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2008年10月20日

GOOD-BY J1

2008年Jリーグディビジョン1第29節
コンサドーレ札幌 0-2 柏レイソル
得点者:札幌/消えた
     柏/菅沼、アレックス

 ♪GOOD-BY J1 いいことなんてなかったリーグにダヴィだけ置き去りに~

 我々は落ちるのではありません。帰るだけなんです。

 というわけで、会社のサーバのHDDが同時に2台も逝ってしまって休日出勤で対応に追われてる間にわれらがコンサドーレは降格してました。厚別ではいろいろあったみたいですし、皆さんご意見はいろいろとおありでしょうが、競馬に例えればトライアルでやっとこGIレースの出場権を得た18頭立て18番人気の馬が、その大方の予想を覆すどころかテレビにも映らず馬群に消えたまま先頭から12馬身の差をつけられましたってだけの話ですから、自分にとっては特別な感慨はありません。もちろん、もうちょっとやりようはあったのではないかという気はしないでもないですけど、ベストコンディションでレースに臨めたならまた少し話は変わっていたかもしれませんが、ちょっと強めに追ったら跛行や喉鳴りが出たりで満足な追い切りもできず調整に失敗した上に、スタートでも出遅れというレースでは、仮にペリエや武豊、蛯名正義などを乗せていたとしても、順位を1つ上げるのが精一杯だったような気がします。
 まぁこれだけ負け続けたということに対して悔しくないといえばそれはウソになりますし、悲しみこらえて微笑むよりも涙枯れるまで泣くほうがいいとハンガートンファーの得意な中学校教師も言っていましたけど、だからといって力の限り悔しがったり虹色の涙を海に流したりしたからといって来季もJ1で戦えるなんてことはないですから、ここはひとつバカのひとつ覚えみたいに前向きになるしかないと思うのです。具体的には、そうですね。この試合での降格決定で、昨季の横浜FCが保持していた「史上最速降格」のタイトルを、タイ記録ではありますが再び奪還したことです。そもそもこのタイトルは、2002年に獲得してから長らく札幌が防衛を続けてきたものですからね。加えて、今回の降格で「降格回数」も京都サンガFCに並ぶ3回目となったことです。J1とJ2の両方で最下位、史上最速降格という偉業を分け合う横浜FCもまだ獲得していない「降格回数トップ」のタイトルの獲得は、「裏タイトルコレクター」としては胸を張っていいことだと思います。やはり「異次元の弱さ」の冠名はそうそう簡単に他チームに渡すわけにはいきません。
 まぁあんまり暗黒面に落ちてしまってもあれなので少しはプラス方向の話もすれば、今季とりあえずナビスコカップで川崎フロンターレに、リーグ戦でジュビロ磐田に勝ったことで、ひとまず2007年以前に加盟しているJリーグ全チームから、Jリーグの公式戦において勝利を挙げたことになりました。てなことで、シーズンのはじめにも書いたとおり来年は堂々とFC岐阜とロアッソ熊本を倒しにいけば、正真正銘Jリーグ全チームから勝利を挙げることになるわけですね。あ、でも調べてないですけどもしかしたらこれはサンフレッチェ広島に先を越されているかもしれないですね。そういえば「Jリーグ全チームから敗戦」ってのももしかして横浜FCに先越されちゃってますか? でも横浜FCには「横浜フリューゲルスに敗戦」は絶対に達成できないからやっぱり真の王者の資格は札幌にしかないですね。うーむ、どうしても暗黒面に落ちてしまうな…。

 ♪誰のせいでもなくてお金がとても寒くて サポの抜け殻だけが宙に舞う~LIE LIE...

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コメント (1)

振り返ると、ツインターボやスティールキャストのような
見せ場さえ確かに皆無のシーズンでした。
残るは、リーグ戦最下位&ナビスコ予選落ちに「天皇杯で
J1勢最初の敗退」を加える「逆三冠」ぐらいしかなさそう。
ええ、往年のサムソンビッグです。


広島は今季、岐阜や熊本に勝ったので、J全チームからの勝利は
先を越されていると思います。でも、我々には来季、栃木や岡山
といった新参チームから勝ち星を挙げるチャンスがありますよ。

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