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2002年6月10日

現金なヤツら

 一昨日行われた道都大学との練習試合の結果は、6-0という圧勝に終わりました。オフィシャルサイトによると、得点者はオグ2点、山瀬、新居、曽田、今野となっています。相手は大学生とはいえ、ついこの間まではその大学生(札幌大学)を相手にすら1点も獲れずに負けていたコンサドーレが、柱谷哲二前監督が解任されてから初のテストマッチでいきなり今季最多得点で快勝。なんてわかりやすい人たちでしょうか。なお、ジャジィことジャディウソンはこの日のテストマッチには参加せず、これからチームメイトとなる選手を見学していたとのこと。
 そのジャジィですが、どうやら北海道名物であるジンギスカンをお気に召したご様子。羊肉というのは独特の臭みがあるためにダメな人はほんとにダメなものなのですが、「ジンギスカンがおいしかった」と言っていたそうです。続けて「母星の『ヌダモジュヤ』という料理に似てるんだ」という発言があったそうなのですが、それは通訳のウリセスに握りつぶされた模様です。

 さて、話は変わりますが日本代表の初勝利、素直におめでとうございます。モストボイの欠場やホームの利などのプラス要素が影響したのはもちろんありますが、それでも勝ちは勝ち。ワールドカップの歴史上、ホームアドバンテージを利用して優勝した開催国だって多いのですから、誇りこそすれそれを蔑む必要は何らありません。
 それにしてもよく勝てたものです。モストボイやカルピン、オノプコらの国外組を除けば、ロシア代表のメンバーは大半がスパルタク・モスクワの選手で構成されています。スパルタク・モスクワといえば、あのロブがいた(もう戻ったんでしょうか)チーム。北のくにから哀をこめてのたぐさんのおっしゃっているように、「ロブソンですら活躍できるリーグの代表」とも言えますが、逆に言えばスパルタクの監督も兼任するロマンツェフ・ロシア代表監督はそのロブすら生かすことが出来る名将という見方も出来ますし、スパルタク所属のティトフなどはそのロブにすら点を獲らせていた選手という見方も出来るわけです。まぁ、終わってみればすべては杞憂だったわけですが。

 ところで、昨日の試合はスカパー!で観戦していたのですが、今更ながらスカパー!の映像って、いったん宇宙まで行っているせいなのか地上波での放送より若干のタイムラグがあるんですね。まぁ普段ならばまったく問題はないんですが、今回は何しろ全国の人たちも見るワールドカップ。隣のうちも観戦していたようです。オレの住んでいるアパートはぼろい上に、昨晩も暑くてお互い窓を開けていましたから、家族揃って大変盛り上がっているらしき声が聞こえてきます。それだけならもちろん何の問題もないのですが、どうやら隣は地上波で見ているようなんです。こっちはスカパー!、あっち地上波。

 盛り上がられちゃうんですよ。こっちより先に。

 稲本の先制ゴールの時だって柳沢がポストで落とした辺りで隣の大歓声が聞こえてきて、決まったのがわかっちゃっいまして。オレも地上波にしてしまえばよかったのですが、スカパー!の実況・倉敷保雄、解説・原博実というオレの中でのゴールデンコンビをむざむざ捨てるわけにもいかないので、とりあえず暑いのは我慢して家の窓を閉め切ってみました。しかし、こういうのはいったん気になるとどうにも気になってしょうがないものですし、何より隣の盛り上がり方が尋常じゃありません。その後も日本のチャンス、ロシアのチャンスともども隣の盛り上がり方でその結果がわかるという有様で、オレんちだけ置いてけぼり。
 もちろん隣の家族には何の罪もないのですが、スタープラチナ・ザ・ワールドをかけられたらこんな感じなのかなぁとしみじみ思いました。

 あとリンク2件追加。コンサおじさんのCONSANOVA TIMEと、くまちゃんさんのフジ君と今ちゃんで遊ぶページです。

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