4月23日のJリーグ再開(対湘南ベルマーレ戦)に向けてトレーニングを続けているコンサドーレ札幌ですが、4月3日に調整の意味合いも兼ねたチャリティーマッチとして、コンサドーレ札幌ユースU-18とのテストマッチが行われました。改めて説明するまでもなくU-18というのは18歳以下、つまりは高校生なんですが、その高校生を相手に1-1の引き分けに終わりました。「まぁ、パッとしない試合になるんだろうな」と思っていた人は多くても、それでも「勝ったけど、なんとなくすっきりしない」くらいだと思っていたんで、まさか勝つことすらできないとは思ってませんでした。オレは少しコンサドーレ札幌というチームを甘く見すぎていたようですネ。
ここのところはあまりチームの詳しい情報も入ってこず、キャンプではずっと元気だったはずのブルーノがなんか知らないうちに腰痛になってたり、肉離れが治ったはずのアンドレジーニョがいつのまにか腰痛になってたりなど、この試合には欠場していた選手も何人かいたようですが、ユースのほうもあまり自分は詳しくはないですが、堀米悠斗くんがU-17日本代表のメキシコ遠征に行っており、先日トップ合流が決まった荒野琢馬は怪我をしているらしくどっちにも出ていません。その他にもあるべき名前がメンバー表に見当たりません(神田くんも怪我でしょうか?)から、ユースも決してベストメンバーではなかったはず。試合を見ていたわけではないのでなんとも言えませんが、だいたいどんな感じだったのかは見ないでもわかります。現地に集まった1,600人くらいのお客さん(ユースマニアを除く)、入場は無料だったそうですので「金返せ」という言葉はこの場合正しくないでしょうが、どっちかというとお金払いますからちゃんとサッカーしてくださいと言いたくなったのではないでしょうか。今日の新聞によると、東日本大震災で北海道に避難してきている方々をホームゲームに招待するプランが出てきているそうですが、このままでは被災された皆さんにさらなるストレスを与えかねないですから、まだ少し時間もあることですししっかり立て直すべきです。早急に。
そんな中、再来年のFIFA U-20ワールドカップを目指すU-18日本代表のアメリカ遠征メンバーに、コンサドーレ札幌のDF櫛引一紀選手と、U-18のFW榊翔太選手が選出されたのは明るいニュースです。今季プロ入りした櫛引がU-18? と一瞬思ったのですが、早生まれだったんですね。本番のU-20ワールドカップはまだ先ですが、その予選を兼ねるAFC U-19選手権が今年の10月から始まりますので、まずはそこに向けてアピールしてもらいたいものです。