あけてました。
昨年の末に、公式サイト上で契約を更新した選手の一覧が発表されていました。それによれば新加入の選手を含む25人が契約の合意に達しています。一覧に名前のないGKイホスンやMF宮澤裕樹、MF古田寛幸、MF岡本賢明、DF日高拓磨の5選手についても、報道によれば残留は確定しているようです(日高は先日本人のブログ上で契約合意を発表済)。まぁ過去にはこうなってからいなくなった人もいますから、シーズンが始まるまでは油断は出来ない…と思ったらシーズン開始を告げるキックオフイベントが終わってからいなくなった選手もいますから、キャンプに入るまでは油断は出来ない…と思ったらキャンプが始まった途端にいなくなった選手もいますから、泣いてもいいですか。
あとすっかり忘れていましたけどMF上里一将も復帰するらしいので、これで合計31名でシーズンスタートとなりそうです。半数以上が平成生まれということで、状況としては2004年を彷彿させますが、その当時はゼロだった助っ人(外国籍選手としては徐暁飛がいましたが)も今年はフルに枠を使っていますし、河合さんが残ってくれたのは大きいですね。2004年の時はあまり積極的にチームを引っ張るタイプのベテランがいませんでしたから。結局砂さんが1人でピッチ内外でのお守り役を負い込む羽目になってましたもんね。砂さんもそういうタイプではないのに。
あと監督以外のコーチングスタッフについても正式に合意が発表されています。古邊考功フィジカルコーチと赤池保幸GKコーチは留任、新任コーチとして名塚善寛氏と北原次郎氏が就任となります。名塚さんについては皆さんもご存じかと思いますので経歴は省略しますが、北原コーチは札幌出身、札幌光星高校から筑波大学に進学し、2005年から2010年までジュビロ磐田の強化・分析スタッフを務めていました。2011年は清水エスパルス、2012年はジェフユナイテッド市原・千葉のコーチとして活躍しています。退団した沖田コーチの後任として分析担当などを行うものと思われます。
そんな感じで、コーチングスタッフも古邊コーチを除く全員が元選手か地元出身となりました。おまけにかつて主将として活躍した野々村芳和氏も3月には正式に社長に就任する見込みですし、選手もすっかり道産子ばかりになりましたし、ずいぶんとドメスティックなチームになりましたね。これがコンサドーレ札幌の「再生」ということなのであれば、これこそが「ドメスティック・ルネッサンス」といってもいいと思います。