ここ2~3年の札幌には有望な若手選手が多く入団してきており、2000年に山瀬とフジがアジアユース代表に選ばれたのを皮切りに、2001年にはこの2人に加えて(ケガで本大会にはでられなかったものの)年齢的には「飛び級」となるゴンザレス今野がU-20日本代表に選出されました。
そして今季、新入団の吉瀬と相川がU-19代表の韓国遠征メンバーに選ばれました(相川は追加招集)。韓国への遠征というとどうしても「美形揃いの日本人に比べなくてもあんまりな韓国選手の書かれっぷり」とか「韓国が点を入れたのになぜか韓国ボールでキックオフ」という、作者自身が「コレはサッカーマンガではない」と言い切ったサッカーマンガを思い出してしまうのですが、それはそれとして昨季のゴンザレスもチームデビュー前にユース代表で国際試合を経験して自信をつけましたから、是非とも試合に出て経験を積んで、主力として選出されることが濃厚なゴンザレス共々、次のアジアユースそしてワールドユースには揃ってピッチに立って欲しいものです。とはいえ、オレ個人としては「今2人選ぶともれなくもう1人ついてきます。」と新居をバリューセットにしたかったのですが、仕方がありませんね。とりあえずJリーグで得点をふんだくれば選ばれるでしょう。
また、その新居が昨季まで在籍していたコンサドーレ札幌ユースU-18からは、MFの鈴木智樹がU-17日本代表のオーストラリア遠征メンバーに選ばれています。ユースに疎い方(普通はそうだと思います)のために簡単な特徴を紹介しますと、ミドル~ロングレンジの意外性のあるパス、というよりは人をおちょくったようなパスを得意とする、有り体の言葉で言えばファンタジスタといったところでしょうか。先日トップチームの練習に参加して南国高知FCとの練習試合で得点を挙げた伝庄優もU-16日本代表候補に選ばれたことがありますし、若い連中も楽しみな選手が増えてきました。
フル代表はいないけどな。