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2001年7月30日

俺様の名のもとに

 福島県のJヴィレッジ(通称J村=ジェイソン)にて、28日から全日本ユース選手権が行われております。初日は開会式のみなので、実質グループリーグ開幕となった29日、今年前半この日をトップのどの試合よりも楽しみにしていたオレは、他のビョーキな方々とともにサポーターバスツアーにて一路福島へ。お目当ては、つってもちょっとまた背が伸びた伝庄優くんやキャプテン中村拓朗くんのダブルボランチ、U-16日本選抜にも選ばれたMF鈴木智樹くんにGK蝦沢匠吾くん、スピード豊かなサイドバック石郷裕二くんをはじめとしてもう全員がお目当てではあるんですけど、中でも一番の注目はやっぱり、ここでも何度か触れている"King of Sapporo"もしくは「プチ俺王」こと新居辰基くん。
 満を持して登場した第3試合、新居は北信越代表のGENIOS FCを相手に大暴れ。2人に囲まれてもその間を強引に突破したり、意表を突くループパスを出したかと思えばペナルティエリア外の角度のないところからシュートを打ったりジャンピングボレーを見せたり、オフサイドに引っかかって副審にガンを飛ばしたり、しかもリスタートしてるのに(ガンくれたまま)悠然と歩いて戻ったりなどのオモシロプレイもさることながら、14分、31分、33分と立て続けに3ゴールを叩き込み正真正銘のハットトリックで結果も残すという、もう俺様好きのオレの間違った期待に応えるどころかそれをはるかに上回る俺っぷりでジェイソンに集結した30人あまりのサポーターを魅了。あまりのオモロさにオレなどは鼻血が出てきたくらいです。サッカーの応援してて鼻血出したのなんて初めてですよ。
 日程が詰まっているためか新居は前半で「御役御免」となったので、おかげで鼻血による失血死で二階級特進という事態は避けられましたが、結局試合は新居が引っ込んだ後も7点を奪い、結局11-1という大量得点で勝利。イヤもう、トップの試合見てるより数十倍オモロいです。まさに「オモシロいものが嫌いな人がいて?」ってな感じですよ。

 なお、本日行われた第2戦もコンサドーレ札幌ユースはアルビレックス新潟ユースに5-0で快勝、新居も2得点と相変わらずの大活躍だったようです。大会を見にきているU-18日本代表の田嶋幸三監督、新居を是非じっくり見て、そして代表に選んでください。選んでくれないと監督の携帯電話の留守電に「ロード」全章をフルコーラスで入れますよ?

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