« 恵比寿にコンサドーレショップ | メイン | 代表に愛称を »

2001年12月23日

新外国人FW決定?

 ワンワンチーム結成に向けて契約更改が順調に進んでいる札幌ですが、こと外国人助っ人に関しては大黒柱の俺王様が横浜ラーメン博物館制覇へ旅立ち、チームの危機を救ったアダウトが所属元のパルメイラスの都合で札幌退団となり、戦力的なダウンは否めません。その後釜となる助っ人選手の補強動向が注目されていましたが、先日コリチーバのDFマクサンドロ・バルボサ・デ・オリベイラと仮契約を結んだのに続き、本日スパルタク・モスクワ(ロシア)でプレイするブラジル人FWルイス・ロブソン・ペレイラ・ダ・シウバを獲得することが明らかになったと日刊スポォツ北海道やスポォツニッポンのWebサイトに載っておりました。
 ロシアでプレイしていたブラジル人といえば「ロシアリーグ得点王」というふれこみでやってきたアンドラジーニャを思い出してしまいますが、得点王といっても実は2部でしたというオチがついていたアンドラジーニャとは違い、こちらのほうはロシア一の強豪スパルタク・モスクワでレギュラーを務め、今季のUEFAチャンピオンズリーグでは6試合で2得点と実績は申し分なし。182cmという長身ながら2点のうち1点は直接FKで挙げるなどキック精度も高いようです。厳寒のロシアで5シーズンプレイしたということは札幌の寒さにも違和感はないはずで、まったくよくもまぁ見つけてきたもんだという隠し球的選手です。
 チャンピオンズリーグなんてものを見てない(WOWOWがない)のでどんな選手かはわかりませんし、いくらいい選手でもチームにフィットするかしないかで大きく活躍度が変わってきますから、実際札幌のユニフォームを着てプレイした姿を見てみるまでは何とも言えないのですが、さすがにコンビを結成してからまだハズレ助っ人を引いたことがない小山・石井コンビ、伝統の「必殺二親等で我慢技」発動してルイスはルイスでもエメルソンの腹違い(川崎を戦力外)を連れてくるようなマネはしませんでしたね。

 とりあえずオレとしては彼が俺様であれば満足なのですが、画像を見る限りでは成田の税関で確実に足止めを喰らいそうなツラのようで、少なくともツラの面では俺王様の穴を充分に埋めてあまりある補強だと思います。ビジュも残留が決定したようですしマクサンドロもかなりの強面ですから、報道の通りになれば比較的おとなしめだった(ツラが)ブリットを切ってまで俺王を獲得して完全体を目指した横浜に勝るとも劣らない極悪ユニットが誕生することになります。ただ、日本初体験となる両者の世話は一番在籍の長いビジュがやらなければいけないと思いますが、ビジュにそれを求めるのはてんぷくトリオの再結成を望むようなものです。来季はウリセスの仕事量が3倍になるかもしれません。

2016年2月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          

アーカイブ