土曜日に行われたJ2第11節はモンテディオ山形とのアウェイ戦は前半本橋の直接FKで失点、後半もCKなどから2点を失い、3-0であえなく敗戦してしまいました。前節ホームで初勝利を挙げた余勢を駆って連勝を狙いたいところでしたが、昨季4戦全敗と引き分けすら許されなかった山形が相手となると、相性が悪いと言うよりはもはや相手が悪いとしか言いようがありません。
とはいえ、試合は見てないのですけど、話を聞く限りでは少なくとも前半は札幌が押している時間が長かったようで、去年のアウェイゲームでは90分で打ったシュートがたったの2本と、ヘタをすれば同じく4戦全敗した川崎フロンターレよりも相手になっていなかったことから考えれば、まぁそれなりに進歩はしているのかもしれません。まぁ、シュート20本打とうが1本も打てなかろうが負けは負けなんですけど。
さて、この試合で相手選手のタックルを受けて負傷退場した堀井岳也ですが、公式発表によると左足脛骨骨折で全治3ヶ月とのこと。今季は開幕からコンディションも好調で、少なくとも去年前半までのようなショボくれた感じは全くなかっただけに、ここに来ての長期離脱は残念でなりません。靱帯断裂ではなかったことが不幸中の幸いですが、昨年に続き、ただでさえ手薄なFW陣がさらにまた手薄となることになりました。もっとも、華麗なる飲んだくれドライビングで北海道脱出チケット(片道)をゲットした昨年の某選手と異なり、岳也の場合はケガさえ治ればまた戻って来るというのが異なる点ですけど。
岳也の抜けた穴は緊急補強で埋めるのか、それとも既存の選手で埋めるのかは不明ですが、シーズン終盤でかつ昇格争いをしているならまだしも、第1クールが終わったばかりの現在、穴埋め的な補強が必要だとは思えません(岳也がいるいないに関係なく補強はしたいですし)ので、当面はいるメンバーで何とかしていくしかないでしょうね。清野やルーキーの石井にとっては逆にチャンスだと思いますので、しっかりアピールしてもらいたいと思います。