後半戦スタートとなるJ2リーグ第23節。コンサドーレ札幌は徳島ヴォルティスとアウェイでの対戦となりました。直行便のない徳島へ遠征してきた上、実に93%というほぼ飽和状態の湿度での試合。案の定選手たちの動きはよくなく劣勢に立たされます。それでも徳島の決定力不足に助けられ0-0で折り返した後半、相手陣内の浅いところでもらった直接FKを、相手の陣形が整わないうちに直接叩き込んだ池内のうまいプレイで先制を果たします。その後、ベンチスタートだったデルリスを投入し必勝を図った札幌でしたが、後半も残り15分を切った時点からガッツリと運動量が落ちてきてしまい、徳島の猛攻に晒され、後半36分にはCKからあっさりと失点。その後デルリスの惜しいヘディングシュートなどもありましたが勝ち越すことができずに引き分けに終わりました。
まぁ得点経過だけを見れば「追いつかれての引き分け」という感じの試合ではありましたが、実際はシュート数20対7という記録の通り徳島に攻められっぱなしで、まぁよくも引き分けられたなぁというのが正直なところ。あれだけFWにボールが入らないのであれば、まだコンビネーションに難があるであろうデルリスを頭から使ったとしても結果は変わらなかったのではないかと思います。ドロドロのコンディションでドロドロのサッカーでドローならば、まぁ「勝点を拾った」というのが正直な印象です。
それだけに池内のゴールはホントに助かりましたね。何気なくゴール前に上がっていくと見せかけてズドン。あれだけの距離を枠に飛ばしたキックも大したものですが、相手の集中が切れたところを見逃さずに、獲れる時に獲る。やっぱり彼には「鹿島の血」が脈々と流れているのでしょうね。まぁそれでも徳島には勝てなかったわけですけど。あのコンディションでも最後まで動きが衰えなかった徳島イレブンの身体には、きっとポカリスエットが流れているに違いありません。
そんなわけでこれからの季節、アウェイではかなりの苦戦を強いられることは間違いありません。札幌というチームの戦術や移動距離を考えれば、アウェイでも相手を圧倒して勝てというのは無い物ねだりに近いものがあります。ビグザムの量産化を前提に話をしてもしょうがないので、アウェイではしぶとく勝点を拾い、その分だけホームではキッチリ勝つという戦い方をしていってもらいたいですね。あさってにはまたすぐドームで横浜FC戦があります。まずはここでしっかり勝点3をものにし、週末の草津戦で勝点3をものにし、厚別で仙台戦で勝点3をものにし、その次は、ええと…山形?
ごめんなさい。
コメント (1)
鳴門に行ってきました。池内のFKは現地組でも
見逃した人が多く、「気分的には0対1で負け」と
いうサポが多かった気配です。それにしても指宿の
FK練習で大ホムーランを連発していたのがウソの
ような弾道でしたよ。
徳島イレブンがあの湿気の中でも運動量が落ちなかった
のは、たぶん全員がケロン星人だからだと思います。
特に11番の片岡はそれっぽい。
投稿者: あきの@豊前在住 | 2005年8月 1日 22:21
日時: 2005年8月 1日 22:21