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2002年2月 8日

コンビで勝負

 ちょいと古い話になってしまうのですが、チームはアデレードに場所を移して二次キャンプに入っております。フィジカル強化中心だった一次キャンプから戦術的な練習に入るようで、6日には南オーストラリア州1部リーグチャンピオンのアデレード・ブルーイーグルスと30分×3本の練習試合が行われました。前回の南オーストラリア州選抜との試合に続きこの試合でも勝ったことは勝ったんですが、内容的には得点は2本目の山瀬の1点のみで、FWのコンビがあまりかみあわなかったらしく、新聞では「格下相手に決定力不足露呈」というなんともな書かれようです。
 オーストラリアにはプロリーグはないそうで、この日の対戦相手のブルーイーグルスもチャンピオンとはいえ州リーグのアマチュアチーム。実際に見たことがないのでなんとも言えないのですが、なるほど確かにプロやアマという区分けで見れば格下と言えると思います。
 ただ、ちょっと話はズレてしまいますけど、オーストラリアという国は他のオセアニア諸国と同じくラグビーが盛んだそうですが、それでもオーストラリアはかつてはイギリスの植民地で、また積極的な移民政策を採ってきため欧州系の移民も多く、彼らの移民社会ではサッカーも盛んに行われているという話を聞いたことがあります。イタリア代表のクリスチャン・ビエリもオーストラリアで育ったそうですし、いくらブルーイーグルスがアマチュアチームだからといって、日本の大学生や社会人の地域リーグレベルの相手より大きく劣るということはないでしょう。いずれにしてもこの時期の練習試合なんていわばホントに練習の一環ですからね。重要なのは試合自体じゃなく、その結果や内容を受けてそれからどうするかだと思いますから、とりあえずはどうでもいいです。それよりも、「決定力不足」はまぁいいとしても、鬼の首を取ったように「露呈」だなんて昔は決定力が足りてたかのような書き方はやめてほしいと思います。
 つうか、FWに関してはみんながみんなコンビ組んでまだ日が浅いメンバーばかりですから、つきあいたての高校生カップルみたいなぎこちなさはあって当然だと思います。昨季チームに君臨していた俺王様だって、オーストラリアキャンプの時はバンバンと息が合わないと嘆いていましたからね。それがシーズンが始まってみればみなさんもご記憶の通り、全盛期のコント55号の如く絶妙なコンビネーションで得点を量産してましたからね。

 最後のほうは倦怠期に突入してましたけど。

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