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2007年12月 1日

サッカーで優勝したよ(お約束)

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 Jリーグディビジョン2最終節、札幌ドームで行われた水戸ホーリーホック戦別名「コンサドーレの一番長い日」が本日行われました。引き分け以上で念願のJ1昇格が決まる札幌は、前半にコーナーキックから水戸にまぐれっぽい先制点を決められてリードを許したものの、その後ダヴィの2ゴールで逆転した札幌が勝利し勝点を91に伸ばしてJ1昇格を決めました。同じ勝点で並ぶ東京ヴェルディ1969がセレッソ大阪に引き分けたため、J2優勝という一時はあきらめていたおまけも転がり込んで、2万8千人もの観客が詰めかけた札幌ドームは歓喜に包まれました。
 もちろんうれしいことはうれしいのですけど、冷静になって考えるとここはゴールではなくスタートなんですよね。来年からはもっと厳しいステージに身を置くことになります。言ってみればドラクエで橋を渡るようなもので、出てくる敵は今まで戦ってきたヴェルディや京都、仙台クラスが普通にごろごろしているわけです。もともと戦力的にはJ2でも決して上位のそれではなかったコンサドーレ札幌がJ1でどうやって戦っていくんじゃと心配は尽きませんけど、それを今からあーだこーだ言うのは野暮ってものですね。とにかくひとつの目標に達したことは間違いありません。そしてそれは、チームに関わる全ての人たちによってもたらされたものです。自分も僭越ながらその末席に加わっていると自負してます。だってほら、月コンのコラム連載終了したら優勝したし。だからおめでとうもありがとうも言いませんよ。敢えて言うなら、お疲れさまでした、ですかね。あばよJ2、よろしくJ1。

 さて、あばよと言えばJ2優勝の歓喜の陰で、ひっそりと今季の契約満了選手が発表になりました。岡田佑樹、和波智広、関隆倫、金子勇樹、川崎健太郎、桑原剛の6人が、今季限りでチームを去ることになります。いずれも病気療養の和波以外は今季ほとんど出番がなく、監督の構想からは外れていたと思われる選手だけに致し方ない部分もありますが、桑原の名前があるのはちょっと意外でした。水戸、ザスパ草津とレンタル修行に出ており、チームとしても期待はしていたんだと思いますが、どちらのチームでもほとんど出番がなかったあたり、運動量のなさは結局治らなかったんでしょうかね。高校時代、筑陽学園高校を選手権初出場で決勝まで導き、また事故で他界した先輩の背番号を受け継いだ選手と言うことでコンサドーレの歴代の入団選手の中でもバツグンの知名度を持っていたのですけどね。Jリーグに上がってからの札幌は無名であればあるほど活躍するような気がします。ユースからの選手は別としても、山瀬も今野も藤ヶ谷も上里も岡本もみーんな無名でした。と言っても、そもそも有名な選手なんてほとんど来たことがないんですけど。とにかく、こちらもまたお疲れさまでした。

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コメント (1)

じゃがバター塩辛:

>ここはゴールではなくスタートなんですよね。
>敢えて言うなら、お疲れさまでした、ですかね。あばよJ2、よろしくJ1。
 
そうでよすね。
俺たちの戦いはこれからだ!!(第○期 完)
 
 
 
で、あのCMで棒読みの男の子と、某ホテルのCMで「お風呂のほうがでか~い」と男子女子問わず罵られ、精神的トラウマを植え付けられたであろうあの男の子って、今どうしているのでしょうかね?
 

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