得失点差を少しでも減らすためにも、できるだけ多くの得点を取りたかったというのが正直なところ。形の上では3試合連続無失点と守備はまぁよくはなっていると思いますが、やっぱり攻撃力に不安が残りますね。
　まぁ力で軽くねじ伏せられるほどの実力差があるわけでもないですし、ほっときゃ1人で点を取ってくるような化け物ストライカーがいるわけでもないですから、守備に比重を置けばその分攻撃力は減るのは仕方のないところかもしれませんけどね。三浦監督の時代は守備重視で確かに固かったですけど得点力はダヴィや西谷さんがいてもそこそこ程度でしたし、逆に攻撃サッカーを目指していた頃は確かに得点は多かったですけどその分失点も多くて、結果取りこぼしも多くて結局昇格できませんでしたからね。なかなか「攻撃力はそのままで守備も強化」なんて都合良くはならないもんです。「うるおい残して汚れだけ取ります」なんて女性用洗顔料みたいにはいかないんでしょうかね。もっとも今年は守備も攻撃もアレですけど。

　この試合で負傷した岩沼はどうやら全治3ヶ月の重傷とのことで、ただでさえ少ない選手が次々と離脱していく厳しい状況ではありますけど、ここが踏ん張りどころだと思います。</description>
         <link>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/05/post_911.html</link>
         <guid>http://www.kingofsapporo.com/archives/2010/05/post_911.html</guid>
         <category>試合の感想</category>
         <pubDate>Thu, 13 May 2010 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
   </channel>
</rss>
