« とりあえず圧勝 | メイン | 鹿児島キャンプ終了 »

2003年2月27日

ゴンザレスリターンズ

 ユース代表のブルキナファソ遠征にドナドナされていた今野泰幸がようやくチームに合流しました。代表合宿と遠征で豪州キャンプにもまるまる不参加となってしまい、自チームの練習にまともに参加するのはほぼ初めてと言っていいような状況です。そうかと思えば来週からまた合宿があり、そして来月末からはいよいよ本番のワールドユースと落ち着くヒマもありません。
 チームスタッフからも「協会所属」とからかわれるほどチームを空けることが多い今野。ジョアンの心中たるや都会で一人暮らしをする息子を持つ母親の気分でしょうか。もっとも、うちの母ちゃんならたまに帰省した時には喜んでもてなしてくれますが、今野の場合いたらいたで散々こき使われるだけなんですけどね。
 そんな調子で今年は多忙な今野くん、今年はいいとしてもやはり来年が気になります。イヤ、オレが今からそんな先の話したってどうにもならないのですけど、これまでコンサドーレ所属で代表、あるいはフル代表候補に入った選手って、GKの葉柄と藤を除けばみんな2年以内に札幌から出て行っているんですよね。古くは吉原宏太(1999年五輪代表選出→シーズンオフにガンバへ移籍)に始まり、播戸竜二(2001年代表候補合宿に招集→シーズンオフに神戸へ移籍)、山瀬功治(2000年からユース代表→昨オフ浦和へ移籍)といった感じで。まぁバンバンは期限付き移籍でしたけど、現に今野本人も昨オフは相当に悩んだようですし、やはりいったんレベルの高いところを知ってしまうと現状では物足りなくなってしまうものなんでしょうかね。ドラゴンボールみたいなモンですか。
 まぁ彼のプロサッカー選手としての人生は彼自身が決めるものだとはいえ、いち札幌サポーターとしては彼の大好物と言われるサーモンのようにちゃんと育った川に戻ってくるのかが大いに気になります。つうかちゃんと帰って来いよ。テレサ・テンのアルバムあげるから。それだけでは不満ならビッグワンガムのガム部分もつけてあげるから。

 ところでテスト生として練習に参加していた前東京ヴェルディ1969の川口卓哉が正式契約となったとクラブから発表がありました。やはり札幌出身の選手だけあって、クラブが彼に課したもっとも過酷な入団テスト項目である「ぽんぽこサンバをフルコーラス歌う」も難なくクリアしたようですね。頑張って欲しいものです。

2016年2月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          

アーカイブ