23日に行われたJ1第12節、駒場スタジアムでの浦和レッズとのアウェイ戦は、遙かアルゼンチンの空の下で世界を相手にゴールを挙げたり、世界のシュートを受け続けた札幌の2人の若人に触発され、ることもなく、2-0で浦和の勝利。札幌はアウェイで5連敗という内弁慶っぷりを遺憾なく発揮しました。
昨シーズン2度とも勝利を挙げた駒場で、浦和に素晴らしい内容のサッカーを披露される完膚無きまでの敗北でした。去年もああいうサッカーをされていたら、まったく逆の戦績になっていたんじゃないかと思います。やっぱり監督って重要なんですね。
で、さいたま市の仇をさいたま市で討つというわけではないのですが、そんなブロークン・マイハートをヒーリングしてボーリングしてアームストロングするために、翌日湘南サポーターの友人と共に、大宮公園サッカー場で行われた大宮vs湘南戦を見に行きました。入場する直前、何を思ったかいきなり自らの手で半券をちぎり取るという鬼神のような行動で周囲の人間の背筋を凍らせたウチのカミさんに仰天しつつも、我々は湘南側に陣取りました(※結局無事入れました。大宮のボランティアスタッフの皆さんご迷惑をおかけしました)。
栗原と高田保則を欠き、前半途中でパラシオスが負傷で退くなど攻守の要を失った湘南を相手に、大宮は相も変わらずまったく動かない電柱(デリー)とよく動くフレッシュな電柱(バレー)という、文字通り2本柱の活躍により勝利。湘南は積極的な選手交代策も実らず首位獲りに失敗。
結局、前日の浦和での敗戦を癒してもらうどころかさらに地獄の下層に落とされる結果となり、東京に戻る高崎線の窓から見えた「小松原学園」の看板も虚しい日曜日の夕方だったのでした。
あと浦和戦観戦記。