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2005年6月26日

夏が来れば重いです(気分が)

 正直申し上げまして、横浜というところはオレはあまり好きではありません。古くから貿易港として栄え、異文化との交流が盛んだった横浜については、おそらく多くの方が「おしゃれな街」というイメージを持たれているかと思いますが、田舎モンのおのぼりさんであるオレにとってはこの横浜という街全体から醸し出される「オサレ空気」がどうにもそぐわなく、あまり近寄らないようにしています。というか、オレが横浜に拒否されている気がしてならないのです。
 しかし、本日は東戸塚にある横浜マリノスの練習グラウンドにおいて、Jサテライトリーグ横浜F・マリノス対コンサドーレ札幌の試合がありましたので、昨日の日産スタジアムでの試合に引き続き、2日連続で横浜に行くことになりました。

 会場には12:30くらいに着いたのですが、既に見学スタンドはかなりの混雑。いくら人気チームとはいえ、いくら何でも2軍選手の試合にそりゃないだろと思っていたら、奥のほうにどっかで見たことがあるメガネのオッサンや、人相の悪いブラジル人などがいます。どうやらトップチームの練習が行われていたようで、スタンドの見学者の大半はそっちが目当てだった模様。実際、トップの練習が終わると大半の人が帰っていったのですが、その多くは若い女の子。それと入れ替わるように続々と集結する札幌サポーターは、ほとんどがいい年した大人たちで、スタンドの平均年齢は上がりまくり。どうでもいいですけどね。
 そうこうしているうちに札幌選手も到着、各自ウォーミングアップを始めますが、そのアップしている選手の中に、なぜかソダンがいます。昨日の横浜FC戦に先発出場したトップチームのメンバーは昨日のうちに札幌に帰っているはずなのに…と思ってよくよく見てみると、それは坊主頭にしたホンコンでした。身体のサイズもほとんど変わらないので、遠目からだとホントにソダン2号。そういわれてみれば彼の背番号も2+2=4様なんだ! と主張しているようです。

 そんなわけで試合ですが、昨日同様の暑さのためか、マリノスに攻め込まれる札幌。しかし、昨日同様早い時間に先制したのも札幌でした。左サイドを突破した三原のクロスから清野が打ったシュートがポストを叩き、その跳ね返りを謙伍が決めて先制。しかしその後もマリノスペースの展開。それでも真ん中に入ったホンコンを中心に(!)守備陣が身体を張り得点を許しません。しかし攻撃陣もチャンスはそこそこ訪れるものの、シュートが枠に飛ばず生かすことができません。とはいえ、清野、三原あたりは確かにコンディションも上がってきているようで随所にいいプレイも見られますし、桑原や地元の金子もなかなか存在感を見せていました。前半は 原のスーパーセーブもあって1点リードのまま終了。
 しかし、メンバーを入れ替えた後半は暑さでバテてきたのもあり、次第に運動量が落ち始めます。しかし暑さにやられたのはマリノスもまた同じのようで、お互いプレスがかからないので、必然的にノーガードの撃ち合いとなります。条件が同じになれば個人技で上回るマリノスが俄然有利。後半にCKからの北野のゴールで追いつかれ、ロスタイムに塩川のクロスを山崎に決められて逆転負けを喫してしまいました。マリノス側にたくさんのチャンスがあった反面、札幌側にも割と多くのチャンスはあったんですけど、前半同様決定力を欠き、昨日のように突き放せなかったことが敗因でしょうかね。まぁ今日は日帰り試合ですし、後半はユースの選手たちも多く入ったんで、そこまでを望むのは酷といえば酷なんですが。課題は櫓の上で見ていたヤンツーに修正していただくことにして、この試合の小ネタをいくつか。

・試合前ソダンと間違ったホンコンは、見た目のみならずドリブルや走るフォームなんかも明らかにソダンっぽかった。
・西澤画伯はやはりプロだった。物静かな仕事人はサテライトでも手を抜かずに任務を遂行。イエローカードも仕事のうち。
・汗でまとわりついてじゃまくさいのか、徐暁飛がパンツの裾をたくし上げてちょうちんブルマーにしてプレイしていた。
・ユースの長沼恭平くんの後ろ姿がタバタンソックリだった。しかもよりによって14番のユニフォームを着ていた。わざとやっているとしか思えない。
・ユースの佐々木健将くんは15番。カガケンほどのスピードはないものの、カガケンより落ち着きがある。
・こじゃれたプレイで観客を沸かせていた謙伍だが、シュートが枠に飛ばずに清野が2人いるみたいだった。
・昨日も試合に出ている三原さん、鋭いFKを放つも最後のほうはヘロヘロで、残り1つの交代枠でお役ご免かと思ったら、引っ込められたのは後半から入ってきたはずの野田達郎だった。10番は背中で泣いていた。
・試合の終わり頃になると、智樹が大きな声で指示を出していた。積極性が芽生えたのかと思ったが、指示する相手はユースの後輩たちばかりだった。
・マリノスのメンバーに山瀬幸宏がいた。以前は道産子選手として応援していたけど、今はなんとも思わなくなった。君はいい選手だったが、君の兄上がいけないのだよ。

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コメント (2)

山瀬兄弟:

山瀬弟君は木馬に特攻なんかしませんよ!!!
まして山瀬兄君はトタンの家の扉をガンガン叩いて
「誰だ!?」
「あんちゃんだ!」
「ホントにあんちゃんか~?」
「おまえのあんちゃんだよ!」
などという問答を行ったりはしませんよ!!!!

戸塚区民:

戸塚はオサレ空気が流れてません。w
むしろ「手稲風ベッドタウン」な空気が流れてます

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