というわけであけましておめでとうございます。元旦から更新というのも何だかなぁという気もしないでもないんですけど、まぁ世の中は2001年・21世紀なわけです。我々の小さい頃は2001年とか21世紀なんて、「2001年宇宙の旅」なんかもそうでしたけど、人類が普通に宇宙に行ったり車とかお江戸が空を飛んだりすっかりSFな世の中だと思われていましたよね。ところがどうですか。実際21世紀になってみりゃ、車も空飛ばねぇどころか飛行機だって地を這わないし、除夜の鐘だって小さい頃は256発打ち込むと破壊できるなんて言われていましたけど、今年も108発しか打たないし全然いつもと変わんないじゃないですか。みんな騙されてるんじゃないかと思います。

　そんなわけで21世紀になったからってなにが変わるわけでもないと言うことを改めて思い知ったオレですけど、どうやら「助っ人と畳は新しいほうがいい」がモットーの川崎に買われていったエメ以外、森や健作、洋平の完全移籍にも成功させて主力を全員残すことに成功した札幌は、とりあえず最悪の結果だけは免れましたね。札幌のチーム情勢を考えればよくやっているほうだと思います。あと数人オモシロ人間がいれば魅力的なチームになりますね（オレにとって）。

　あと新年早々リンク件追加です。J2全般の遅報J2と、名塚キャプテン応援サイトのCENTER BACK!!です。

　「2億5千万円は集まった！　初の単年度黒字も計上した！　洋平と森と健作の完全移籍に成功し、播戸や優津樹のレンタル延長にも成功した！　ビジュもミールも残って、昨季の主力は全員残留した！　しかしエメは去った！！　なぜだ！」

　「坊やだからさ。」

　コーチ陣の中で唯一契約書にサインをしていなかったGKコーチ・ディドが、オランダのチームから好条件のオファーを受けているらしいことが判明しました。家族の反対もあって本人はまだ迷っているようですが、国内の他チームへの移籍も示唆するような発言もしているようです。
　ファンデルサル、ヘスプ、デフーイなど名GKの生産国として有名なオランダからのオファーとなれば、名もないヌードモデルからミニスカポリスを経てスーパー競馬の司会にまで出世したさとう珠緒と肩を並べるくらいの栄転となるわけですけど、我々札幌サポーターからしてみれば冗談ではありません。どんなに出世しようとも頑なに「さとう珠緒ポリスが好きだった」という人もたくさんいるわけでして、もちろん本人の意思は尊重したいと思う反面、オレも「札幌のディド」じゃないとイヤ！　なんて思っているわけです（ミニスカポリスを放映してない地域にお住まいの方々ごめんなさい）。
　「有能なスカウト・コーチは優秀な選手10人より価値がある」と言われるこの世界で、選手のスカウトにおいてススキノくらいしかアピールポイントのない我がチーム、ていうかススキノに釣られて来るようなヤツがいたらそれはそれでどうかと思いますけど、優秀なコーチは女房を質に入れてでも引き留めなければいけないと思うのですけどいかがでしょう。マジで冗談こいてる場合じゃありません。是が非でも彼を引き留めるために息子のマイクくんを人質にとるというナイスな方法を思いつきましたがそれはさすがに人としてマズイので、女子生徒にセクハラをするスケベ教授のように「言う通りにしないのならクビだと脅す」というゴキゲンな方法を思いつきましたが、よく考えてみたら全然意味がないことに気づきました。

　新年明けていよいよ活性化してきたストーブリーグ、ようやくと言いますかなんと言いますか、主にオレだけを震撼させていた俺王様の獲得（言うまでもなくレンタル）がついにクラブから正式発表されました。もう笑いが止まりません。これで俺王子がいなくても大丈夫です。カウンターサッカーに合わない？　俺王子に比べてスピードがない？　そんなことは些細な問題です。シャア専用ズゴックがゴッグに変わっただけの話です（え？）。
　また、ほとんどの札幌サポーターの心配の種だったディドコーチの残留も正式発表されました。まずはほっと一安心といったところですが、それにしても貧乏弱小田舎チームのサポーターやってる限り、こうやって毎年戦々恐々としないといけないんでしょうねぇ。カネもいらなきゃ女もいらぬ、あたしゃもうちょっと背が欲しいといった心境です。全然違いますけど。

　さて、そんな補強戦線でごく一部の札幌サポーターをびっくりさせたのが、天皇杯1回戦で札幌と対戦した群馬FCフォルトナのGK・シュナイダー潤之介のサガン鳥栖移籍（情報提供：はいしすさん）。名前と顔のインパクトはともかくキック以外はいいGKだと思っていましたが、JFLなどを経由せずにいきなり2部入りするとは思いませんでした。ジャニーズJr.がグループ組まずにいきなりピンでデビューするようなもんですよ。もちろん札幌サポーターやフォルトナファンの方々以外にはあんた誰？って感じでしょうけど。
　とりあえず川崎に行った俺王子、大宮入りするデリーバルデス（マラガにいる弟ではない）、横浜FCに入団したステルスディフェンダー小松崎に加えて潤之介が鳥栖移籍となると、札幌サポーターは来年も2部から目が離せませんヨ！

　2部落ちする京都からの移籍を志願し、札幌がオファーを出していたと言われる元ユース代表MF遠藤保仁選手でしたが、結局ガンバ大阪へ完全移籍することがほぼ決定となりました。公式・非公式含め10クラブが参加したという壮絶な遠藤オークションの結果、移籍金は推定1億2千万円という額にまで跳ね上がったという話です。なるほど、そんな額じゃ札幌の出る幕はないわな。
　といいますか、札幌が遠藤獲得に動いているという報道が出てからしばらくぷっつりと音沙汰がなくなったところから察するに、札幌は相当早い段階から獲得を断念していたんじゃないかと思われます。まぁ、ビジュも残留が決定して、かつ同ポジションの新人・今野（東北高校）が予想以上にいい選手みたいなので、無理をしてまで遠藤を獲得する理由がなくなったんでしょう。マドンナな先輩を狙って仲のいい女子に相談していたら、いつのまにかその女子を好きになってしまったっていう「BOYS BE...」とか「サラダデイズ」のパターンですね。いや知りませんけど。

　ところで俺王獲得にすっかり心を奪われておりましたが、現時点でチームからの正式発表があった新人を除く新加入選手を列挙しますと、俺王様、以上。一応、柏の森川など数人の獲得が噂に上ってはいるんですが、それでも神戸や柏など他のチームに比べればいまいち地味感の否めない札幌の補強動向。あっと驚くような獲得発表を期待したいですねぇ。いやもちろんオモシロ人間の（平野とか）。

　サッカー界もオフシーズンということで、現在Jリーガーたちはケガを治したり体をゆっくり休めたり自主トレーニングに励んだりハッとしたりグッときたりしているわけですけど、その中で最もマスコミの注目を浴びているのが、現在沖縄で行われている天下一武闘会…じゃなくて合同自主トレーニングです。
　なんで注目を集めているかと言えば、つまりは横浜の中村俊輔、川口能活、松田直樹、ヴェルディに移籍した小倉隆史という人気選手が参加しているからなんですけど、そんなわけですからマスコミ各社も取材陣（別名・俊輔のドラムホルダー）を送り込んでいる模様で、各紙とも俊輔らのどうでもいいコメントに紙面を割いています。

　さてこの合同自主トレには、実はウチの大森健作もひっそりと参加していたりするんですけど、さすがにそれだけの取材陣がいるおかげといいましょうか、健作についてはいっさい触れられていません。ローカルチーム所属ゆえの宿命なのでしょうけど、彼が実はワールドユースのメンバーだったことすら忘れられているのは、なんといいますか小松崎の後継？　などと思ってしまったりもします。

　今季札幌に俺王国を建国する俺王様ことウィルが、本日ついに札幌入りし正式契約を行いました。大分時代は「親戚の不幸」という理由で来日が遅れ、やっと来たと思ったらなぜか肥えていたという前科があるだけに、「ホントに21日の新入団選手発表に間に合うのか？」と札幌サポーターをやきもきさせていた俺王様ですが、そんな心配なんてどこ吹く風と言った感じで来札、どうやら一刻も早く北海道の旨いものを喰いたかった模様です。
　さていよいよ札幌に降臨した俺王様、さぞかし暗黒オーラをぶっ放しながらの即位かと思いきや、地元のスポォツ新聞によると「帽子を後ろ向きにかぶり、ラフな服装で、ＭＦアウミールとともに姿を現したウィルは、笑顔を振りまいた。試合中ラフプレーで暴れるという印象はまったく感じられなかった」とのこと。地元メディアに語った「優等生になる」との公約は本当だったのか？　と思わせる俺王様の立振舞ですが、すでにミールさんを手下に従えているあたり、やはり支配する気は満々のようです。

　ところで、この日契約書にサインをしに来て俺王様と遭遇した野々村が、「奴が暴れたらオレが止めます」とコメントしたそうです。いくらノノでもナメック星人（ビジュ）と俺王様を同時に面倒を見るのはつらいんじゃないかと思いますが、この日札幌は大分から瀬戸春樹の獲得（レンタル）を発表。生け贄も一緒に引っ張ってくるあたり、札幌のフロントもなかなかやり手ですね。

　21日、今季札幌に入団する選手の入団会見が行われました。この会見で皆の視線を釘付けにしたのがもちろん俺王ウィル。往年のザ・デストロイヤーを彷彿させる笑顔を振りまきながら高らかに優勝宣言をおかましになった俺王様の姿に、早くも俺王崇拝を始めた地元のサポーターやマスコミも多いようです（誇張）。
　さてこれで今季の札幌の体制がほぼ固まったわけなんですけど、地元スポォツ新聞によれば「あと1人の入団を予定している」とのこと。だとすれば今度は果たしてその「1人」とはいったい誰なのか？　ということになりますが、大分の片野坂の移籍はなくなったようですので、考えられるのはオモシロ人間（平野）か、もしくは昨シーズンは高木が担っていたターゲットマンとしての役割、いわゆる「節分の鬼役」の出来る上背のある選手ということになるのではないでしょうか。というわけで、条件に該当するフリーの選手を挙げてみました。

　・駒田徳広
　・曙太郎
　・大林素子
　・和田アキ子

　…まぁ、誰が来ても高木以上には活躍以下自粛。

　ところでこちらから背景バトルを申し込まれているようなんですけど、柏レイソルとのバトルなんて、旧ザクでシャア専用ゲルググに挑むようなもんで、なんだか勝てそうな気がしません。方式が獲得カード数による勝負とかなら何とかなりそうな気もしないでもないんですけどねぇ。

　加えてリンク更新、AGRESSIVOです。かなり濃いいOSCみたいですね。

　前回の更新で札幌が「あと1人の入団を予定している」と書きましたが、その「1人」とはオレが予想していたオモシロ人間ではなく、湘南ベルマーレの和波智広選手であることが本日チームから正式発表されました。湘南時代は「韋駄天和波」として活躍し、昨シーズンも湘南で一番危険な選手（俺王様とは違った意味で）だと思っていたのでなるほどうなずける補強ですが、驚いたのが例によっての「1年間のお試し期間付き」ではなく、完全移籍での獲得ということ。まさか名前がちょっと似てるもんだからA代表の10番と間違って獲得したとかそういうわけではないと思いますけど。
　ところで、昨シーズン始めにJリーグが「Join.J」と称してリーグのアピールをしておりましたが、このPRに湘南の顔として出ていたのがこの和波です。で、他のJ2チームの「顔」は札幌が村主博正、鳥栖は高嵜理貴、山形が真下佐登史、大分は小山健二、浦和が城定信二…。あら、もうみんな移籍してたり試合に出てなかったり。そんなんで「俺を見に来い」なんて言われてもなぁ。いねぇし。
　そういえば、今年のPRはトルシエを起用するという話も伝わってきてますね。どういうものになるかはわかりませんけど、リーグのPRに代表監督っていかがなもんなんでしょう。何となく学校祭のPRに校長先生を起用するようで違和感があるんですけど。どうせなら「Jリーグの山本スーザン久美子」ことシュナイダー潤之介大抜擢！　くらいの意気込みを見せて欲しいものです。

　ということで、チーム紹介に2001年メンバーをアップしてみました。

　今年6月にアルゼンチンでワールドユースが開催されますが、この大会に向けたU-20代表候補の合宿が2月中旬に予定されているそうです。この合宿にはおなじみの山瀬＆藤ヶ谷のアジアユースコンビに加え、今季東北高校からコンサドーレ札幌に入団したゴンザレスこと今野泰幸が呼ばれることが内定した模様です。さらにA代表の代表候補合宿にはGK佐藤洋平が選出されました。
　まぁ当然だろう、と言いたいところなんですが、両代表とも特に近い時期に試合が控えているわけでもなく(※)、U-20のほうはあくまで合宿第1弾、A代表は総勢45人でしかも中田・西澤抜きという味噌も糞も一緒な合宿で、代表が身近になったのかなってないのかなんだかよくわかりません。
　さて、ペイジ開設当初から4ヶ月以上も工事中のままほったらかしにしていた虹と雪のテキストですが、オフシーズン企画としてようやく「ハッブルの法則が示す札幌の道」をアップしました。「江藤くんが何の絵を描いているのか分からなくて困っている」という方にオススメです。

　それとリンク2件追加、きたのくにから哀を込めてとConsadole Grooveです。ともに札幌系。

　(※)…ユースのほうは香港でのトーナメントがありました。忘れてました。

　今シーズンのJリーグディビジョン1の日程が、本日Jリーグから正式発表されました。岡ちゃん率いるコンサドーレ札幌の開幕戦、つまり俺王デビューの日付は3月10日。長居スタジアムでのセレッソ大阪戦になります。とりあえず札幌サポーターとしては次節の高知（一応ホームゲームらしい）遠征を考えたのですが、一刻も早く生俺王様を堪能したいし、何より第2節に俺王様が出られる保証は何もないため、遠征は長居に決定となりました。だからといって誰も高知に行かないとは言ってないんですけど（行くのか？）。
　あと、現在俺王様のゲート旗作成を検討中です。

　しかしまぁ今季の日程って、実は今回の発表前からすでにインターネット上で噂になっていました。で、その噂を発表された日程と照らし合わせてみましたけど、まぁ噂を信じちゃいけないよとか噂はあくまで噂ですってことで、この日程情報って完っ璧に漏れていたんですね。totoも始まるってのにそんなことでいいんでしょうかね？　かなりの額のおカネが飛び交う以上、割と些細なことでも問題になりそうな気もしないでもないんですけど。
　とりあえず、どっかの総理大臣みたいに川淵チェアマンが失言して問題になったり、荒井義行大先生がtotoに負けたことでサッカーダイジェストのコラムに私的な怒りをぶつけて問題になったり、ラモスが「何でドーハ組がtoto買えないの～！　信じられないよ～！」とお門違いな怒りを振りまいて問題になったり、セルジオ越後さんのギャグで38人が凍死して問題になったりしまいかと、本気で期待心配してしまいます。

　来る新シーズンへの戦いに向けて、チームは昨日キャンプ地であるオーストラリアへ向けて出発しました。クソ暑いオーストラリアでフィジカルトレーニングなどみっちり練習を積む予定らしいです。道新スポォツでは俺王様のコメントが紹介されており、それによると「体重制限を気にするＦＷウィルは『厳しい練習になるだろうな』とぼやいていた。」とのことです。
　しかしまぁ、このコメントはおそらくポルトガル語で通訳を介していると思うんですけど、普通日本語でコメントとして紹介するなら「～だろうね」とか「～だろう」といった感じになるはずなのに、この記事では完全に俺王口調なのが、なんというかオモロすぎです。道新スポォツといえばウィル入団時に紹介した記事の中で、堂々と「ニックネーム：俺王」と書いたステキ新聞でして、どうやら北海道も着々と俺色に染まりつつあるようですね。

　ところで、札幌は冬期には雪で練習が出来ません。なので、毎年チーム始動から開幕まで2ヶ月くらいオーストラリアや高知などのキャンプ地を転々としているわけなんですが、岡ちゃんはスポーツナビのトークショーやサッカーダイジェストのインタビューで、このことについて「2ヶ月もキャンプをやっているとみんな変になってきて、何か訳の分からないことを言ったり、けんかが始まったりということがある」と言っておりました。こういった現象については、「第347回おすぎとピーコを男にする会」にて富田林茂造・練馬畜産大学教授が発表した論文「ヤルタ会談におけるポツダム宣言採択に果たした三遊亭圓楽の役割」でも指摘されていますが、つまり「2ヶ月も軟禁すりゃ誰だってテンパる」ってことです。そういう苦労も割とあるんですね。
　なお、普段から審判相手にケンカを始める選手（＝俺王）とか、普段から訳の分からないことを言っている選手（＝ビジュ）がどうなるのかは不明です。