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2004年10月 9日

大陸からの風

 チームは明日天皇杯3回戦の対ホンダロック戦を控えておりますが、報道によると相川が右足を痛めており、出場は無理とのこと。必然的に明日の2トップは清野と岳也ということになり、おそらく斉川がベンチ入りということになると思いますが、それにしても今さらながらFWは人数が足りません。
 そもそもコンサドーレの今季スタート時のFW登録人数はたったの5人。新居がシーズン途中で退団したため、残りのFWは5 - 1で4人。高校時代に数学で0点を取ったことのなるオレにすらわかる引き算ですが、そのうち1人の斉川は大怪我明けのルーキーであり、まだ戦力として計算するには早い状態ですから、常時稼働可能なFWは実質3人しかおりません。まだ今季は終了していませんが、来季の最重要補強ポイントはこのFWとなるのは誰の目にも明らかでしょう。しかも現在の状況では求められるのは即戦力クラスの人材。おそらくは他チームからの獲得がメインになるとは思いますが、同時に大卒ルーキーも視野に入れているようです。現在コンサドーレの練習には、鹿屋体育大学4年の徐暁飛選手が参加しています。

 北海道版日刊スポォツによると、徐選手は中国籍で、元U-16中国代表。17歳で大分県の日本文理大附属高校に編入し、その当時に同校の監督を務めていたのが現在札幌の強化部長である城福さん。今回の練習参加もその縁でしょう。50mを6.2秒という快足の持ち主ですが、城福強化部長曰く「パワーとスピードがあり、瞬発力がものすごく強かった。まるでダンプカーの突進やったね」とのことで、スピードだけでなくパワーも兼ね備えているようです。身長173cmで体重80kgという俺王様的体型なれば、確かにパワーもありそうです。
 Jリーガーになる夢を抱き、大陸からやってきた徐選手の練習参加は4日間。J2最下位でも一応はJリーガーですので、頑張ってください。

※斉川は腰痛で自宅療養中でした。

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