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2008年6月10日

理想と現実

 ナビスコカップの最初の勢いもどこへやら、気がつけばちゃっかり「順位表の一番下」を定位置としてしまいながらも、それでもまだグループリーグ突破の可能性残すコンサドーレ札幌は、一縷の望みをかけて札幌ドームで柏レイソルとのホームゲームを行いました。
 可能性はまだとはいえそれはあくまで「数字上の話」であって、突破のためには勝利はもちろんのこと4-0以上のスコアが必要という、貧弱な攻撃力の見本みたいなチームな上、おまけにダヴィも出場停止という札幌にとっては、1人で演劇部を作るくらい絶望的な前提条件なのに加え、万が一その条件をクリアしたとしても、それでも決勝トーナメントに薦めるかどうかは他のグループの試合結果次第という、まぁ端的に言って「うん、それ無理♪」という条件です。目標はあくまでリーグ戦でのJ1残留なので、カップ戦での決勝トーナメント進出は必ずしも求める結果ではないのですけど、それでもサポーターにとっては、数々の不利…つってもその不利も別にガリアの北花壇騎士みたいに次々と無理難題を押しつけられた結果ではなく、早い話が自業自得なんですけど、とにかくそんな不利な条件を跳ね返して奇跡の決勝トーナメント進出というのがまず理想であり、それが結果叶わなかったとしても最後までその努力の姿勢は見せてもらいたいもの。
 そして、そんなサポーターに我らがコンサドーレが示してくれた結果は、見事に0-3でした。

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