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2013年1月 アーカイブ

2013年1月 7日

新年

 あけてました。

 昨年の末に、公式サイト上で契約を更新した選手の一覧が発表されていました。それによれば新加入の選手を含む25人が契約の合意に達しています。一覧に名前のないGKイホスンやMF宮澤裕樹、MF古田寛幸、MF岡本賢明、DF日高拓磨の5選手についても、報道によれば残留は確定しているようです(日高は先日本人のブログ上で契約合意を発表済)。まぁ過去にはこうなってからいなくなった人もいますから、シーズンが始まるまでは油断は出来ない…と思ったらシーズン開始を告げるキックオフイベントが終わってからいなくなった選手もいますから、キャンプに入るまでは油断は出来ない…と思ったらキャンプが始まった途端にいなくなった選手もいますから、泣いてもいいですか。
 あとすっかり忘れていましたけどMF上里一将も復帰するらしいので、これで合計31名でシーズンスタートとなりそうです。半数以上が平成生まれということで、状況としては2004年を彷彿させますが、その当時はゼロだった助っ人(外国籍選手としては徐暁飛がいましたが)も今年はフルに枠を使っていますし、河合さんが残ってくれたのは大きいですね。2004年の時はあまり積極的にチームを引っ張るタイプのベテランがいませんでしたから。結局砂さんが1人でピッチ内外でのお守り役を負い込む羽目になってましたもんね。砂さんもそういうタイプではないのに。

 あと監督以外のコーチングスタッフについても正式に合意が発表されています。古邊考功フィジカルコーチと赤池保幸GKコーチは留任、新任コーチとして名塚善寛氏と北原次郎氏が就任となります。名塚さんについては皆さんもご存じかと思いますので経歴は省略しますが、北原コーチは札幌出身、札幌光星高校から筑波大学に進学し、2005年から2010年までジュビロ磐田の強化・分析スタッフを務めていました。2011年は清水エスパルス、2012年はジェフユナイテッド市原・千葉のコーチとして活躍しています。退団した沖田コーチの後任として分析担当などを行うものと思われます。
 そんな感じで、コーチングスタッフも古邊コーチを除く全員が元選手か地元出身となりました。おまけにかつて主将として活躍した野々村芳和氏も3月には正式に社長に就任する見込みですし、選手もすっかり道産子ばかりになりましたし、ずいぶんとドメスティックなチームになりましたね。これがコンサドーレ札幌の「再生」ということなのであれば、これこそが「ドメスティック・ルネッサンス」といってもいいと思います。

2013年1月16日

揃った

 昨日、年明け2度目(通算3度目の)契約更新者の発表があり、前回の更新でもただ1人名前のなかったMF古田寛幸の名前と、報道通り3シーズンぶりの札幌復帰が発表されたMF上里一将の名前が記載されました。古田はデンマークリーグへの挑戦も視野に入れていたそうですが、トライアウトを受ける先のブロンビーだかブレンビーだかかれんビーだかいうチームとの日程調整が難航し、最終的に札幌残留となったようです。まぁ正直言ってそんな程度の扱いなら、仮に移籍できたとしても干されるだけでしょうから、良かったんじゃないですかね。
 そんなわけで、新加入を含めて合計31名。当初は20人台という話もありましたから、これは御の字でしょう。人数が多ければいいってもんでもないですけど、紅白戦のことを考えればせめて2チーム分(22人)の他に、ある程度の人数を保有しておきたいところ。シーズンが始まれば怪我人が出るのは避けられないですし、あとほら、代表とかあるじゃないですか。代表とか。呼ばれるじゃないですか。いっぱい。むしろ呼べ。
 まぁ去年みたいに「動ける選手のほうが少ない」みたいな事態もあるわけですけど、それは仕方ないですからね。基本的には各ポジションとも2人以上出来る選手がいるのですから、予算のことを考えればやはり上出来だと思います。やりくり上手な良妻ですね。三上さんが。エプロン着て。あなたお帰り。ご飯にする? お風呂にする? それともト・モ・キ?

 で、その三上部長なんですが、本日GM(ゼネラルマネージャー)に就任するという発表がありました。強化部だけでなく営業などを含めた現場全体を統括するポジションというわけです。それはいいのですが、空いた強化部の部長は誰が務めるんでしょうね。まさかS木T樹さんってことはないでしょうし、育成部から引っ張ってくるにしても、既に名塚さんがトップチームに行くことが決まっていますので、単純に人数不足ですよね。かといって外部から招聘することも考えにくいですから、先日の合意スタッフ発表で名前のなかった村田達哉氏あたりが新たに任務に就くことになるのでしょうか。まぁ明日の新聞で出てくるんじゃないかと思いますけど。

 そんなわけで着々と体制作りが進んでいる札幌。地味ながらも割とエポックでメイキングなトシになりそうな予感がしないでもないですね。

2013年1月22日

はじまった

 1月20日に恒例の必勝祈願が行われ、いよいよ2013年のチームが始動。21日から全体練習がスタート、本格的にシーズンインとなりました。例年であれば成人の日の前後に行われるキックオフイベントでチームが始動、一週間程度札幌でトレーニングをしたあとにグアムキャンプがスタートという流れですが、今季は緊縮財政のあおりを受けてグアムキャンプが取りやめとなり、その影響でチームのスケジュールも大幅に変更となっています。チームの始動も一週間ずれ、2月1日まで札幌でのトレーニングとなり、2月4日から熊本でのキャンプとなります。あとは例年通り、「宮の沢の雪が融けるまで」という終わりの見えないキャンプ生活が続きます。

 そのキャンプなんですが、今年も見学に行く予定です。まぁもうすでに恒例行事と言ってもいいくらいなんですが、このサイトを昔からご覧いただいている方は、このキャンプ見学に関わる顛末が毎年わりとドラマチックというか「何事もなく見学できたことが極端に少ない」ことはご存じかと思います。普段の行いが悪いと言ってしまえばそれまでなんですが。昔はいつ行われるかわからないテストマッチに当たったらラッキーみたいな雰囲気があったのですが、最近はテストマッチに当たってもあんまりラッキーじゃなかったりします。なぜかというと、「テストマッチの場所が熊本ではない」ことが多いので。最後に熊本でテストマッチを見たのって2008年の水前寺(水原三星戦)が最後かしら? 2009年もテストマッチには当たったけど鹿児島だったし、去年なんてもっとひどかったですからね。その辺の顛末は当時のエントリをご覧いただくとして、最近は「相手がいるなら出稽古に行く」というスタイルになってきているようです。
 で、今年は既に早い段階で新聞にテストマッチの日程が出ていました。それによれば、キャンプ入り直後の2月6日に行われる、俺たちの中山元気氏率いるレノファ山口との試合を皮切りに、10日、14日、16日、21日、24日という日程でテストマッチが組まれる模様です。毎週末どちらかにテストマッチが入っているということは、どの週で行ってもテストマッチは見られるということですが、それがどこで行われるかはわかりません。今のところ2月の最終週に行こうかなと思ってるのですけど、この時期になるともう熊本市内でキャンプをやっているチームはないでしょうし、地元のロアッソとは今年同じカテゴリですから、開幕直前にテストマッチをやる可能性は薄いでしょう。となると、鳥栖や大分といったJ1チームの「仕上げ」におつきあいするといった感じでしょうか。いずれにしても、熊本で行われる可能性は低いと思いますので、去年までの反省を生かしてギリギリまで動かないことにします。それはそれで動かないがためにいろいろありそうですけど…。正直サイコロの気分。

 まぁそんなわけでチームは始動、ケガがないように乗り切って欲しいわけですが、話はがらりと変わってそういえばハモンはどうなったのかなーと思ってちょっと調べてみたところ、ブラジルのRemoというチームに1月15日に移籍したようです。このRemoはパラナ州リーグ1部、全国リーグ4部のチームらしいのですが、ここで背番号10をもらっている模様です。もっとも、彼の加入を伝えるニュースでは、「若干体重オーバーでプレイするコンディションになるにはしばらくかかる」というようなことが書いてありました。まぁ相変わらずみたいですね。

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