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2004年2月 6日

新主将誕生

 チームは引き続きキャンプ中。毎年のことですが道内では練習出来ないコンサドーレは、道外に出てキャンプ地を転々としています。若返りを図り、とりあえず今年は昇格が最大目標ではないとはいえ、今シーズンを共に戦うチームはどんな感じなのか、新しく入った選手たちはどこまで出来そうなのか、スリーサイズとか足のサイズ、好きなおもちゃとかそんなこんなが気になってしまうのは、サポーターとして当然の心理です。
 しかし、宮の沢や札幌ドームであれば練習を見に行って実際にその目で確認をすることが出来るでしょうが、道外、しかも海外となれば気軽に行ける場所ではありません。先日J2の前期日程が発表され、札幌は今年もホームで開幕戦(vs甲府戦)を迎えますが、その直前まで道外キャンプを余儀なくされますから、必然的にほとんどのサポーターは開幕戦までおらがチームを見ることはかなわないわけです。
 ですから今時期の我々は新聞のわずかな情報などにすがるより他に手段がなく、悶々とした日々を過ごさざるを得ません。とはいえ、トータルして考えれば今が一番平和な時期という見方も出来るんですが。

 そんなわけで、そのわずかな情報から新主将の話題を。ここ2年間の札幌は、選手のスキルとか監督の戦術とか以前に、チームとしてのまとまりを大きく欠いていました。特に昨季は、多少の不運もあったとはいえメンバー的に考えれば昇格争いに絡んでいてもおかしくはなかったはずが、終わってみれば9位に沈んでしまったのですから、今季はとにもかくにもチームとしてまとまって欲しいというのが多くのサポーターの切実な願いだと思います。
 そういった背景もあって地味に注目されていた今季のキャプテン人事ですが、まぁ大方の予想通り佐藤尽に決まりました。副主将も藤ヶ谷に次いでチーム在籍の長い大森健作と、砂川誠がその役割を担うことになります。ただし、その肩書きは「主将」、「副主将」ではなく「リーダー」と「サブリーダー」。「選手みんなを引っ張っていってもらいたいから」というヤンツーの意向のようですが、そんなに「主将」という言葉を避けたいのかと思わざるを得ません。
 とにかく、今季は「ベガはベガでもホクトベガ」の如く「佐藤は佐藤でも佐藤尽」が中心になります。その適性については昨年もゲーム中に何度かキャプテンマークを巻き、最終ラインから大きな声でコーチングしていましたので大丈夫でしょう。もっとも、その懸命なコーチングもことごとく無視されていたのは気になるところですが。
 まぁ、キャプテンマークを巻いたからと言って通常の3倍のスピードになったりするわけではないですから、あまり気負わずにやってもらいたいと思います。今年はザイーという申し分のない「アニキ」もいますからね。

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