しかもきつくだ。
来週末のJ2開幕戦を控え、チームは最終調整に入っています。ロッソ熊本との練習試合で大勝を飾り、順調さをアッピールしているコンサドーレですが、そこでチームはトントン拍子にうまく行く…とはならないのが我らがコンサドーレ。8得点を奪ったロッソ戦のあとにも「もっとやれなければいけない」と苦言を呈していたことからもわかるように、ヤンツーが一番気にしているのが自信を通り越した慢心、油断が生まれることでしょう。成熟したチームであれば、何も言わずとも選手たちは「勝って兜の緒を締めよ」となりますから、ヤンツー体制3年目を迎えた札幌もそんなことは杞憂に終わる…とはならないのが我らがコンサドーレ。オフが明けて以降も、報道から伝わってくるヤンツーのコメントは「声が出ていない」「集中していない」というお説教ばかりで、昨日の練習ではついに業を煮やしたヤンツーが、「これ以上やっても無駄」と練習を中断。慌てた選手たちが自主的に緊急ミーティングを行い練習は再開されたものの、ちょっとうまく行ったりしているとすぐに調子に乗ってしまう、北海道弁で言えば「おだってしまう」のはあんまり変わってないみたいですね。相変わらず手のかかるチームではありますが、なにぶん若いチームですし、長期キャンプで精神的にも疲れはたまっているでしょうから、ある程度は仕方がないことなのかもしれません。
だからといって「仕方がない」で終わらせるわけにもいきません。コンサドーレはまだまだそんなレベルのチームではないことを認識する必要があります。ということで、本日はJ1サンフレッチェ広島との練習試合が行われました。広島は昨季7位という成績を挙げ、昨季J1日本人得点王の佐藤寿人と元J1得点王の"猛犬"ウェズレイを擁するチーム。ここまでの練習試合の成績は決して良くはありませんが、そうかといって札幌よりも弱いチームであるわけがないですから、緩みがちのチームの目を覚ますには申し分のない相手です。つっても寿人は代表にドナドナ中ですが。
ということで45分×4本で行われた試合は、1セット目が0-1の敗戦、2セット目は2-2の引き分け、トータル2-3の敗戦となったようです。広島側の意向で非公開となったため広島のメンバーはわかりませんが、札幌のメンバーを見る限りでは1セット目が主力組、2セット目がサブ組のようですね。1セット目は先日のロッソ戦のスターティングメンバーのうち西谷が砂川へ、謙伍が清野へ変わっただけですし、1セット目の広島の得点者は森崎浩司ですので、どちらも1セット目が主力組、2セット目がサブ組というのは間違いなさそうです。ちなみに2セット目の得点者は前田俊介と高柳一誠、そして中山元気が2得点。得点を取ったFWも取られたGKも全員広島という広島祭り。広い島と書いて広島と読むんじゃあという感じです。意味がわかりませんが。
そんな感じで試合に敗れはしたものの、伸びかけた鼻を折るという意味ではおおむね目的は果たせたようです、逆に「失点は一瞬の油断をつかれただけで、1、2本目は守備も攻撃もいい形でやれていたし、まあまあいいゲームができた(日刊スポォツ)」と試合についてのコメントは大勝したロッソ戦とまるで逆のコメントをしています。勝った時は苦言を呈し、負けた時は必要以上に小言をいわないヤンツー。何だか中学校の吹奏楽部の時、ある程度曲が仕上がったコンクール直前、ダラダラ練習してて先生にゲンコ喰らったのを思い出しました。お元気ですか小川先生。
コメント (2)
途中まで読んで、吹奏楽ネタをコメントしようと思ったら、締めにちゃんと書いてあったw
私の中学時代も、コンクール2週間前の
合奏練習中顧問ブチギレ⇒音楽室から顧問退出⇒練習中断⇒部員だけの大反省会⇒主将が顧問のところへ⇒お説教⇒練習再開
がデフォでした。
後から考えれば恒例イベントなのに、毎年どうしようもなくオロオロしたもんです。
その後顧問が代わってその慣習がなくなった母校はまんまと地区落ちしましたよ。
お元気ですか安田先生。
投稿者: kei@兵庫在住 | 2006年2月24日 08:04
日時: 2006年2月24日 08:04
“おだつ”って北海道弁だったんですか!?
豚もおだてりゃ木に登るって
どっかで聞いた気がするんすけどw
“はばける”(口に物を入れすぎて嗚咽しそうな状態?)っつーのは
多分、東北以北?弁だと思うのですが
はてさて、真相はいかに?
どなたかご存知の方、教えてくださ~い!w
投稿者: green3 | 2006年2月25日 18:23
日時: 2006年2月25日 18:23