豪州キャンプもあと残り2日となりました。今年は選手のストレスなどを考慮して(という名目で)例年の半分程度となる2週間の日程となっているものの、それでも慣れない異国の地では決して短い時間ではありません。そんな海外生活で一番困るのがやはり食事。つってもオレは別にそんなに長いこと海外にいた経験がない、っつーか海外旅行の経験すらほとんどないのであんまりよくわからないのですけどね。あんまり旅行好きじゃないですし。その数少ない外国経験も崩壊一週間前のソ連とかだし、新婚旅行だってやれイタリアに行ったとかやれバリ島に行ったという友人たちを尻目に断固として伊豆で温泉コースでしたし。
話が逸れてしまいましたが、そんなわけで札幌の選手たちもそろそろ日本食が恋しくなる頃。しかし、昨年から口蹄疫の影響で食料品の持ち込みが厳しく制限されてしまい、レトルトカレーなどの人気メニューが食べられなくなり、昨年は「カレーが食べたい」という選手の声に応えて石水副社長自らが現地でカレー配給を行うというエピソードもありました。
この辺りのことは当時このサイトでもちょっとだけ紹介しましたが、この時「ガッツポーズするほどカレー好き」と憚ることなく言い切った男がいました。阿部哲也です。後に契約更改の場で「寮でおなかいっぱい食べられるようにしてほしい」と、金銭欲より食欲を優先することになる男を一躍オモシロ人間として知らしめたのがこの「カレーでガッツポーズ発言」でしたが、このオモシロ人間は今年も衰えることはないようです。道新スポォツに日本食に飢えている阿部のコメントが載っておりました。
曰く、「しょうがないからミートソースをゴハンにかけて食べてます」
そこまでしてもご飯が食べたいのでしょうけど、根本的に何かを間違えているような気がするのですが。何と言いますか、母のぬくもりが恋しくて父に女装をしてもらうくらいの間違え方です。
なぜだか、みそおにぎりで過ごした貧乏時代の日々を思い出しましたが、その時の周りの選手の反応がどうだったのかも非常に気になってしまいました。
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