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2004年4月18日

長い目で・その2

 というわけでさきほどようやっとブデオを見終わったところですので、トップチームの試合の観戦記はまた後日にすることとして今日はサテライトリーグの話です。日立柏サッカー場で行われた、アウェイ柏戦を見てきました。
 準優勝を果たしたベリンツォナ国際ユース大会に出場していた桑原剛、昨日試合出場のなかった智樹も来るだろうとワクワクしながら日立柏へ。キックオフ10分くらい前に会場に着き、もらったメンバー表を見ると、桑原や智樹の名前はもちろん、まだ見ぬ権東の名前もあります。対する柏は北海高校で市村の同期だった矢野哲也、個人的に注目している小林祐三の他に「空飛ぶ豚」小峯隆幸、ベンチには「最小Jリーガー」中井昇吾などの名前も見られます。うむ、なかなか見所のあるメンバーじゃないかと下のほうに目を移していくと…。

 FW 9 堀井岳也

 なぜいる。

 確か昨日、ウォームアップでケガだかをして欠場したはずですが…。試合に出れないほどのケガが一日程度で回復するモンなんでしょうか? まぁそれはともかく、スターティングメンバーはこんな感じ。

     岳也    アイカー
        クワ
  KAMA.ちゃん      勇志
     上里   直太朗
  ゴンドゥ バタヤン ホンコン
       もんじゃ

 と、ケガは重いと思っていた岳也以外は予想通りのメンバーです。試合は先週の鹿島戦と比べればかなりマシにはなっています。桑原は時差ボケもあるはずなのに、なかなかキレのある動きを披露。上里、智樹の高卒ルーキートリオでシュートまで持っていく場面も見られます。岳也もケガをしていたとは思えない動きを見せ、昨日の欠場は単なる腹痛とかだったんじゃないかという疑念もわき起こりましたが、そもそも相川も含めて2トップがキープできないためボールの収まりどころがない上、智樹も相当疲れがたまっているのか消えている時間が長く、ゲームを作るどころの話ではありません。
 そんなわけで試合は圧倒的に柏ペース。当然目立つのは守備陣ということになりますが、ホンコンがヘディングのクリアを4回連続真上に打ち上げるとか、ボールをカットしたホンコンがそのまま上がったはいいけどいきなりまごまごし出すとか、その見せ場のほとんどがホンコンというホンコン祭に終始。先生とソダンのエッセンスだけを凝縮したホンコンのプレイに、スタンドの札幌サポーター一同は感涙の嵐となります。
 試合は前半にミスから奪われたボールをそのまま菅沼に決められ、後半にPKを宇野沢に決められて0-2。まぁ押し込まれるのは予想の範囲内でしたが、それでもまともにトラップできる2トップが欲しいと思わざるを得ない試合でした。以下、気になった選手を箇条書きで。

 #24 桑原…CKでは精度の高いボールを披露。まだ身体が出来てないため吹っ飛ばされるシーンもありましたのでまだまだ修行が必要でしょうが、コンディションの問題もあったのかも。後半に途中交代。
 #25 上里…視野の広さは相変わらず。桑原といいコンビネーションを見せていましたが、前回に比べ多少ミス多し。
 #30 権東…矢野や菅沼に翻弄される場面も。ケガ明けの影響でしょうか。初のプロ相手の試合でもありましたから、緊張もあったのかもしれませんね。
 #21 鎌田…今日もかなり積極的でした。随分慣れてきましたかね。守備力を磨けばもっとよくなりそう。
 #22 上田…ホンコン。

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