来週に日本代表がスペイン戦のため欧州へ遠征、またU-20代表がスクーリングのため南米への遠征ということで、先週末はJ1リーグはありませんでした。この「代表休み」が終わると、札幌はいよいよ正念場の月を迎えます。29日の函館でのガンバ戦を皮切りに、その4日後に日本平での清水戦、さらにその3日後では丸亀での東京戦、一週開いていよいよ厚別開幕戦に鹿島を迎え、その翌週にはジュビロスタジアムに乗り込んでの磐田戦、そのまた翌週にはオレが29歳になってしまうという、難敵が続く地獄月間。
「他のチームの戦術が固まりきらないうちに、相手が札幌をナメてかかって来てくれるうちに、暑くなってヘバる前に」ダッシュをかまして勝点を稼ぐという、俗に言う「イカンガー作戦」の札幌としては、この5月が勝負です。そんな札幌は、スペインにてトルシエにお前は女かとか俺は男だとか静岡に帰れとか釜山港に帰れとか帰れソレントへとか言われているフル代表の面々や、南米でボコボコにやられているユース代表(含む今藤山)の面々などはまるで他人事と言った感じで、来るべき戦いに向けて鋭気を養うために、選手の家族も含めた焼き肉パーティーでリラックスモード。札幌は春先のキャンプなどでもよく焼き肉をするため、初めて札幌に来た選手から「ずいぶん焼き肉の多いチームですね」と言われたこともあるそうです。
まぁ、ことあるごとに肉焼いてみるのは北海道では割と当たり前の話だったりするんですけど、チームの和を高める手段としてはどうなんでしょう。コミュニケーションのつもりが俺王様と小林で壮絶な肉争奪バトル! とかになったらかなりオモシロなんですけど。