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2012年7月23日

勝点4

2012年Jリーグディビジョン1第16節
サガン鳥栖 1-0 コンサドーレ札幌
得点者:札幌/なし
     鳥栖/水沼Jr.

2012年Jリーグディビジョン1第17節
コンサドーレ札幌 0-1 アルビレックス新潟
得点者:札幌/おりません
     新潟/アトム

 2試合連続で1失点で済んだよ! やったねたえちゃん!

 そんなわけで今回も2試合まとめて手抜きでお送りします。同じ昇格組のサガン鳥栖とのアウェイ戦、そして現在17位と降格圏内にあえぐアルビレックス新潟とのホーム戦。7失点→3失点→4失点→4失点と、その前の4試合は1試合平均4.5失点という、ある意味非常にオープンなサッカーをし続けてきたコンサドーレ札幌にとって、2試合続けて1点ずつしか獲られなかったことで、「1失点だけなんて札幌さんなんか調子悪いんじゃない?」と他チームからも本気で心配する声が上がったとか上がってないとか噂されているのですが、平常運転です。

 しかしまぁ、アウェイとはいえ予算規模としては同等レベルで、今季チーム史上初めてJ1に昇格したチームと、17位のチームにホームで勝てないのであれば、いったいどこに勝てるんだって話ですよね。いやまぁ現実として一回りして勝てたチームはセレッソ大阪以外にないんですけど。
 ただでさえ戦力的に不利なのに、おまけに怪我人が多くてスタメンを揃えるだけでも大変な状況なのはわかってはいるのですけどね。守備以上に攻撃がヤバイというか、点を獲る獲らない以前にシュートを打つまでにも至らないですもんね。だってパスが繋がらないんですもの。どこが悪いのかといえばまぁ全部悪いんですけど、結局ボールを出すほうも出されるほうも動きが少ないんですよね。そんな状態でボールを繋げるにはそれこそ針の穴を通すようなパスが必要なんですけど、J1のプレッシャーの中でそんなパスをずばずば通せるような選手は札幌にはいないわけで、そりゃ1本目からしくじりもするし、かような一か八かパスが3本あるいは4本通るような確率なんてとても低いし、とっおったとしてもパスが受け手に合わせるのではなくて受け手側がパスに合わせるようなことになるので、余裕を持って受けられずその次のプレイの確度も下がる、そんなプレイの連続なら相手のゴール前まで行くまでにボールを失うのも当たり前であります。そんなんだからゴールチャンスまで持って行けるのが90分に多くて3~4回くらいなんですけど、そもそもどフリーでだって枠に飛ばない宇宙サッカーなのに、その最後のシュートもやっぱり余裕がないので、きっちり枠を外すか、枠内でもGKの正面だったりうまくミートできずにセーブされたり…。こう書くとほんとに1点取れればもうけものって感じですよね。西条八十の詩に「歌を忘れたカナリア」というのがありますが、点の取り方を忘れちゃったのでしょうか。いや、別に忘れたわけではないですよね。ヘタなだけで。歌でいえばジャイアン。関係ないですけど、ジャイアンの歌を「ボエー」という擬音で表現した藤子・F・不二雄先生はやはり天才だと思います。

 その他に特筆すべきことは何もない、本当に何もない試合でした。おまけに新潟戦では「札幌で最も怪我をしてはいけない選手」である河合竜二主将が右膝を痛めて負傷交代。後日の診断結果は右膝の内側側副靱帯損傷、全治は6週間という重いものでした。もともと膝を痛めていたのをだましだまし来ていたはずなので、来るべき時が来てしまったのかもしれませんが…。近藤祐介も先日また膝の水を抜いて全治3週間とのことですので、これで「スタメンクラスで怪我で欠場したことのない選手」ってジェイドノースくらいですね。

 そんなわけで気づけば「次こそ勝てるだろう」と思いつつ、結局勝った試合は1試合だけ。引き分けも実はあの開幕戦だけで、それ以来ひとつもないという成績でした。星取り表で表せば

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 まっくろくろすけ、出てきまくってますね。誰ですか呼んだの。困るじゃないですか。

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