というわけでございまして、3月23日と25日は今藤山を見にジャパンユースカップ観戦、間の24日はドナドナ俺王子を見に等々力陸上競技場へ行って来ました。別に観戦記を書くほどネタもない、と言うよりは今藤山しか見てなかったので、ここに書いてみようかと思います。
ジャパンユースカップのほうですが、まず金曜日、発表されたスターティングメンバーにしっかり3人の名前を発見した瞬間、やはり大勢来ていた札幌サポーターは飲んでもいないのに一気にトップギアに(主にオレ)。攻めてもOK(山瀬)攻められてもOK(今野と藤ヶ谷)という超絶札幌モードのユース代表に今藤山以外はどうでもいい我々、根底に流れているものは東京スタジアムに集結した他の選手のギャルたちと全く同じです。つうかむしろ、声援が野太い分だけオレたちの負けなんですけどね。こんな大人になってごめんなさい。
試合のほうは、ご存じの通り山瀬がハットトリック、藤ヶ谷も無失点、今野も1アシストという、オレの妄想通りには行くハズもなく、ハットトリックを決めたのは田原くん、大久保くんも1得点、藤ヶ谷は3失点。とはいえ、その3失点も藤ヶ谷が悪いわけではなかったし、山瀬も途中交代したものの未だに各選手の役割のはっきりしてない西村サッカーの中で存在感を示していたし、今野もしっかりいろいろなポジションでディフェンスをやり、なおかつ果敢にオーバーラップを仕掛けて無駄走りに終わるというオモシロ人間の片鱗を伺わせていました。
また日曜日の決勝は、相も変わらず受ける声援は黄色くない3人の揃い踏みこそなかったものの、3人とも無事出場。同点PKを山瀬が決め、例によってミスばかりの羽田くんと中沢くんを後目に今野が体を張ったクリアで失点を阻止、PK戦では藤ヶ谷が2本止めて勝利。特に山瀬はまた途中交代だったものの、PKの場面では主審の上川さんがペナルティースポットを指さした瞬間に真っ先にボールをセットして「オレが蹴る」という意思表示をしたことに感心しましたね。今季は積極的にシュートを放つようになっていますから、もしかしたら彼は昨季の俺王子、今季の俺王様が持つ「俺バイブル」を入手したのかもしれません。なお、俺教の全てが記されていると言われる「俺バイブル」は日本国内では売っていません。
それにしても、前田くんと田原くんは並び立たないことが証明されましたが、左右両足使えて前線への飛び出しが持ち味の大久保くんと山瀬は共存出来ると思うんですけどね。個人的に見てみたいだけですけど。まぁ今藤山の3人は今回の大会でも及第点以上の活躍を見せていましたので、3人ともアルゼンチンでの本大会には招集されると思います。
最後に等々力のゲーム。開始早々にPKを献上して俺王子に決められ、後半PKを得て追いついたものの、直後に再び俺王子が決められ突き放された京都は、さらにソーヴィシュを負傷により失ってしまいます。しかしどう見ても大ブレーキだったソーヴィシュがいなくなった京都はその後見違えるようにサイドからガンガン突破、一気に3点を叩き込んで逆転勝ちに成功しました。
というわけで俺王子は、最初のPKを得たプレイと2点目のシーン以外はほとんど走ってませんでした。それでも2点を決める辺りはさすがといった感じですけど、実働は90分中約10分程度、さらに有休を取ってのブラジル帰国も含めれば、これで年俸が1億円というのはコストパフォーマンス抜群だと思います。
エメにとって。