いや決戦です。すみません。
今週末にはいよいよJ2リーグ最終節。全てが決まる運命の日を迎えます。現在3位とはいえ4位の徳島ヴォルティスとは得失点差でわずか2しかありません。「勝てば昇格」という単純な話ではなく、たとえ札幌が1-0で勝ったとしても、徳島が3-0で勝てば順位が逆転してしまいます(総得点は徳島のほうが多いため)。まぁ逆にいえば徳島は少なくとも3点取る必要があるということなんですが、それはもちろん札幌が勝つと仮定した場合の話。ご存じの通り、札幌の最終戦の相手はFC東京です。
序盤こそ若干躓いたものの、チームが出来上がるにつれて前評判通りの強さを発揮。ここまで23勝6敗8分、66得点20失点という文句なしの成績でJ1の昇格とJ2優勝を決めています。メンツ的にもこのまま充分にJ1でやっていけるチームであり、相手にとって不足はない、なんて虚勢を張りたいところなんですけど、札幌が勝つというハードルがかなり高いことには間違いないわけで、夏以降札幌が昇格争いに絡むようになってきてからはこの最終節のFC東京戦というのが気にはなっていましてね。できれば「昇格するには勝たなければいけない」という状況でこの試合を迎えたくはなかったのは自分だけではないでしょう。
とはいえ、この辺はものは考えようとも言えるかも知れません。J1クラスのチームといい勝負ができなければ、J1に上がったところでどうせすぐに落ちるに決まっています。東京に勝って初めてJ1で戦う資格を手に入れると言えると思います。ですから東京には存分にガチンコできて欲しいですね。まぁ、「上里凱旋出場」くらいのサービスはあってもいいかも知れませんけどね!
重ねていいますがオレはこの状況で最終戦を迎えることができたのですから、もしそれで昇格を逃したとしても、オレは受け入れることができますよ。ここまで存分に楽しませてもらったというのもありますし、予防線を張るわけではないですが、そういう経験は先々きっとプラスになると思うのです。来年からは少しだけ昇格レースのハードルが下がりますからね。ノブリンにまたそういう思いをさせてしまうのは気の毒ですけど。
チケットもずいぶん売れているようで、おそらく土曜日は3万人を越えるお客さんが詰めかけることになりそうです。ちなみに昔小耳に挟んだところによると、コンサドーレが過去1試合で稼いだ最高純利益は、2002年9月29日J1リーグ2ndステージ、対ジュビロ磐田戦の約3,000万円だそうです。平間無双(ただし前半に限る)だった試合ですね。最多入場者数は2001年の7月21日の横浜Fマリノス戦(39,319人)で、この磐田戦はその時より7千人ほど少ないんですが、「お金を出してチケットを買った人が一番多かった」ということなんでしょうね。さすがに3,000万円は望めないにしても、その半額でも中堅クラスの選手1人は雇える金額ですからね。なるべく多くのお客さんにチケットを買っていただきたいところです。相変わらず財政事情は火の車ですからね。でもファイヤーモービルとか書くとちょっとかっこよさげですね。英語としてはかなり間違ってると思いますけど。
さて、その最終戦を盛り上げるために、コンサドーレのサポーターの中心的団体であるウルトラスサッポロも何か仕掛けをするようです。毎年節目の試合にはいろいろな企画を練っていますが、今回はチームにとってとても重要な試合ということもあり、かなり大々的な仕掛けになる模様です。その事前準備が前日の12月2日(金)14:00から行われるのですが、「とにかく人手が必要」らしく、現在ウルトラスサッポロにて準備をお手伝い頂ける方を募集しています。参加資格などは特にありませんが、参加人数を把握したいとのことで、参加いただける方はTwitterアカウント@yasu_sapporo96までDMまたはリプライ、もしくはus96@e-mail.jpまで連絡をくださいとのことです。当日は南北連絡通路内西ゲート前集合となっています(集合場所、時間は変更になる可能性もあるとのことです)。平日ではありますが、お時間の取れる方は是非ご協力をお願いします。
(※12月1日追記:集合時間が14:15に変更になっています)