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2004年2月10日

ヤンツーなる監督とは

 チームは相変わらずグアムキャンプ中です。新聞にはまぁぼつぼつと記事は載ってたりするので、そこからある程度の類推は出来なくもないのですけど、実際の練習風景を見たわけではないので、ヤンツーがどんな練習をして、どんなふうにチームを作っているのかまではわかりません。前にも書いたようにチームが遠方でキャンプをやっている現時点では「実際に見る」のはちょっと無理ですので、ヤンツー自身がどんな指導者なのかもまだ完全には見えていない状況です。ということで、ヤンツーがどんな人なのかを知るには、今までヤンツーを見てきた人に聞くのが一番手っ取り早いと、三光鳥のご主人から頂いた「ヤンツーを語る会」のオファーをありがたくお受けしました。
 で、そのヤンツーを語る会、いきなり「清野を語る会」になったと思ったら次は「洋平板長を語る会」になったりと自ら望んで脇道に逸れまくった結果、ご主人によるヤンツー評は「守備の構築はしっかり出来る。ただ攻撃についてはそれほど得意ではない」とのこと。また、札幌の監督に就任してからの新聞報道からも垣間見える通り、「かなりの理論派」であることも間違いないようです。理論派、守備の構築が得意、反面攻撃パターンの構築は不得手…。これらのファクターから導き出される答えを我々にわかりやすく言うとすれば、それはメガネをかけていない岡ちゃんという認識でよろしいでしょうか。言われてみれば監督就任会見でヤンツーがコンセプトとして掲げていたのは「常に自分達が主導権を握ってゲームをコントロール出来るようなアグレッシブなサッカー」。確かに攻撃的なサッカーを目指すとは一言も言ってないですね。とりあえずは守備重視と言ってもそれは専守防衛とイコールになるわけではなく、「攻撃は相手のボールを奪うことから始まる」と考えれば守備もまた攻撃とも言えるわけですし。

 つうかまぁ、ヤンツーの目指すサッカーがどこにあるかは別としても、今のところの新聞などに見られるヤンツーの「判断に間違いがある」とか「同じミスを何回も繰り返している」とかいうコメントを見る限りは、コンサドーレというチームはきわめて難攻不落であると言えるのでしょうかね。ドルドレイみたいに。まぁ先は長いので気長に見守るとしましょうか。えーと、腐海が土を浄化するくらいのスパンで。

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