昨日ジェイソンにて行われた全日本クラブユース選手権・adidasカップ2002の準決勝、浦和レッドダイヤモンズユースと戦うコンサドーレ札幌ユースU-18を見に行ってきました。週中はかなり暑くなったようですが、この日は曇り空で気温も上がらず、観戦には不向きではあるもののサッカーをするには最高のコンディション。
しかし、高さに勝る浦和ユースを相手に、唯一高さで対抗できるボランチ伝庄優(また背が伸びて182cm)をDFラインに下げる苦肉の策が裏目に出て、中盤を支配される苦しい展開。イレブン一様に連戦の疲れがあるのか動きが重く、結局前後半1点ずつを失い0-2と破れ、2年連続の決勝進出はなりませんでした。
そして同じ時刻に札幌ドームで清水エスパルスと対戦したトップチームも、いったん逆転しながら試合終盤に立て続けに2点を失い逆転負けと、相変わらずの勝負弱さを見せつけています。前回オレは「是非兄弟勝利を」と書きましたが、どうやら兄弟勝利を果たしたのは、ユースも名古屋に勝った清水だったようです。ちなみにユースのスコアは8-0。ユースチームは若シャチを生のまま、トップチームは天然記念物のシマフクロウを、それぞれ頭からバリバリ喰ったパルちゃんは肉食獣なのでしょうか。
また、茨城県で行われている全国高校総体サッカーでは、同じ日に北海道代表の室蘭大谷高校が長崎の国見高校(総監督は名古屋章)と対戦、こちらも1-3と涙を呑み、この日の北海道勢は全て破れるという結果に終わりました。
なお、清水戦で警告2枚で退場した山瀬、累積3枚目の黄紙を受けたオグとバッキーが出場停止。さらには健作が相手のヒジ打ちを喰らって鼻骨を骨折し次節の出場は微妙と、次節は多くの主力がかけた状態でアウェイの市原戦を迎えることになります。J1残留のための戦いがまだまだ困難を極めようという時、チームはサブ選手さえも動員していく………寒い時代だと思わんか?

