リーグディビジョン2・第27節
モンテディオ山形1-0コンサドーレ札幌
得点者:田中(北海道出身)
前半終わり頃からの観戦でしたけど、なんかホントにもったいない試合をしましたね。絶対に勝たなければいけないのは順位が下の山形のほうですから、相当に焦っていたんですけどね。引き分けで充分な札幌にとって、試合の大半は得点が取れないことはともかく狙い通りの試合内容だったんですが…。最後の最後でしてやられました。失点シーン、林のポジショニングが怪しかったのは事実ですが、西澤に当たって方向が変わってましたし、田中自身シュートではなくクロスを狙っていたようですから、まぁアンラッキーだったというしかないですね。野球で言えば阪神の和田にホームランを打たれたようなもんだと思います。
さて、この敗戦はもちろん痛いのですけど、それ以上に痛いのが終了間際に膝を痛めて負傷退場した西澤画伯。チームメイトやトレーナーからすぐさま「×」が出たことが決して軽いケガではないことを象徴していましたが、チームからの発表によると左前十字靱帯損傷。全治についての発表はありませんが、場所が場所だけに半年はかかるのではないかと思います。少なくとも今季は絶望でしょう。ただでさえ怪我人続出の状況で画伯の離脱はとても痛い。というか、相手を壊すことはあっても壊されることがあるとは思いませんでした(自爆気味ではありましたけど)。
それにしても第11節の山形戦で岳也が骨折、第27節が延期された関係で翌日の札大との練習試合に出場した上里が前十字靱帯損傷、そして画伯もこの試合で前十字靱帯損傷。別に山形が悪いわけではないんですけど、対山形戦7連敗、去年の7月31日を最後に1点も獲れていないことを考えると、もう相性が悪いとかいう以上のものを感じますね。挑み続けて負け続け、しかもそのたびに大事なものを失っていくという意味では、カミーユに対するジェリドを彷彿とさせますね。「俺は貴様ほど人を殺しちゃいない!」と叫びたいところです。まぁジェリドは最後までカミーユに勝てなかったわけですけど。
ということで怪我人だらけでとてつもなくメンツの足りなくなった札幌は、本日浦和レッドダイヤモンズの西谷正也選手を期限付きで獲得したと発表しました。西谷選手は左利きの攻撃的MF。徳島県出身の26歳(明日27歳の誕生日)で、大阪の北陽高校からセレッソ大阪に入団。セレッソ時代は五輪代表候補としても名を連ねています。自分もセレッソ時代の印象しかありませんが、パワフルなドリブル突破と正確なキックが持ち味の選手で、その後は神戸、仙台、浦和と渡り歩いて、何の因果か札幌へ。徳島・生光学園中学時代に、当時同校監督だった城福強化部長の指導を受けておりますので、そういう縁もあったのでしょう。主に左サイドを主戦場としていますが、上里がケガで離脱し、砂川もケガ明けでコンディションがまだ戻っていないことから、おそらくトップ下での起用がメインで、状況によって左サイドでのプレイもあるかも知れません。
ところでこの西谷選手、「MASAYA」と書くと某自己啓発セミナーの代表みたいになりますね。その某セミナーはアゴのしゃくれた歌手が参加していたことで有名ですが、うちの悩める某アゴ的守護神も彼の出現で新しい自分を発見してもらいたいものです。イヤ、全然関係ないけど。
コメント (2)
久慈に訂正してくれ(笑)。
14年間で6本しか打ってない。和田は17年で29本も打っているし、ひぐま自身ナマで見たことがある。それも円山でだ!
…まぁ…どっちにしろ充分珍しいんだけどね(苦笑)和田ンときだって6月の試合だったけど阪神ファンは皆「雪降るぞ!」って言ってたし(^^;;
投稿者: ひぐま@阪神ファン | 2005年9月16日 10:55
日時: 2005年9月16日 10:55
水曜日はお疲れ様でした。
順位が下がったのも痛いけど、選手の離脱はもっと痛い。
・・・そろそろホンコンの出番?
投稿者: akisapo | 2005年9月16日 22:30
日時: 2005年9月16日 22:30