チームは今月末からグアムキャンプに入ります。現在は札幌でフィジカル中心のトレーニングをしていますが、その中でブラジルはサンパウロにあるポルトゲーザへ留学に行っていた"King of Sapporo"新居が、約1ヶ月半の留学期間を終え昨日帰国しました。
順調なスタートを切った1年目に比べれば不本意とも言える結果に終わった2年目の昨季は本人としても相当悔しかったようで、短期とはいえクラブに直訴してまでブラジル留学を果たした新居、その成果はどうだったのかという話になりますと、新居自身のコメントは「スピードはまぁまぁ通用した」とのこと。確かに瞬時にトップスピードに入れる速さは誰にでもあるものじゃありません。ただ、君の武器はあくまで人を喰ったような俺様っぷりであることを忘れてはいけませんよ?
まぁそうは言っても「旅は人を成長させる」とも言います。なんだかんだで普段とは言語も文化も異なった環境に身を置き、普段とは違った生活を送ってきたわけですから、たとえ1ヶ月半でも何かを掴んできたに違いありません。新チームが始動して約一週間ほども経過してから、得意げな笑顔で悠然と新千歳空港に降り立った新居の写真を見ていると、ある意味「来日」と言えなくもないと思いました。
もっとも、同時に「仮出所」という言葉も頭に浮かんだわけですが。