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2004年3月31日

未来への布石

 本日2006年のドイツワールドカップのアジア一次予選・シンガポールとのアウェイ戦が行われました。結果についてはどうだっていいので割愛するとして、この一次予選はほぼ今年いっぱいをかけて行われます。まぁへっぽこU-23日本代表がアテネオリンピックへの出場権を獲得したくらいですから、どんなにへっぽこ代表チームでも一次予選程度は突破出来るでしょう。それが終わればアジア最終予選です。その前に今夏にはそのへっぽこU-23日本代表のアテネ五輪本大会が行われますから、今年から来年にかけてはへっぽこ代表がらみの話題がサッカー界の中心となるでしょう。現時点でも五輪やワールドカップの予選が行われる前後には、巷でも昨年は阪神を語っていた人たちがへっぽこ代表の話題で持ちきり。ジーコがあーだとか山本昌邦がこーだとかシャーミンは幸田とかの話に花を咲かせていますからね。
 割と熱心なサッカーファンの皆様におかれましても、つまんない試合ばかりのへっぽこ代表監督を見限って、自分がサッカークラブの監督になれるゲームをやっておられる方も多いのではないかと思います。関係ないですけどこういう「なりきりゲーム」って、根底にあるコンセプトはギャルゲーと同じなんじゃないかと思われますがまぁそれはいいとして、この流れはおそらくへっぽこ代表のワールドカップの最終予選が始まる来年も続くでしょうね。
 しかし、来年はもう一つ重要な国際大会があります。それはFIFA U-20世界選手権。通称「ワールドユース」と呼ばれるこの大会、その名の通り20歳以下の世界大会で、注目度自体は決して高くないものの、古くはフィーゴやルイ・コスタ(ポルトガル)、最近ではサビオラ(アルゼンチン)など未来のスターが輩出される大会としての楽しみがあります。
 で、来年はオランダで行われるこの大会に臨むことになるのが、現在19歳の選手たち。もちろんこの世代は結果よりもまず優先すべきことがあるのですが、気の早い話ながら4年後に北京で行われる夏季オリンピックにおいては、2008年に23歳となる彼らが中心世代となります。そう、次のオリンピックはもう始まっているのです。
 というわけで、まずはそのワールドユースの出場権を得るためには、マレーシアで行われる予定のAFC U-20アジア選手権(アジアユース)を勝ち抜かなくてはいけません。アジアユースが行われるのは今年9月末。いずれ劣らぬくせ者揃いのアジア諸国を相手とするこの大会まで7ヶ月を切っているわけですが、主力となる19歳の中心選手たちが「プロ選手」として歩み始めたこの時期から、U-19日本代表は本格的に始動することになります。そのトレーニングキャンプ(4/4~4/9)のメンバーが発表されました。

 いねぇじゃん、智樹

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