故障者が相次ぐ中、連敗脱出を目論んで土曜日の福岡戦に向けてトレーニングを続けているコンサドーレ札幌ですが、昨日の練習でミニゲーム中の接触をキッカケに、俺王様と黄川田がケンカをおっぱじめてしまったそうです。その原因については「どこのラーメンが一番うまいかで言い争いになったから」、「遊戯王のレアカードの取り合いになったから」、「ウィルが黄川田から借りた『ガラスの仮面』に醤油をこぼしてしまったから」とか様々な説が流れていますが、結局2人ともその時点で練習を切り上げて帰宅したそうです。
道内メディアのほかには全国メディアではスポォツニッポンだけがこの情報を伝え、てるのはいいんですが、そこはやはりスポニチ。「内乱、異常事態」とチームが崩壊したかのような書き方です。そんなもん30人からの人間がいるサッカークラブなんですから、むしろみんながみんないつも仲良しっつーほうが気持ち悪いし、そりゃたまにはムカっと来ることもあるだろってなモンで、殊更に騒ぐ必要もないんじゃないかと思いますよ。過去には試合中に味方選手の尻を思い切り蹴り上げたゴールキーパーもいることですし。
なお、その後の情報では「大人のプロフェッショナルらしく、にっこり笑いあって仲直りし、目の前の試合に集中した。」(札幌タイムスWeb)ということです。とりあえずはWINKより仲が悪くなることはないでしょう。(←冷戦?)
そのおかげと言ってはなんですが、俺王様が帰った後の練習ではアダウトがプレイスキックを蹴ることになり、精度の高いキックを披露していたそうです。セットプレイはともかくとして(絶対に俺王様が蹴ってしまうから)、アダウトが低くて伸びのあるボールを正確に蹴れるとなれば、ホンモノのサイドチェンジが札幌にも生まれるかもしれませんね。
何たって今までは、サイドチェンジ自体はあっても「ぽよ~ん」といった感じのロングボールが多く、フリーだった逆サイドの味方のもとへ相手選手とボールが同時に着くという「なんちゃってサイドチェンジ」ばかりでしたからねぇ。