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2002年1月 7日

闘将来道

 岡ちゃんの後任監督として就任が内定していながらもライセンスの関係で発表が遅れていた柱谷哲二氏ですが、年も明けてようやく監督就任内定が発表されたそうです。明日8日に記者会見が行われ正式発表となるとスポォツ報知のWebサイトに載っておりました。
 ご存知の通り柱谷氏は母校である国士舘大学のコーチを務めていましたが、Jチームの監督としては札幌が最初となる新人監督。たとえるなら購読誌が「めばえ」から「小学一年生」にアップした程度ということになるかと思いますが、まぁ大枚はたいて他のチームから実績のある監督を引き抜けるほどの体力のあるチームじゃないし、海外に太いパイプがないから外国の監督を騙して拉致してくるのも難しいでしょうし、かといって並の神経を持った監督ならば普通は「屏風の虎を捕まえろなんてムリです」となるでしょうから、必然的に哲二さんや岡ちゃんのように監督としてのキャリアの浅い人物となるのも仕方ないかなという気もします。
 新監督の抱負などはその記者会見でいろいろと聞けると思いますが、採用システムやコンセプトなどはさておいて、何はともあれオレにとっては「ジャージを着てくれるかどうか」が最大の注目点です。
 ところで、この記事にはいくつか気になったことがあるのですが、その最大のものが見出し文にあった「磐田の奥大介獲得に乗り出すことが明らかになった」というもの。確かに磐田での起用法に不満を持ち移籍を希望していたのは有名な話ですが、常勝・磐田所属の代表クラスの選手だけに、移籍を希望しているとはいっても札幌にはまるで無関係な話だと思っていましたから、札幌がらみの記事で「奥」の名を目にするとは思いませんでした。ただ、本文のほうでは「『中盤のドリブラーがどうしても欲しい』と札幌の関係者。そこでターゲットを日本代表MFの奥に絞って交渉を開始する可能性が出てきたというものでした。

 どうやら冷やかしみたいです。

 しかも「ネックは移籍金で3200万円(推定)の年俸から移籍金は約2億円になると見られている。金銭面がクリアできればすんなり移籍が実現しそうな勢いだとか書いてるし。まぁ2億っつうのは満額での金額でしょうから実際にはそこまではいかないとは思いますけど、少なくとも億以下にはならないでしょう。そんな大金をさくっと払えるくらいならそもそも俺王様は横浜に行ってないでしょうし、レンタルだとしても3200万なんて年俸をすんなり出せるくらいなら洋平はあんなにゴネてないと思うんですけど。

 まぁ、切れ味鋭いドリブルのみならず正確なプレイスキックも持ち、なおかつ運動量もある選手ですから、もし加入するのであれば大きな戦力になることは間違いありませんけどね。サンケイスポォツによると正式なオファーは届いてないようですが、奥が2000万程度の年俸で我慢して、かつ磐田が最大限の譲歩でもしない限りは実現の可能性はかなり低いと思います。中盤のドリブラーを欲しがってるというのなら、前園さんにオファーというオチのほうが現実味があったんですけどね。

 あと虹と雪のテキストト更新、アウェイ会場で時たま配布されている「Consadole Welcome Program」に書いたアウェイ最終戦の原稿です。フリーペーパー原稿はこれで終わりです。

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