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2002年5月29日

古今東西世界大会

 「週刊プレイボーイ」という雑誌があります。女性の方はあまりご存じないかと思われますが、「週刊少年ジャンプ」で有名な集英社が刊行している雑誌で、内容としては女性アイドルの水着グラビアや野球や車、競馬パチンコなどの記事がメインで、言ってみれば「週刊大衆」や「週刊現代」などのいわゆる「おっさん週刊誌」の青年向け版といった感じでしょうか。その辺りは、ゆでたまご先生や宮下あきら先生といった、かつて我々がガキだった頃の「週刊少年ジャンプ」で活躍されていた漫画家がひっそりと連載しているあたりからも伺い知ることが出来ます。
 別にオレは普段から週刊プレイボーイを愛読しているわけではなく、今週はたまたま買った、というか白石美帆ちゃんのグラビア目当てで買っただけなのですが、ワールドカップを目前に控え、どちらかといえば普段は野球記事が多い「週刊プレイボーイ」も今週はサッカー記事が多く載っていました。しかしそこはかつて柱谷哲二のコラムを連載していたこともある週刊プレイボーイ、U-21のトゥーロン国際ユースの記事があり、山瀬の写真も載っていたのを始め、ワールドカップの記事でもただの展望記事では終わらずに、何を血迷ったのかエレクトロニックアーツ・スクエアの「それなら君が代表監督」というゲームで全64試合をシミュレート、その結果日本はアルゼンチンとベスト4をかけて激突するという、全身全霊を尽くした気休めをやっていたのがひと味違いました。98年のフランス大会の組み分け決定後、それまで硬派な総合スポーツグラフ誌としてならしていた「Number」が、初めてワールドカップの舞台に立った日本がアルゼンチン相手に感動的な勝利を収めるという後藤健生さん入魂の妄想小説を載せていたのを思い出しました。

 しかしそれよりも一番最強だったのが、もう一つワールドカップがらみの企画として載っていた、日本と韓国のカメラマンが相手国の女性のヌードを撮る「日韓共催ヌード」という、まったくもって意味がわからない企画でした。さすが週プレといったところでしょうか。

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