道新スポォツによると、コンサドーレ札幌のユースチーム強化策の一環としてU-15とU-18両カテゴリの選手合計53人が、イタリアはトリノへの海外遠征のため本日出発したそうです。といっても別に何かの大会に出たり道場破りに回るわけではなく、まぁ練習試合もやるにはやるみたいですけど、ユベントスのコーチングスタッフによるトレーニングに参加したり、現地でセリエAの試合を観戦したりといった感じで、どちらかというと強化というよりは修学旅行的な意味合いの強い遠征のようですね。一応、カラ出張ではないようです。
まぁ普段クラブチームのユースというのは、クラブユースの国際大会に出場するか、各世代の代表選手に選ばれない限り「世界」を肌で感じる機会はそう多くないですから、貧乏田舎チームが生き残るためにも、彼らにはこれを機会によりいっそう伸びて、なるべく多くの選手がトップへの昇格を果たしてほしいものです。
というわけで、練習場所を求めて国内をうろうろしているトップチームを差し置いての海外遠征。代表経験のない選手の多いトップチームの選手たちが、「オレも今からユースチームに入る」などと、トシちゃんが「たのきんトリオに戻りたい」というような無茶なワガママを言い出さないかどうか非常に心配です。特にビジュあたり。