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2010年2月19日

鹿屋に鹿は売っていません

 読み方は「かのや」です念のため。

 もう2日も前の話ですが、17日に熊本キャンプ最初のテストマッチとなる鹿屋体育大学との試合が45分2本で行われ、コンサドーレ札幌が4-0で勝利しました。内容については見てないので言及しようもないのですが、4-0という結果そのものについては、いまいちいいのか悪いのかわかりませんね。相手の鹿屋体育大学は、札幌サポーターにとってはかつて札幌に所属していた徐暁飛の出身校として知られていますが、昨年度は九州大学1部リーグで2位となったチーム。この九州大学1部リーグには、総理大臣杯覇者・インカレ2位と大学最強レベルの福岡大学がいて、リーグ戦でも当然のように優勝を飾っているわけですが、その福岡大にリーグ戦で唯一土をつけているチームですし、インカレでも優勝した明治大学に準々決勝で対戦、延長戦までもつれ込みPKで惜しくも涙を呑んでいます。何よりも天皇杯ではJ2の徳島ヴォルティスを3-1で破るアップセットも見せていますから、総合的なレベルにおいては決して低くはないでしょう。
 ただそれでも「大学生」ということは大前提なわけで、4-0というのは妥当なのかそうじゃないのかというところにどうしても行き着くわけです。この鹿屋体大は立地やレベル的な条件がよいのでしょう、キャンプに来ているプロチームの相手になることが多く、他のJ2チームともテストマッチを行っており、1月31日にギラヴァンツ北九州とテストマッチを行い1-1の引き分け、2月7日に愛媛FCと同じく3-2で敗戦とけっこう善戦していますね。まぁだから何だと言われても困るのですけど。

 ひとまずメディア上では後半45分間の出場を果たしたゴン中山が話題の中心になるのはしかたないとして、4得点の内訳は近藤、古田、内村、上原とのことで、得点を期待される近藤と内村の新加入選手2人がまずは結果を残したのは好材料でしょうか。点が取れなきゃ勝てませんからね。とはいえ、この試合に出なかった紀梨乃は去年1年間やってだいぶ日本のサッカーに慣れたでしょうし、近藤や内村についても能力的には問題ないですから、その辺あまり心配はしていないのですがね。どっちかといえば、去年の札幌は取ったら取った分だけ取られることが多かった守備のほうがどうなっているのかというほうが気になります。まぁそのあたりは2試合あるプレシーズンマッチにてある程度結果が出ると思います。

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