お久しぶりです。
あれやこれやでずいぶんと更新間隔が空いてしまいました。まぁもともと試合でもないとあんまり更新してなかった…というよりは試合があっても更新しないこともあるじゃねぇかなどと言われてしまうと返す言葉もないのですが。前回もお伝えしたとおり、停電については幸いにもうちは対象エリアには入ってないのでそのあたりは大丈夫なのですが、ご存じの通りその電力不足のそもそもの原因である福島原発の放射能漏れで、東京でも浄水場や大気中からも放射性物質が検出されたりなどの影響が出ています。まぁ福島県や茨城県などに比べれば大した量ではないですし、自分だけだったら別段気にしてないと思いますけど、幼い子(PVC製)を持つ身としてはやっぱり気になるところですんで、原発問題が取り沙汰されるようになって以降、いろいろと原子力関連のことも自分なりに勉強してみたりしてるんですが、ヨウ素131だのセシウム137だのテルル132だのストロンチウム90だのルテニウム106だの、あまりなじみのない物質名がたくさん出てきて文系の自分にはなかなかハードルが高い気がします。そのうち、オレの部屋から(カミさんによる)規制値を大幅に超えるデンドロビウム1/144が検出されることがあるかもしれません。
さてそれはともかく、今回の大震災で中断されていたJリーグですが、4月23日から再開されることが決定したとのことです。東京電力や東北電力など、電気の供給不足に陥っている地域では当面ナイトゲームは行わないことも確認されていますが、今はそれでよくても夏場はどうするんでしょうかね。休止中の火力発電所をフル稼働させたとしても供給電力が震災前の水準には戻る見込みはなく、冷房使用が激増する夏場には再び大規模な計画停電を実行せざるを得ない状況だけに、そんな中でナイトゲームなんて世間様が許しそうもないですし、かといって内地じゃ夏の昼間に試合なんてできないですしね。まだ日テレが関わっていた頃のヴェルディが、テレビ中継の関係か真夏の真っ昼間に試合をさせられて、選手たちの表情がシャレになってなかったのを憶えていますが。毎年熱中症で何人も亡くなっているくらいですから、とても無理な話でしょう。
いっそのこと夏場は涼しくて電気の心配もなくてひとまずあまり放射能もあまり来ないっぽい北海道で集中開催なんてどうでしょうかね。みんな一箇所に集まってるなら合間についでにオールスターなんてやっちゃったりすれば話題もできるし、中立地ならホームアンドアウェイにこだわることもなくて日程も消化できるしなんて思ったんですけどイカがでしょう。東北や茨城の被災者の方々も、北海道の避難施設に移って夏の間だけでもそこらに「小さいおらが街」を作ってもらえば、おらがチームの応援もできるし励みにもなるかも知れないし、北海道的にも中国人の観光客もいなくなっちゃって冷え込んだ経済も廻るかも知れないしけっこうナイスアイデアじゃなイカ? などと思ったりもしました。まぁメリットばかりでもないしそう簡単にはいかないかも知れませんが。もう今年はエキシビション的な扱いにしちゃって、秋春制のための移行期間にするって手もありますけど、その場合は逆に降雪地帯のチームをどうするかや天皇杯との兼ね合いなど、それはそれで解決しないといけない課題が多く出てきますしね。いずれにしても、まだいろいろと流動的かつ変則的になりそうな今年のJリーグです。
コンサドーレの動向としてはまず今週末の4月3日(日)に、東日本大震災支援のチャリティーマッチとして、トップチームとU-18との対決が宮の沢の練習場で予定されているそうです。ユースくんたちにとってはもちろんのこと、間隔の空いたトップチームにとっても実戦の機会は貴重。もちろん相手は高校生ですから「調整」以上の意味合いはあまりないかも知れませんけど、勝って当たり前の中でイカに貫禄を見せることができるか、というか万が一にも負けたら赤っ恥というプレッシャーの中でちゃんとトップチームらしいところを見せてもらいたいものです。
そしてそのユースくんから、MF荒野拓馬がトップチームにフル帯同することが決まったとのこと。荒野については三上陽輔の活躍の影に隠れていたものの、昨季も二種登録でクラブ史上最年少でのトップデビューを果たしていますので知らない方はいないでしょう。出場時間は2試合でわずか2分に留まったこともあって目立ったプレイはできませんでしたが、チームにとっては期待の選手。同じようにユース所属ながらトップにフル帯同した古田寛幸同様に、通信制の高校に転校してトップの練習に参加する「二足の草鞋」生活となるようです。「選手がいなければユースを使えばいいじゃない」というのがデフォルトになってきているのがいいのか悪いのかはわかりませんが、古田、三上、荒野と続き、その下にはアンダー代表の常連クラスになっている選手も複数いて、それくらいの人材が普通に出てくるようになったことを喜ぶべきなのでしょう。