2006年Jリーグディビジョン2第14節
水戸ホーリーホック3-1コンサドーレ札幌
得点者:札幌/西谷
水戸/アンアンアンデルデルデルソンソンソン
あ~。
あの水戸の29番(眞行寺)…。
前から思ってたけど…。
やっぱり新居に似てやがらぁ…。
というわけで気が進まないながらも試合を見てみましたが、端的に言えば「選択肢がことごとく裏目ってバッドエンドまっしぐら」な試合だったのではないでしょうか。前節から中2日で行われた今節、札幌を含む全てのアウェイチームが勝てなかった通り、やはり厳しい日程だったこともあるかとは思いますが、一番厳しかったのは笠松のピッチコンディションだったのではないでしょうかね。あちこちハゲまくりの芝は最終週の東京競馬場みたいでした。おそらく見た目以上に凸凹だったでしょうし、これだとキック時に足を取られるのはもちろん、意味不明なバウンドをするためトラップする際にもいつも以上の気を遣わなければならなかったと思いますから、肉体的にも精神的にも非常にタフな試合だったでしょう。パスを繋いでいく札幌のスタイルにはどう見ても合いませんし、しかも札幌は名実共にチームの柱である大塚を欠いたことも決して小さなことではなかったと思います。加えて、相手は伝統的にカウンターを得意としており、しかも札幌とはとことん相性の悪い水戸ホーリーホック(略してミホ)。こういう結果となるのもある意味致し方ないと言えるかもしれません。
とはいえ、1点目と2点目は普段の林だったら止められたんじゃないかなぁと思うんですがね。これは単なる想像でしかありませんけど、ゴール前の芝が完全にハゲていたことと無関係じゃないんじゃないでしょうかね。芝が生えていればクッションになりますけど、ほぼむき出しの地面で、しかもゴール前というのは踏み固められていますから、腰に爆弾を抱えてる林がちょっと思い切ったセービングが出来なかった可能性も考えられます。実際、1点目と2点目の失点シーンはちょっとおっかなびっくりな感じに見えました。まぁその辺りを含めて、ミホは万事うまく行って、札幌は万事うまく行かなかったという感じの試合だったのではないでしょうか。
まぁそうは言っても、昇格を狙うチームとしてはちょっと情けないと言わざるを得ませんけどね。身体が重いのは最初から分かり切っていたことですし、笠松のピッチがよくないのも今に始まったことではないのですから、それならそれで長いボールを中心にするとか、うまいこと戦い方を変える手もあったんじゃないかと思わないでもありません。つっても空中戦の得意なFWがいない以上、引いて守備を固めるミホ相手にロングボールでこぼれ球を狙う作戦がそうそうはまるとは思いません。試合の終盤はソダン大作戦をやってましたけど、あれはあくまでもスクランブルでですし、今のところ札幌はそういうのを臨機応変に出来るチームではないですからね。あるいはミホのようにこっちもカウンター狙いに徹するのも手かも知れませんが、冷静に考えてみれば札幌は現在リーグトップのシュート数の多さと被シュート数の少なさを誇っています。にもかかわらず、得失点差はなぜかたったの+1しかないという、言ってみればほとんどの答えが合っていたのに名前を書き忘れていたというようなチームが、攻撃機会が減って守備機会が増えるであろうカウンター戦術でうまく行くとは思えません。エメルソンみたいな化け物でもいればまた別ですけど。ともあれ、結局のところ問題の根っこは「攻撃も守備も肝心なところでポカをする」というところだけだと思うので、今は不器用でも自分たちのやり方を貫き続け、チーム全体としてレベルアップをしていくしかありませんね。逆にそこさえ何とかなれば、ワンクール負けなしということくらいは出来るんじゃないかと思っているんですが。
コメント (1)
私も見てきましたが、林は試合前からはげたピッチ
気にしていました。失点の印象は同感です。
ただあまりにも工夫が足りなかったような印象も
ぬぐえません。トホホ
投稿者: アスパラほっき | 2006年5月10日 05:28
日時: 2006年5月10日 05:28