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2008年12月29日

ノブリンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

 補強は割と順調ながらも、肝心の「頭」、つまり監督はどうなってるだという話がまことしやかに囁かれているとかいないとかいうコンサドーレ札幌。降格決定後早い時期から候補の名前は数人挙がっていましたが、その中で「本命」と言われていたのが、今季まで柏レイソルで監督を務めていた「ノブリン」こと石崎信弘氏でした。

 過去大分トリニータ、川崎フロンターレ、柏レイソルを率いて都合6シーズンをJ2で戦い、J2をよく知っている監督の1人。大分や川崎ではぎりぎりで昇格を逃したことから「勝負弱い」という評価もされていましたが、2006年には柏レイソルで初の昇格を勝ち取っており、J2を戦っていく上で三浦監督以上の経験を持っていると言えるかも知れません。そして何よりノブリン自身コンサドーレ札幌の前身である東芝堀川町サッカー部の出身で、ある意味OB監督とも言える上、今年は所属選手の逮捕という事件で不祥事も経験済という、まさに札幌にはうってつけの人材。忘れちゃいけないジャージストでもあります。これ重要。
 一時期は柏が石崎監督との契約を更新するのではないかという噂も流れていましたが、最終的に柏から契約満了による退団が正式に発表され、札幌の監督就任への障害は何もなくなったことで、リーグ戦終了後すぐにでも発表があるのではないかと言われていました。しかし柏が天皇杯で勝ち進んだことでタイミングを逸したのか、結局柏が決勝進出を決めた後での発表ということになりました。このパターンは2003年に札幌の監督就任が内定と言われながらも、天皇杯を勝ち進んでいたために発表が同じく決勝進出後になったヤンツーこと柳下正明監督の時と同じです。
 ちなみに石崎監督と柳下監督は東京農大の先輩後輩の間柄。その当時大本命だった関塚隆氏(当時鹿島アントラーズコーチ)にあっさり振られ、石崎監督にオファーを出そうと思って就任の打診をしたら、「わしゃもうJ2ではやりとうない」と広島弁で断られた(推測)代わりに、「わしの後輩の柳下というやつが(ジュビロを)辞めたがってる」というネタをくれた、という逸話を耳に挟んだことがあります。ほんとかどうかはわかりませんが、その時から5年経ってノブリンも再びJ2でやってくれる気になり、その当時磐田とケンカ別れ状態だったヤンツーもコーチでの復帰を経て来季から再び磐田の監督に就任するわけですから、時が経てば変わるものですね。そういえばヤンツーが就任した時の天皇杯は、結局ヤンツー率いるジュビロ磐田が優勝を果たしましたが、もし札幌にやってきた時のノブリンにも「天皇杯優勝監督」という肩書きが増えていたら、奇妙な縁といわざるを得ません。
 個人的にはノブリンにはこの時のことでとても心酔しております。この時から6年が経過し、ようやくひいきチームの監督としても応援することができるようになりました。よろしくお願いいたします。

 また、もう1人三浦体制では設置されていなかったフィジカルコーチとして石栗建氏の就任も発表されています。石栗コーチは2002年にもコンサドーレでフィジカルコーチを務めていましたので、7シーズンぶりの復帰ということになります。こうなるとメンタルコーチは必要ないのかとか、という気もしますが、精神を鍛えるには荒谷和尚のもとで座禅を組んで煩悩を追い出すのが一番有効そうな気もしますのでやっぱり必要ない気がしてきました。あとは哲学コーチは心配なさそうですし乱闘コーチもいくらでも候補がいそうですので、来季のコンサドーレは人材豊富すぎて困りますね。

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コメント (1)

あ~02年の6月でしたか・・・<ノブリン遭遇


自分のブログにもノブリン関連のエントリーをするにあたって、
「chooさんにコンササポですみませんと言わしめた漢」
という一文を添えたかったのですが、その当時のエントリーを
探し切れずに断念しました。「御殿場のTM」という記憶は残って
いましたが、かえってシーズンオフ時期のアーカイブばかりを
探す結果になっちゃったw


まあ、年末年始の徒然に、ワタシのエントリーものぞいて下されば幸い。
東芝ユニ姿の選手時代のノブリンの写真というレア物?を載せています。
お互いに熊本キャンプ見学の楽しみが増しましたなあ。

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