開幕まであと5日と迫った本日、札幌は地元のプロフェソール宮崎FCと練習試合を行いました。当初の予定では23日の城南一和戦で調整試合は全て消化のはずだったんですが、哲二監督は広島への遠征に帯同させるメンバーを見極めるため、急遽控えメンバー中心で今季からJFLに昇格するチームとの試合を組んだようです。
その結果は4-4という、なにやら修学旅行の枕投げを思わせるノーガードのどつきあいだったみたいですが、話によれば開幕戦に臨むと思われるレギュラー組は誰一人として出場しなかったそうで、人数が足りずに後半には相手チームの選手を借りての試合となったらしいです。なるほどそんな感じじゃ組織的なチームプレイなんかは望めないだろうし、そんだけ失点するのもムリもないなと思いますけど、何だか急遽マッチメイクしたというよりは宮崎FCの紅白戦に混ぜてもらったと言ったほうが近いような気もします。
まぁいずれにしても、この練習試合は開幕に向けた準備と言うよりは控え組のやる気を落とさせないための配慮の意味合いが強いような気がしますけど、得点は新居、相川、森くん、そしてオウンゴール。新居&相川のAAコンビ(なんだそりゃ)が得点したことによって、コレでオーストラリアキャンプから行われてきた練習試合を通じてロブ、コジ、オグ、岳也、田澤、新居、相川、今はDFやってる曽田も含めて今季のFW登録の選手が全員ゴールを挙げたことになりました。昨季の開幕前はバンバンと俺王様が3得点ずつ挙げた以外は深川とらっきょ(今年はMF登録)が1ゴールずつだけ。もちろんチーム戦術の違いはあるでしょうけど、シーズンに入ってからも結局ほぼそのまんまの結果となったことから考えても、「ゴールが何よりの薬」なストライカーにとってはいい傾向だと思います。特に新居の場合。