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2003年3月28日

1億5千万の使い道

 かつて「借金してまでゴージャスライフ」をしたために多額の累積赤字を抱えてしまっている「Jリーグの羽賀研二」ことコンサドーレ札幌ですが、前監督の岡ちゃんがクラブ改革に乗り出し倹約令を出した2000年にそれまでの赤字体質から脱却してようやく単年度黒字を計上(約7,500万円)しました。そして1部リーグ昇格を果たした昨年度は、ミールさんの解雇による損失やドームの警備費用の増加などが影響して中間決算こそ約1,500万円の赤字となり、「ドームは使えば使うほど赤字になる」というデマすら流れましたが、終わってみれば当初の予想を大幅に上回る1億6,000万円弱という黒字額を達成しました。
 それだけのオカネがあるのが最初からわかっていたら、俺王様在位延長も可能だったかもという気もしないでもないですが、そんなことを言ったところで後の祭りといいますか、今更ザクレロのプラモデルを買っておけば良かったと嘆くようなものなんでまぁいいとして、昨日行われた株主総会ではこの黒字分をそっくり今季の選手強化費に充てるということになった、と各道内メディアに載っていました。
 その中で小山哲司チーム統括部長は、「(ワールドカップまでの)4試合で変わるか、中断期間で変わるか。違うチームをつくることもあり得る」(道新スポォツ)と、やんわりと監督にプレッシャーをかける一方で、「選手補強に関しては、常にリサーチしている」(日刊スポォツ北海道)と、必要とあらば緊急補強もあり得るという旨の発言をしています。
 さて、昨晩ポーランド代表vs日本代表の試合を見ていたのですが、とてもホームゲームとは思えないほど攻められないポーランド代表の中で、ゴールを背にした体勢から無理矢理シュートを打ったり、左のスペースに走り込んだフリーの味方にまったく目もくれずにドリブルで突き進むなど見事な俺様っぷりを見せた11番・オリザデベ(パナシナイコス:ギリシャ)に爆笑しつつ、どうせ連れてくるならコイツみたいなオモシロ人間を連れてこいと思っていたところ、NHK-BSで実況を担当していた栗田晴行アナウンサーが一言。

 「このオリザデベはあまり練習が好きではないようです。」

 …やっぱり問題児でした。

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