怪我人続出とか3連敗とか宇宙送りとか俺王様殿中でござる殿中でござるよ事件とか、もう「大家族物語」みたいなドタバタっぷりを見せているコンサドーレ札幌。まぁ今更何があったところで別に驚くようなこともなくなったのですが、それでもやはりたまには心を洗う必要があります。そんなわけで、今日はよみうりランドにあるヴェルディグラウンドで行われたU-18日本代表対東京ヴェルディの試合を見てきました。
一番のお目当てはもちろん、コンサドーレ札幌ユースU-18の鈴木智樹くん。先日同じ場所で行われたJサテライトリーグのヴェルディ戦では、帯同する予定がありながらも「主力の調整優先」という理由で直前になってキャンセルになり残念ながら見ることがかなわなかっただけに、今回は久しぶりに彼を直に見るチャンスです。4月26日に札幌ドームのサブグラウンドで行われたBチームのテストマッチでは、この試合唯一のゴールとなるミドルシュートを決めるなど調子も良さそうで、楽しみは膨らみます。
10:00キックオフの予定で現地に到着したのは9:30前。今回の合宿は30名を超える大所帯ですが、青い練習着の選手の中に智樹を捜すと…いました。噂通りいがぐり頭ではありますが、確かに見覚えのある顔。試合開始前にスタッフから配られたメンバー表にも、確かに背番号15として「鈴木智樹」という名前があります。とりあえず胸をなで下ろすオレ。わざわざ見に行ってお目当ての選手が「いねぇじゃん」となってしまうのは、ネタ的にはおいしいですけどやはり哀しいものです。
というわけで試合開始。
試合終了。
出ねぇじゃん、智樹。
そういうオチかよ熊さん! 狙ってるんじゃないだろうな!?
というわけで鈴木智樹くんはついぞ出ずじまい。その他の「最後まで使われなかった組」の中には清水ユースのエース・阿部文一朗くんや柏レイソルユースで既にトップ出場も果たしている菅沼実くんなどもいましたから、多分「ホケツ組」というわけではないと思うんですけどね。まぁ、どう頑張っても11人しか同時に出られないサッカーの試合で、前述の通り30人からの大人数をさばくのは無理がありますし、明日もまた試合(FC東京戦)がありますから確かに必ずしも全員を使う必要はないですし、出たと言ってもわずか10分ほどしかピッチにいられなかったカレン・ロバートくんみたいな使われ方はどうかと思いますが…。
まぁ、この年代はどの選手を見てもオモシロいんでそれなりに楽しめたことは楽しめました。試合自体はヴェルディが佐野裕哉の技ありゴール、U-18が国見高の平山相太くんの爆笑ヘッドによるゴールで1-1の引き分けでした。とりあえず明日また出直してきます。
あ、俺王様の件ですか? 当事者同士でケリがついてクラブも相応の処分して本人も反省してるならオレが言うべきことはなんにもないや。