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2001年5月 アーカイブ

2001年5月 4日

虐殺札幌

 よくは分からないけどなぜか埼玉…いや、なぜか2位にいたというコンサドーレ札幌。普段から「身の丈にあったサッカー」が身上の岡ちゃんはやはりこの場違いな順位がよっぽど居心地が悪かったようで、清水に5点を献上して散るという潔さを見せました。
 というわけで、「札幌要注意」となっていた世間の風評を、どうせなら負けるなら派手に負けて「なんだ、やっぱり札幌弱いジャン」というものに戻して侮ってもらうための作戦、いわゆる「人生はワンツーパンチ作戦」が成功したかどうかは、6日に行われる対東京戦で判明することになります。

 そんな清水戦の観戦記アップ、それにしても清水の選手は巧いや。なんでアレで優勝できないのかなぁ。

2001年5月 6日

連敗

 日本平での惨敗からわずか3日後、四国まで乗り込んだコンサドーレ札幌ですが、FC東京に破れて久しぶりの連敗。岡ちゃんの立てた「3連戦を5分で」という目標は達成できませんでしたし、意図の不明な選手交代や気持ちの上で東京に負けていたことなど不満がないわけではないですが、5割以上の成績で厚別に帰ってこれたというのも、そもそもの目標(1部残留)から見れば上出来とも言える結果です。
 まぁとりあえず、来週はようやくその札幌での試合なのですから、心身共にリフレッシュして厚別開幕戦を飾って欲しいものです。相手は三冠王者・鹿島アントラーズですけど…。え? 次節鹿島は名良橋と柳沢がレッドカードで出場停止? ナイスガッツ! モットラムさん!

 …でも柳沢がいないほうが怖いような気が…。

 つうことで、東京戦の観戦記アップしました。

2001年5月 8日

ゴンザレス骨折

 現在まで名塚が足首の痛みで清水戦を欠場し、アウミールが右膝のケガでリーグ戦3試合を欠場した以外は大きなケガ人のいなかった札幌ですが、ここに来てU-20代表DF・今野が5日の練習中に左足くるぶしを骨折。全治2ヶ月という噂で、ワールドユースどころか1stステージ残り試合もほぼ絶望となってしまったそうです。
 以前も書いた通り、早生まれの今野は次回のワールドユースにも(年齢的には)出場資格はありますから、今回出られなかったところでチャンスをまるまる棒に振るということはないのですが、今回アルゼンチンへ行って経験を積んで、次回のワールドユースではキャプテンとしてチームを引っ張るという、とどまるところを知らない妄想を抱いていたオレにとっても至極残念。まぁもちろん一番残念なのは今野本人でしょうけど、先のある選手なのですからここは焦らずじっくり治して、完治したらまた山瀬とともに得意のワンワンディフェンス(犬のようにどこまでもボールを追いかけるディフェンス)を見せてほしいものです。

 とはいえ、鹿島のU-20代表主将・羽田くんも清水戦で腰椎横突起骨折という重傷を負い、相次ぐ代表選手の故障離脱に西村監督はさすがにショックを隠せないようです。西村監督の胸中には、おそらく「マドンナたちのララバイ」が流れていることでしょう。

2001年5月10日

やすたろう王国もバーベキュー

 スポォツ報知によりますと、現在最下位に低迷する東京ヴェルディ1969は、最下位脱出に向けて結束を高めるために練習後にバーベキューパーティーを開いたそうです。このチームの場合結束とかそういう以前の問題のような気もしてなりませんけど、まぁ手っ取り早く肉焼きながらワイワイやるっつーのは気分転換にもなるでしょうし、少なくともマイナスにはならないとは思います。
 以前も書いたとおり、札幌は割とよくチームで肉焼いていたりするんですけど、横浜Fマリノスが最下位に落ちたときもバーベキューをやってとりあえず最下位は脱出しましたね。それといい今回といい、なんかやたらとバーベキューが採用され始めたのは、まさか札幌が4勝3敗1分という予想外の成績を挙げている秘訣がバーベキューだと思われてるんじゃないでしょうね。そうかもしれないけど。
 とりあえず、このバーベキュー効果で次節やすたろう王国が勝っちゃったりしたら、東京スタジアムの1階スタンドの柱にある「馬より大熊」の額縁(※東スタは東京競馬場から近い)に、「カトキューよりバーベキュー」というのを加えていただきたいと思います。

 試合の合間を縫って虹と雪のテキスト第5弾アップ、雨ニモマケズです。含蓄がありそうで全然ない一発モノです。

2001年5月13日

鹿島に初勝利

 1部残留のためにもこれ以上連敗は重ねられないコンサドーレ札幌でしたが、本拠地札幌に戻ってきた過去最高の動員で異様な雰囲気の厚別にて、ウルサイのが大好きな俺王様のPKを含む2得点で今まで1度も勝てなかった鹿島に競り勝ち、またしてもついうっかり4位に浮上しました。
 まぁ順位なんて相対的なものなので考えないとしても、飛車角どころか飛車角金銀桂馬落ち、に加えて王将イタリア旅行の鹿島にホームで負けたりしたら、市立船橋高校がJ2でやっても優勝できるってことになってしまいかねないので、とりあえず勝てて良かったです。次節はいよいよ磐田戦。まともにぶつかって勝てる相手ではない、といいますか厚別での試合と静岡ダービーのレベル差に泣きそうになったオレですが、19日もノドから血が出ても声だしますよ。

 というわけで鹿島戦観戦記できあがり。

2001年5月15日

石崎監督解任

 他チームの話で恐縮なのですが、昨年昇格を争った大分トリニータの石崎信弘監督が成績不振を理由に解任されたそうです。確かにJ1昇格の大本命と言われながらも、11節を終了した時点で7位というのは期待はずれといえなくもありませんが、それでも首位とは勝点差はまだ6という状況での電撃解任に、大分サポーターのみならずJ2リーグファンも寝耳に水といった感じのようです。
 この解任劇について、札幌サポーターとしてではなく「家にいるときはいつもジャージ」というジャージ愛好家として語らせてもらうならば、「ジャージの上はズボンに入れる」という着こなしを公衆の面前にて貫き、全国のお父さんに勇気を与えた石崎監督が現場から退くのは至極残念。しかも、その石崎監督を解任に追い込んだのが、同じく今年からジャージストの新星としてデビューを飾った山形の柱谷監督というのも皮肉な話です。
 とりあえず、石崎監督には早いうちにどこかのチームで再びその雄姿を披露してもらい、この解任がジャージの敗北を意味するものではないことを証明して欲しいものです。

 あとリンク追加。ジュビロ磐田系サイトの三光鳥の話

2001年5月17日

俺王様欠場濃厚

 今週末に行われる第10節でコンサドーレ札幌は、1stステージ最大の山場、まぁ1部残留が最重要課題の札幌にとっては毎試合が山場なんですけど、その中でも山場中の山場となるジュビロ磐田とのアウェイ戦を迎えます。その大一番に、前節の鹿島戦で痛めた右膝の状態が思わしくない俺王様がどうやら欠場する模様です。
 もちろんケガの箇所が箇所ですし、ムリに強行出場して悪化されても困るのでまずは完治を優先させて欲しいところですが、ただでさえ勝てそうもない相手との試合によりによって俺王様を欠くのは、高知以来ここ3戦生俺ゴールを見ていないオレにとっても残念な話。
 それにしても、よくは分かりませんけど評論家の皆様からは「Jリーグを盛り上げるために」首位をひた走る磐田を倒すことを期待されているようですが、そんなもん開幕前は降格支持率が小泉首相以上だった札幌が現在4位なんて空恐ろしい順位にいる時点で、すでに充分盛り上がりに貢献してはいると思うのですけどね。頼むから、打席に立つだけで笑える八重樫に3割30本を望むようなマネはしないでいただきたいところ。

 そんなわけで、悲しみに暮れながらリンク追加。ぶらんかさんのTodo Consadole

2001年5月20日

デイドリームビリーバー

 ここのところ、つうか開幕戦の長居以来アウェイで1勝もしていないコンサドーレ札幌は、ジュビロ磐田とのアウェイ戦に臨みました。今度こそと意気込みながら、ゴール裏の約8割が女子という、立教大学の文学部(※)のようなある意味Jリーグで最も強力な磐田サポーターの待ち受ける(それでも奥&ナナ不在のため少ないほうだったらしい)ジュビロ磐田スタジアムに乗り込んだオレを含む札幌サポーター。リードしたままロスタイムを迎え磐田からの初勝利を信じたのですが、ロスタイムに追いつかれVゴール負けという一番やってはいけない負けかたで単なる白昼夢に終わり、アウェイ未勝利記録を更新してしまいました。試合終了後に磐田サポーターの歌うデイドリームビリーバーがとっても心に痛かったのです。
 この試合で累積3枚目のイエローカードをゲットしたバンバンとビジュが次節出場停止。今野も骨折してますし、おそらくユース代表に選出されるであろう山瀬と藤ヶ谷がアルゼンチンにドナドナされるでしょうから、次節名古屋戦はなにかとってもオモロそうなものが見られるような気がしないでもありません。

 そんなワケで磐田戦の観戦記アップです。

 (※)…50人のクラスに男が3人しかいないという学科もザラ。一番野郎率の高い史学科でさえ3分の2が女子。

2001年5月23日

燃え上がれ、立ち上がれ、よみがえるミーハー

 第10節を最後にJ1リーグはコンフェデレーションズカップによる中断期間に入りまして、同時にチームはロングオフに突入しました。いくらプロのフットボーラーといえども、選手たちだって人間です。機械の身体でもなければコンピューターおばあちゃんでもありません。試合や移動で心身共に疲労困憊でしょうから、じっくりと身体を休めて鋭気を養ってもらいたいものです。
 さて8月4日に、新しく建設された豊田スタジアムでたらみオールスターサッカーが行われます。現在、この試合に出場する選手たちのサポーターによる投票が行われていますが、Jリーグの公式サイトでは第2回の途中経過が発表されました。これによると現在、FW部門ではバンバンが圧倒的にトップをひた走っているわけですけど、札幌でバンバンとコンビを組む、というよりはバンバンを従えてゴールを量産している俺王様が、第1回発表では3位だったのが今回ではなんと5位に落ちてしまっています。
 イヤ、8月のクソ暑い時期にわざわざ愛知県まで行って試合に出ることもないし、オールスターでケガをしてリーグに響くなんてことがあっても困ります(そういえばいたなぁ、そういうヤツ)から、是が非でも出てもらいたいというワケでもないんですけど、なんといいますか、俺王様が小倉やトゥットや北嶋の下にいるのは納得がいきません。

 え? 組織票は好きじゃない? まぁ確かにそうですけど、どうせオールスターなんてお祭りなんだからさんざん騒いだって罰はあたらんでしょう。実力優先は代表に任せて、思い切りバカが許されるのもオールスターならではだと思います。ので、全国の臣下よ、今こそ組織票だ! ジーク、俺王!

2001年5月25日

代表、臨戦態勢

 さて、今月末から「プレW杯」として各大陸のチャンピオンが集まるコンフェデレーションズカップが開催されます。2002年の本大会における予選リーグ突破に向けてのケーススタディとなるこの大会に臨む日本代表なぞまるで他人事のコンサドーレ札幌は、前にも書いたとおりオフ期間中。もっとも、山瀬と藤ヶ谷の2人はオフもなく6月のワールドユース前の最後の調整試合であるトゥーロン国際ユースへ出場するU-20代表にドナドナされているんですけど、そんな若い衆などまるで他人事のコンサドーレ札幌は、束の間のリフレッシュということで、バンバンがグアムに行ったりバンバンがグアムに行ったりバンバンがグアムに行ったりしているようです。うらやましくなんかないぞ。
 まぁそんな感じですからいつにも増して日本サッカー界が代表カラー一色になってしまうのは致し方ないところなんですけど、今週号のサッカーマガジンを読んでいると、なんかワールドカップを来年に控えて日本全体がテンパっちゃってるような印象を受けましたよ。開催国として恥ずかしくない成績を残すために、トルシエで、フラット3で本当に大丈夫なのか、と不安になるのは分かるんですけど、だからといってこん平さんに代表の戦術を語らせてどうする!

 と思ってよく見てみたらハンス・オフトでした。

2001年5月29日

エースの番号

 ご存じの通り日本U-20代表はフランスで行われているトゥーロン国際ユーストーナメントに参加しておりまして、札幌からは山瀬と藤ヶ谷の2人が出場しています。現在のところ2試合を終えた段階ですが、山瀬は1戦目のポーランド戦、2戦目のフランス戦ともフル出場、藤ヶ谷が2戦目に出場しておりますが、この大会で山瀬はなんと「10番」を背負ってプレイしています。
 まぁ、この時期のこの世代は相手のスカウトの目をごまかすためにわざと大会ごとに背番号を変えるというのは割と常套手段ですから背番号はあまり意味のあるものではないですし、藤ヶ谷に至っては髪型まで変えて相手スカウトどころかサポーターの目まで欺く念の入れようだったのですが、それとはわかっていてもやはりサッカーの花形番号である10番、しかも代表の青いユニフォームでの姿を見るのは感無量です。来年還暦を迎える父が電子メイルで「誕生日おめでとう」と送ってきた時と同じくらい感動しました。
 とはいえ、1戦目、2戦目とも体格に勝るヨーロッパの選手の前にワンワンディフェンスにひた走るその姿が、何となくどっかの赤黒いチームの10番に見えてしまってなりません。やはり子は親を見て育つのでしょうか。そういえば、父がそのメイルを送ってきたのがオレの誕生日より2週間も前だったのもやはり親子と言うべきか。

 それとリンク怒濤に更新。赤黒い恋人さんのアカクロホンポ、山瀬の応援ペイジYAMASE MANIAの2つでございます。

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