お兄さん | 「何駄郎君、勝ったよ! 勝ったんだよ!」 | 何駄郎君 | 「うん、知ってるよ。でもそんな驚くことでもないよね」 |
お兄さん | 「イヤ、そんなことはないでしょ。充分びっくりだよ」 |
何駄郎君 | 「だって今更って感じがするじゃない」 |
お兄さん | 「そうかい?」 |
何駄郎君 | 「そうだよ。まだシーズン半分残ってるとは言えるけど、半分しか残ってないとも言えるし…」 |
お兄さん | 「まぁ、そういってしまえばそうなんだけどね…」 |
何駄郎君 | 「この先何があるかわからないと言っても、昇格は間違いないでしょ」 |
お兄さん | 「は?」 |
何駄郎君 | 「2位との勝点差が22もつけば、よほどのことでもない限り…」 |
お兄さん | 「何駄郎君、ここはフロンターレの応援サイトじゃないんだよ」 |
何駄郎君 | 「じゃあなんだっけ?」 |
お兄さん | 「コンサドーレの話に決まってるでしょ!」 |
何駄郎君 | 「ふーん。それより今回の参院選はどう見るべきだろうか」 |
お兄さん | 「何駄郎君、無理矢理話題を逸らしてはいないか?」 |
何駄郎君 | 「ソンナコトハアリマセン」 |
お兄さん | 「なぜガイジン口調になる」 |
何駄郎君 | 「で、結局何連敗で止まったの?」 |
お兄さん | 「えーっと、14連敗かな。引き分け挟んでだけど」 |
何駄郎君 | 「まだ甘いなぁ。どうせなら甲府の25連敗を打ち破んないと」 |
お兄さん | 「それは勘弁してほしいよ」 |
何駄郎君 | 「だって札幌はJリーグの連勝記録も持ってるんだよ? この上連敗記録まで作ったら完璧! 記憶よりも記録に残るチームだっつーの!」 |
お兄さん | 「イヤ、だからといってねぇ…」 |
何駄郎君 | 「いいじゃない。世間的には既に忘れられてるんだし」 |
お兄さん | 「何駄郎君、別に世論にこびを売る必要はないけど、わざわざケンカを売らなくてもいいんだよ」 |
何駄郎君 | 「はーい。というわけで次節から第3クールだね」 |
お兄さん | 「うん、2位以下は混戦だから、いっそう目が離せなくなるだろうね」 |
何駄郎君 | 「1クール1勝のコンサドーレは蚊帳の外だけどね。外過ぎて蚊に刺されまくりだね。」 |
お兄さん | 「思っていても口に出してはいけないと何度言ったらわかるんだい?」 |
何駄郎君 | 「この分だと今年も勝利給がたんまり余っちゃうね!」 |
お兄さん | 「何駄郎君、お兄さんはスタジアムで後ろから刺されたくないんだけど…。頼むから前向きにね」 |
何駄郎君 | 「はい! じゃあ後半戦に向けてエールを贈ろう!」 |
お兄さん | 「お、気合入ってきたね! よし、やろう!」 |
何駄郎君 | 「残り22試合で勝点66で昇格だ!」 |
お兄さん | 「だからそういうこと言うなってのに…」 |
何駄郎君 | 「ヤンツー。聞こえていたら君のオファーの不幸を呪うがいい!」 |
お兄さん | 「ダメだコイツ…」 |