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2010年12月28日

竜二かわいや

 年の瀬も押し迫り、コンサドーレ札幌を運営する北海道フットボールクラブもそろそろ年末年始休暇に入ろうかという28日、噂されていた前横浜F・マリノスのMF河合竜二選手の加入が正式発表されました。カワイとしては川合孝治以来15年ぶり2人目、リュウジとしては藤山竜仁以来2年連続4人目の獲得となります。
 河合選手は1978年7月14日生まれの32歳。埼玉県の西武台高校から1997年に浦和レッドダイヤモンズに加入し、2002年までの6シーズンをプレイしましたが、その間ほとんど出番に恵まれずリーグ戦の出場は14試合に留まり、2002年限りで浦和との契約が満了。その後トライアウトを経て横浜F・マリノスに加入すると、当時指揮を執っていた岡田武史監督の下でチームの中核に成長し、この年マリノスの年間優勝に貢献。以後主力選手として活躍を続けていましたが、若手の成長もあり今季いっぱいでマリノスとの契約は満了となっていました。
 本職はボランチですが、マリノス加入当初は3バックの一角を担っていたこともあり、DFもこなせる選手。高さもあってがっつり守れるタイプの選手だけに、ロアッソ熊本なども獲得を狙っていると言われておりましたが、札幌の渾身の誠意を込めた「本当に守備の人がいないんです」という泣き落とし作戦が奏功(推定)し、札幌入りとなったようです。マリノスでは主将を務めていたこともありますから、札幌が毎年のように苦しめられる「キャプテンの呪い」もあまり関係なさそうな感じです。マリノスでは最終的に背番号6をつけていましたが、幸い札幌も今6番が空いてますね。というか7番までなら一桁よりどりみどりですので、好きな番号をどうぞ。とにかくようこそ札幌へ。

 それと、仕事納め前に恒例の契約合意選手と契約合意スタッフのリストが発表されています。ざっと見た限りでは、移籍の噂もあった芳賀博信が契約更新となった一方、移籍が濃厚とされる上里一将の名前がありません。まぁほぼ決まりと見ていいでしょうね。あと名前がないのは高木純平と桐乃ですか。高木は清水エスパルスからの期限付き移籍なので、清水との契約の兼ね合いもあるんでしょうね。桐乃はブラジルに帰国中なのでどうなるかはわかりませんが、現時点で獲得が濃厚として具体的な名前が出てきている助っ人選手は、DFアマラウ・ロサとMFブルーノ・ネベスの2人だけで、助っ人枠をあと1人残していること、FWの選手の名前が挙がってきていないことを考えると、怪我の状態次第ではあるでしょうが桐乃の残留は充分ありそうですね。ひょっとしたら3年契約だったのかも知れないですし。いずれにしても、契約更新スタッフの中に通訳のウリセスがいるので、少なくともブラジル人選手がチームに1人以上所属することは確定と見ていいでしょうね。
 その観点からだと、既に超晟桓もパクジンスも退団して通訳の必要な韓国人選手はいないはずなのに、韓国語の李成樹通訳も契約更新しています。ということは今年も韓国人選手を獲るということなんでしょう。だとすると、獲得が有力といわれる東国大のGKイ・ホスン選手でしょうかね。

 あと、清水エスパルスのフィジカルコーチに就任した石栗フィジカルコーチの後任として、柏レイソルでフィジカルコーチを務めていた古邊考功コーチが就任することになりました。古邊コーチは現役時代アビスパ福岡などに所属…って、当時と名前が違うけどあの古邊ですか。1998年のJ1参入決定戦に出場していましたよね。森(秀昭)くんと一緒に。現役引退後はアルビレックス新潟でコーチ稼業をスタート、2006年から2010年までが柏レイソルのフィジカルコーチ、ということは石栗コーチと同様、ノブリンの肝いりで呼んだんでしょうね。今年はさらに少ない人数でリーグ戦に臨まざるを得ないようで、コンディション管理がいっそう重要になってくるでしょうから、是非是非よろしくお願いいたします。

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