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2002年3月25日

続々・ロブの真実

 さて、やはりといいますかなんと言いますか、前回のロブ記事が予想通りの反響を見せているようですが、別にオレはロブをさらし上げしたいわけではありません。「大物の部類に入る」とまで言われたロブがいったいどういう経緯で札幌なんぞにやってきたかという謎が、つまりは「能力的には折り紙付きでも性格的にアレ」というある意味札幌に来る助っ人の王道パターンだったことが判明し、オレとしてはかなり納得だったんですよ。
 今更言うまでもないことですが、能力の高い選手は当然ながらその相場も高いわけで、浦和や名古屋のように資金的に恵まれておらず、かといって鹿島のようにコネクション的にも恵まれているわけでもない札幌がそれなりの選手を獲得するには、サンパウロでさんざん周囲の手を焼かせていた俺王子ことエメルソンや、大分で数多い出場停止を繰り返した挙げ句札幌が引き取る形となった俺王様ことウィルのように、「とりあえず気性難には目をつぶる」という、まさにサンデーサイレンス産駒かシンボリルドルフ産駒かといった感じでしょう。そういった意味では、むしろ前任者たちのように活躍する素地は揃っているような気はするんですよね。

 前々回の記事でも書いたように、オレにとっては結果さえ出してくれれば多少気性難だろうが構わない、つうかむしろネタ的にはおいしいのですが、現時点でのロブは3試合に出場して得点ゼロの退場1と暗黒オーラだけが突出している感じで、残念ながら結果を出しているとは言い難い状況です。
 しかし、そうは言ってもロブは既報の通りチャンピオンズリーグでも得点を挙げている選手で、新聞でも報道された2001-2002年シーズンのフェイエノールト戦(2001年9月18日)とスパルタ・プラハ戦(2001年10月23日)で1得点ずつを挙げている他、1999-2000年シーズンと2000-2001年シーズンにもそれぞれ2得点ずつを挙げ、その中にはスポルティング・リスボンやアーセナル、リーズ・ユナイテッドといった強豪相手の得点も含まれています。少なくとも、どこの馬の骨ともわからん選手ではないことだけは確かですから、個人的には期待してはいるんですけどね。

 ただ記録を調べた限り、チャンピオンズリーグではホームでしか点を取ってないみたいです。

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